『ごちそうさん』 ふくが来た! ・ アイスる力
◆ふくが来た!
ドラマでは描きにくい建築という職業を媒介に、予算も尺も限られる中で仕事の本質的なエッセンスを次々と描くよなあ、#ごちそうさん 。仕事に人柄が表れ、仕事が人を成長させること。人間関係や利害が対立したり、自分が未熟だったり、ままならない中でどう工夫し、理想と現実の折り合いつけていくか
#ごちそうさん 悠さんが歌うとこは全部名シーン
#ごちそうさん の稀有な特徴は、鉱山開発にしろ先の戦争にしろ「市民の責任」を俎上に上げているところ。「上が決めたこと」「庶民は巻き込まれた」という描き方になりがちなのに、「私たちが加担した」というスタンスを明確に打ち出している。
数々の失敗や勇気の上に、人の歴史は続いていく。とはいえ、そのために失われた命や幸福な子ども時代、青春時代は決して美談になんかならない。それが悲劇だからこそ立ち上がり続けなければならない。私たちにできるのは「困難から逃げないこと」それだけなのかなと思う #ごちそうさん 二度目視聴。
◆アイスる力
3日分の #ごちそうさん まとめて見て戦慄してる…! 仕事に忙殺される夫、子育てに追われる主婦。それぞれの疲弊と互いの無理解への苛立ち、それでも家族生活を維持しなきゃいけないがゆえの妥協。夫婦のしんどさに踏み込みながら、子どもたちは三者三様の造型とあたたかい眼差しで描いてる
仕事相手じゃなく可愛らしい実の子だって、理解できない・向き合うのがしんどいことあるよね。本放送時、イヤイヤ盛りの息子2歳と1日中一緒だったので、め以子と一緒に泣いてた。「子どもの相手する代わり俺の仕事やって」と言いたい気持ちも、それがどんなに刺さるかもわかって。 #ごちそうさん
「あの子、普通やない」にめ以子が追いつめられていくのも、そんな母親にふ久が追いつめられていくのもつらすぎて。それだけに、重力や浮力といった「見えない力」が、ふ久自身の持つ個性をも表し、ふ久の目を想像することで大人たちまで世界を新鮮で豊かな目で見られる帰結が泣ける #ごちそうさん
竹元教授の「おまえは本当に…ゲスだな」は今日の回だったかーw #ごちそうさん
イケメン俳優というわかりやすさにキャッキャして去ってしまうご婦人方と希子を待ち伏せする男のセット、事後報告を選択する悠太郎、「見えない力」のすばらしさが反転、人が盲目になる暗部を描く今日。なんたって室井の「おでんとかバカバカしくなっちゃって」がエグい #ごちそうさん