『リーガルハイ』最終話 追記

飲みながら書いてたら、古御門と羽生のやりとりについて、前半にしか触れてなかったので、いちお追記しとく。特に何の需要もないとは思うけどそれはいつもの話なのでw そして今日も飲みながら書いているww

クライマックスで羽生が古御門にぶつける言葉が、実は、強い古御門に酔って溜飲を下げてる私たち視聴者へのカウンターであるように、古御門が返す言葉もそうなんだよね。「自分も底辺の醜いゴミクズの一匹であることを自覚しろ」とか「独善的で人を見下して…」云々と、上から目線を徹底的に叩きのめされている羽生…を上から目線で見てる私たちへのカウンター。

鏡を突きつけ「いい顔になったじゃないか」からの「醜さを愛せ」、最高だったなー。あれも結局、「鏡を突きつけられてるのは誰なのか」っていうところに結びつくんじゃないかと。羽生を見下してる視聴者…上から目線で人のこと嗤ってるおまえはなんぼのもんじゃい、一転の曇りもない人間なのかい?っていう。前回の「民意」とも同じ文脈だよね。

まあこういう解釈って穿ちすぎで、かえってドラマの本質を見誤ってるのかもしんないけど、私は、ほんとに生理的に嫌いでしょうがないんだと思う、周囲の空気に乗って、安全なところから簡単に人を叩いたり、良識人ぶった正論でそれに加担したりするのが。芸能人でもスポーツ選手でも政治家、三面記事の当事者でも。