霜月の七 / 乙女カメラ部 / 「夏目漱石の妻」最終回
●11月某日: 朝起きると、夫が発熱していた。が、大人なので昼間は一人でも大丈夫ということで、食べ物やらポカリスエットやらを捧げて、私とサクは予定通り、「福岡乙女カメラ部」の写真展に行くことに。ていうか、子どもがいない方が静かに休めるしね。
良いお天気、天神はたくさんの人。ギャラリーには先にちひろちゃん親子が来てた。子どもは、友だちがいるほうが絶対時間がもつよねーと思って前日にちひろちゃんを誘ってみといてよかった、ゆっくり見られました。企画展示「いつかの365days」は10年間のいろんなスナップが365枚! 部長ayakoさんの息子くんとは同じ幼稚園(サクの1つ上)なので、園での写真や友だちの写真もちょこちょこあって、サクも探すの楽しんでた。写真いいねえ。10年てすごいよね。
こちらにも書きましたよ。
http://lifeismine.me/archives/10087
で、昼ごはん食べて、無印やらお茶屋さんやらで買い物して、3時ごろ帰宅。夜ごはんは、豚とごぼうの柳川風・・・って卵でとじた鍋って感じのやつね。あと、きびなご揚げ。夫も食欲はあるようでよく食べてました。サクと「ブラタモリ」の録画見る。昼間、何かの流れでブラタモリが話に出てきたとき、「ぶらぶらして こんせきを ときあかすばんぐみだよな!」とサクが言った。
サクが寝てから、『夏目漱石の妻』最終回を見る。もう、すばらしくて、すばらしくてだな…!
「夏目漱石の妻」をまだ反芻してる。はー。私が夫婦モノに求めるエッセンスが詰まってたよ。
あんなハードな結婚生活イヤだって思うけど、どんな結婚生活にも根源にはあの種のハードな一面はあるんじゃないでしょうかね
池端脚本の強みは成就に至らない男女の仲も書けるし、男性社会のドラマも書けるし、近代の社会運動も書けるし、夫婦の業も書けるところなんだよね。「陸軍武官 小野寺夫婦」もやっぱり見たらよかったな。
ということで池端さん、もう一度、大河書こう。
●11月某日: 夫、熱が下がる。リハビリに近くに買い物に行くぐらいで、家でのんびり過ごす。『それでも、日本人は戦争を選んだ』ついに読み終わった。ちびちび読んだので3週間くらいかかったけど、本来、ぐいぐい読ませる本。想像以上にわかりやすくて、でも満足の深い本だった。おすすめです。
サクが唐揚げ屋を開店。「いらっしゃいませいらっしゃいませ、のんきからあげやですよー」って呑気を自称w 折り紙で作った色とりどりの唐揚げを、頼んだ個数、手作りのトングで紙袋(封筒)に入れてくれる。ごはんもつけてくれる(大中小がある)。客足が途絶えると、
「たいしょうがひとりでやってる のんきからあげやは だいこうひょう。まちのにんきものです」
と呼び込み。エア唐揚げめっちゃ食べた。ほんとの夜ごはんは、焼き鮭とか味噌汁とかマカロニサラダとか。真田丸45話「完封」。