文月の十二 / 初めての美容室
●7月某日: 午前中勉強して、近くのカレー屋さんでひとりランチ。今日が1学期最後の給食。明日からに向けての、気合い注入!とばかりにスパイス摂取。
奥田知志さんの『「助けて」と言える国へ』を持って行って、読み終わったんだけど、最後のほうかなり何度も泣きそうになってしまった。
夏休み間近でテンション高いサク。今日は「きょうで きゅうしょくさいご!」と出発し、帰ってくると「おかわりした!」と最後の給食を満喫したもよう。「あしたはきょうかしょいらん! はしもいらん! ふでばこだけ!」とすごく喜んでいる。
夕方、どんぐり文庫へ。語り聞かせは『なまくらトック』ほんと面白いよねw サクもギャーッて息をのんでいた。7月生まれの彼はお話のろうそくを吹き消す役目も。夜ごはんは、広島風お好み焼き(ボンラパスでゲット)、かぼちゃのグリル、きゅうり。夫は2日連続で飲み会。今日もサクを寝かせてから夜勉。
●7月某日: ついに終業式。1学期、1日も休まず学校に行ったサク、超えらい。別に皆勤至上主義なんかじゃ全然ない私だが、だからこそ休まず行けたってことが驚きだ。ま、でも、まだまだ始まったばかりだね。サクの長い長い学校生活。本人は「きょう、きょうかしょが1こもない~! かるい~! ひるでかえれる~! あしたからずっとやすみ~!」とテンション高く登校していった。学校が楽しくて楽しくてたまらなくて行ってるわけじゃないんだよねw
サクが帰ってくるまで勉強。
引き続き、試験勉強。詰め込み体質というものは治りません。
カーネーションの善作さんを思い出しながら、「勉強べんきょうまた勉強、勉強に次ぐ勉強・・・」と唱える。私にとって、小林薫の最高傑作の一人だよなあ善作さんは
午後はサクと一緒に美容室。先に本屋に寄って、待ち時間&施術中の読み物に『りんごかもしれない』を買ってやった。ヨシタケエイスケの絵本ほんとうに面白い。2人ともカットしてもらって、私の方があとに終わって店を出てからサクが
「かみをあらってもらってない」
と言う。シャンプーしてほしかったらしい。「え・・・戻って頼んでみる?」「うん」 そんなにしてほしかったのか~! してもらった。よかったね。夜ごはんは、かぼちゃとピーマンとひき肉のカレー炒め、ナスの揚げ浸し薬味たっぷり、オクラ、トマト。夏の食卓。ビール、久しぶりのワイン。美味しかったー。