皐月の十二
●5月某日: あー。昨日はちょっと飲みすぎたかもしんない。ちょーっと、頭が痛いので、ゴロゴロ。ゆうべの映画がきっかけで『海街diary』の原作マンガの再読を始める。おもしろい・・・。サクと夫は福岡タワーに行った。おにぎりを持って行くついでに、夫が私にもおにぎりを作って行ってくれた。ありがたやー。昼前になんかすごい元気出てきて、家事雑事。
サクは元気に帰宅したが、タワーの近くのロボスクエアでロボット(ドクターペッパーとかがいて、触れる)をめちゃめちゃ怖がっていたらしい。
夫「サク、すげーびびってた」
サク「びびるって、なんだ?」
夫「こわがるってことだよ」
サク「うん、びびってた」
(笑)。そんな彼の最近の一番のお気に入りは「トムとジェリー」のアニメ。友だちの家でDVDを見て楽しかったらしく、ゲオで借りてきたのを家で見て、爆笑し、マネしてやってる。夜ごはんは、アジの塩焼き、味噌汁、大根おろし、小松菜、トマト。鉄腕ダッシュ、ダッシュ海岸+ダッシュ島(水路・三和土づくり)の2本立ててでおもしろい。そのあとはもちろん「真田丸」。
●5月某日: サク弁、ごはん、鶏ミンチの肉団子、ベーコン入り卵焼き、胸肉と玉ねぎカレー炒め、小松菜、チーズ。工事の関係による2週間の「自由登園期間」が終わり、今日からは正式な保育期間が再開。サク、「きょうから、RもKもみんなくる!」と張り切って登園。途中で仲良しの友だちと会い、はしゃいで一緒に歩いていたが、ふとしたことで(でもその子には大きなことだったんだよね)友だちの機嫌が悪くなって、園に着くまで戻らなかった(^^; うんうん、こういうのもいいなあって思う。なんというか。
元アイドルの女性が刺された事件で、こちらの記事の内容を思い出しました。”アメリカで私の子どもが年長クラスだったときに、こんな授業風景がありました。相手に「ハグしよう」って言われたときに、……続く URL
続き ”相手に「ハグしよう」って言われたときに、「自分がハグしたくなかったらしなくていいよ」と先生が言うんです。「今はハグしたくない」という人の「NO」の意志をリスペクトするべきだし、言われた方も「NO」と言われたからって傷つく必要はない、と教えるんですね。”
続き ”日本では子どもに「人に優しくしなさい」「親切にしなさい」と教えるけれど、「NO」と言うことを教えない。基本的には人の言うことは受け入れなさいという教育です。そこでその人の権利は潰されてしまっている。その意識は改善点があると” URL
人との関係では自分の好意が受け入れられないことがあること、でも、自分の好意が受け入れられないことは自分の尊厳の否定ではないことを子どもの頃から学ばないといけない。
RT 公園で子どもを遊ばせたりするとき、我が子のおもちゃを取る子とか、貸してほしがる子がいたら、親はほとんど「貸してあげなさいよ。○○ちゃん、どうぞ」ってやっちゃうんだよね。それこそ、1歳くらいのころからだから刷り込みだよね。逆に我が子が取ろうとしたら「だめよ」と言うんだけど。→
→その後、幼稚園(や、幼稚園教諭の経験がある人のところ)で遊ばせるようになると、自分が使っていたおもちゃを他の子に取られそうだったり、言葉で「かして」と言われても、先生たちは、貸すのをイヤがる子の「イヤ」という気持ちを尊重した対応をする。そうだよね!と思ってすごくうれしかった
子どもA「かして」子どもB「やだ」先生「そっか。Bちゃん今は貸したくないんだね。Aくん、Bちゃんね、今これ使ってるからダメだって。どうしよう。あっちのはどう?」子どもA「イヤだ、それがいい」先生「Aちゃんもこれがいいのね。Bちゃんどうする?」貸してあげるのを強要しない
いつでも何でも貸してあげるのが良い、仲間に入れてあげる・仲良くするのが良いと盲目的に教えないってすごくいいなと思ってる。それは利己的でOKってことじゃない。イヤなことはイヤって言えるのも大事だし、言われる経験も大事。そんなときどんなふうにコミュニケートするか、諦めて切り替えるか、
年齢が上がっていけば、あの手この手で自分たちで交渉したりする。「これ貸して。こっち貸してやるけん。こっちすごく楽しいよ」とか「ちょっと待って。これ終わったら貸すけん」とか。貸してあげたら喜ぶ経験。貸してもらってうれしい経験。今は絶対に貸したくない経験。いろんな経験が想像力を育てる
もちろん、そんなスムースに成長しないので、常にケンカとか悔しいとかあるし、この子なら言うこと聞いてくれる、この子は強い…みたいな感覚も徐々に出てくる。だから子どもに任せきりにせず大人がよく見て随時寄り添ってくれるのも大事。その辺が信頼できると幼稚園保育園って満足感高まるんだよね。
反対に、習い事的なものは、どうしてもお客様サービスというか、「みんな仲良く」「みんなで一緒に」「がんばろう」「貸してあげよう」「相手が泣いたら謝らせて解決」みたいな画一的な対応になりがちなところもあると思うので、そーゆーとこは幼児期にはむしろ避けたいなーと思ったり
結局、自分の気持ちを尊重されてこなかった子に、他人を尊重しなさいって言ってもかなり難しいんだと思う。尊重されるもされないも、子どもの頃にかなり沁みつくことなんだろうと思う・・・
子どもって(って、私の見える範囲だけど)トムとジェリー、おさるのジョージが大好き。あんなふうに、心のままに動きたい、やりたい放題したいんだろうなーって思う。もちろん現実ではジョージは無理だけど。だから泥遊び水遊び、走る上る飛び降りるって大事なんだろうなーと
降園後、サクの友だちが遊びに来たんだけど
さっき、息子5才が友だちと遊びながら「○○っていうはなしの しゅじんこうがね、・・・」と説明してたんだけど、主人公って概念と言葉、どうやって分かったのだ。
さっき、息子5才が友だちと遊びながら「○○っていうはなしの しゅじんこうがね、・・・」と説明してたんだけど、主人公って概念と言葉、どうやって分かったのだ。
さて、今、フジパンの商品についている点数シールを集めているサク。食パンは普段から本仕込みを買うこと多いんだけど、あとは対象商品がネオバターロール系しかなくてけっこう大変です。すると実家の母が3点、郵便で送ってくれた。サク、自分あての手紙が届き、しかも点数シールが入ってるのを見て歓喜。大急ぎで台紙に貼って、「はぁ・・・6てんになった・・・」とひとしきりうっとり&見せびらかしたあと、「あ、サクちゃんへ、って、てがみもはいってたよね」と取り上げたそばから、母が確かに全部ひらがなで書いてたとはいえ、すらすらと高速で音読したので驚いたw 夜ごはんは、焼きちゃんぽん、ひじき煮、みぶ菜&きゅうり。