1/5付 毎日新聞、山崎正和 「”単純化” 招く電子社会」 メモ他
1/5付 毎日新聞、山崎正和の寄稿「”単純化” 招く電子社会」メモ。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年1月7日
国民による直接投票(米国型の大統領選や国民投票含む)の欠点は、二者択一で行われること。共和党でも民主党でもない人が増えているのに、その受け皿がない。(続
承前)特に国民投票の場合、代案がない。EU離脱はしないが半分距離をおく、といった対抗策がとれない。議会政治なら代案ができるのだが。また、大統領制では、こじれると石もて追われることになりやすい。マルコスやニクソンやフジモリなど。自ら選んだという意識が反転すると激しい怒りになる
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年1月7日
直接投票の欠点を深刻にするのが電子情報化。アノニマス(匿名者)の集団の中で気勢を上げる。汚い言葉で本音を言う。また、過剰適応も働きやすい。ある集団の中で議論をすると必ず過激な方が勝つ。一種の無政府状態になる。それが政治の混乱と共鳴すると、ますますひどいことに。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年1月7日
対抗策。1.マスコミ。プロの気概をもて。2.司法。良心に従って動くと信頼されている。3.中央銀行。巨大な力をもつ。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年1月7日
いずれも国民の直接投票で選ばれておらず、プロに徹してポピュリズムの影響を免れるべき。何よりまずは議会。時間をかけてでも十分議論すべき。単純な結論を出してはいけない。
東京新聞:「不要な存在」になる不安 https://t.co/mG09dWD3PT 「依存先が少ない人々は暴力に巻き込まれやすいということです。被害者にも、加害者にもなる。」
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年1月6日