吉川晃司@スタジオパークからこんにちは

西南戦争の回の直前の放送だったので、どーせクライマックスシーンを映すんだろうなーと放送が終わるまで録画をとっておいた。正解。あと、心配なのは、どうにも会話スキルに疑問符のつくアナウンサーさんと、唯我独尊のイメージがある吉川との相性だったのだが・・・これは双方の歩み寄りで、なんとかかんとか乗り切ったという感じでした(笑)。

あんまりアナさんのこと悪く言いたくないんだよね。ご本人は手抜きしてるとか態度が悪いとかじゃなく、しごく一生懸命やってるのが伝わってくるし、そのうえで「あーあ」って結果なら、適材適所の問題であるような気もするし。Twitterなんかでも不評の声があるけど、それが本人の耳に届いているだろうことを思うと、なんだか気の毒にもなるんだよね〜仕事とはいえ、人事を受けて任についているのであって、芸能人ってわけでもないんだし。しかし一視聴者として虚心坦懐に見ていると、もにょるもんはもにょる(笑)。

って話はおいといて、いや〜いいわモニカww 私は、モニカがモニカだったころはまだ幼年で、モニカ世代ではないんだけど、この年になってモニカに好感をもつとはね!(と、やたらモニカモニカ書いてみましたw 楽しいww) 

2009年大河「天地人」に信長役で出演した際、飛び道具だとばかり思いきや(失礼)、インタビューで実は歴史に造詣があることを知り「へぇー」って思ったら、あれよあれよと言う間に藤沢映画に出るわ「るろうに剣心」に出るわ、そして「八重の桜」で堂々たる西郷どんを見せるわ、今は何とミュージカルで杉原千畝を主演しているというではないか(驚愕)。そのどれも、多数の史料をあたり、体をつくって、渾身でつとめている様子がうかがえる。

「満身創痍ですよ」「体はボロボロですよ」などという若干ウザい(失礼ww)自己アピールを華麗にスルーするアナさんにドキドキしつつ、やっぱり愚直なんだなーと感じ入る。

西郷さんを「徳のある人」「器が大きい。穴もあいてる(人間くさいところがある)けどとても大きな器なので容易に空にならない、龍馬や勝などが言うように、大きすぎる器は常人には見えづらいぐらい」と評し、杉原千畝について、「こういう人に触れさせてもらえることで、勇気や知恵をもらえる」と。震災復興についてすごく参加意識が強いのも印象的だった。「こんな役(杉原千畝、現在上演中の舞台は再演で、震災以前にもやっていたらしい)をやってるのに、何もしないのかと。仮面ライダーもやったのに、何もしないでいいのかと自分が自分に問うんですよ」。あれこれ熱く語っては、アナに称賛されると「いやいや全然」とか、「“いい人”になりたいわけじゃない」とか、しばしば照れ隠しのような笑顔を浮かべて言ったり、ツアー中の映像が出た後では「こうして客観的に見るとバカですよね」なんて言うのが、羞恥心を感じさせてまたまた良かった。

あと、19才のころのライブ映像ね。あれ、30代女が見ると、なんかもう、ほとんどエロ動画を見てるかのようにドギマギしたわwww 青かろうと何だろうと、若さの勢いって、いや、青臭いからこそいい!いい! ショタの気なんかないはずなのに、やたらツボってる自分がいてwwww

閑話休題。熱くて鬱陶しいとことか、気難しいとことかがあっても、「それでもこの人に」と他の畑からも声がかかるぐらいに、魅力的なとこがあるんだろうなあ。使いやすい若者でもないんだしね。どこかしら、人間としての誠実さ、まっとうさがなければ、仕事は続かないよなあ。と、大河の好印象が、さらに強化されたのでした。厚化粧で何が悪い!