『とと姉ちゃん』 第8週 「常子、職業婦人になる」

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常子を見てると、調子に乗ろうが、遠回りだろうが一見ぶれてようが、何でもかんでも経験になるもんだよな、現実だってそうだよな、とつくづく思うんですけれど、 なーんでTLって小姑みたいなツイート多いんだろうな? 常子が大口開けてすき焼き頬張ってる画面を、わざわざキャプチャーしてお行儀の悪さを指摘するツイートを見て、小姑根性ここに極まれりと感心しちゃいました。しかも本編じゃなくて予告のショット。ヒマすぎる。いやそれほど憎悪が強いのか? 

日々の暮らしを大事にする暮しの手帖、それを作るヒロインが大口開けて物を食べるってことは、「日々の暮らしを大事にする≠お行儀よく暮らす」って意思の描写だと普通に解釈できると思うんですが、そのnotイコールが許せないのかな? 物語が戦中時期に向かっているのはあちらこちらの描写から明白。労働してお給料もらって美味しいものを食べるということ、無邪気に大口開けてそれができる尊さですよね。

とと生存時に比べて常子の行儀が悪化しているように見えるのは、「とと姉ちゃん」になったせいもあると思います。第2週の初日で、常子はいきなり寒めのギャグを飛ばす子になっていた。それは、自分が能天気に振る舞うことで、父を亡くした家を少しでも明るくしようとしてたから。あるでしょう? そういう空元気。「どうしたもんじゃろのう」もそれを象徴するオヤジくさーいフレーズじゃないですか(だから、とと生存時には出てこなかった)。何年も続けているうちに、擬態がすっかり板について、だいぶオヤジ入った常子ちゃんです。だけど実際はまだ若くて未熟で新社会人。アンバランスなんですよね。

そういうアンバランスがリアルだし魅力だなって思うんですけどガマンできない人もいるんでしょうね。朝ドラで無意識のうちに小姑根性を満足させてる人もいるんでしょう。TLってそういうもんなんだろうな、と思います。物語を見る時の小姑感覚の有無。その差異って、どこから生まれるんでしょう? ま、私は小姑TLを見て眉をしかめてるほうが性に合ってるな。

 

 

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