神無月の八 / 香川照之の「昆虫すごいぞ」

●10月某日: 運動会の代休その2。幼稚園の友だちが遊びに来た。約束の時間の5分前に、張り切って近くまで迎えに行くサク。見る間に部屋に大きなプラレール路線が作られ、ブロックで作った2階建ての立派な駅や2階建ての自動販売機(笑)なども設置される。

昼は散歩がてらハンバーガーショップへ。秋晴れでとても気持ちの良い日。「おけしょうぐさ」をいじったり、マンホールなどを跳び越えたり鳥を指さしてあーだこーだ言ったり、幼児にとっては行程も遊びにあふれた世界で、幼稚園での「おさんぽ」もこんなふうに行ってるんだろうなあと思う。子どもたち+大人一人での外食って珍しいので興奮してた。帰りはうちのそばの道(車両進入禁止)で大人対子どもの本気リレー。本気なので何度やっても俺が勝つ! 午後はラジコンをしたり絵を描いたり・・・




この日は、「まるさんかくぞう」のあと、「あるあさ、ぼくは・・・」と「かぼちゃひこうせん ぷっくらこ」を読んだ。途中でちょっと集中力が切れる様子があっても擬音語とかふしをつけて読むようなところがあると戻ってきたりする。

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エッツの絵本は本当に大好き。私も大好きだし、モノクロでも、やはり子どもたちにも響くものがあるよう。読んだ後、「ぼく」の真似をして一緒にやぎの草はみをしたり、かえるになってぴょーんととんだり、豚の”いねむりぎょうずい”をしたり。

「かぼちゃひこうせんぷっくらこ」は随所で出てくる歌と、くまが「うみくま」になり「しろくま」になり、ついには「そらくま」になるところが楽しい。最後に「こんなくまいるのかな? いるとおもうからいるんだよ」というような哲学的なやりとりがあるのを、最初はすーっと聞き飛ばしてたサクが、家で何度か読み聞かされているうちに、ちょっと耳を澄ますようになった・・・気がする。わからんけど。どちらもどんぐり文庫で借りた絵本。

友だちのお母さんがお迎えがてらお茶していく。大人が赤ちゃん充しながらゆっくり話してる間、子どもたちは粘土合戦からシメのDVDに入り、帰るころにはやや目がトロンと。夜ごはんは、カツに玉ねぎやしめじの卵とじのせ、糸こんにゃくとちくわとブロッコリー。夫は飲み会。