弥生の九 / フィギュア世界選手権

●3月某日: カラオケ屋さんのパーティルームで育児サークルのお別れ会。役員さんたちに渡す花束を調達して行く。新幹線の洗礼を受けたばかりなので、西鉄ふぜいには見向きもしないかと思いきや、これまでどおりにホームで大はしゃぎするサクであった…ええ子や…。コロコロで動くテーブルや椅子はすべて隅っこにどかして、真ん中に広いスペースを作って持ち寄ったビニールシートを敷き、布テープで留める。「ここまでするならカラオケ来るなって感じよね」と自分たちで苦笑しながら準備。18人分のキッズランチと14人分の大人ランチをスムースに提供してもらえるかどうかが最大の気がかりだったのだが(下見に来た時は8組の親子のランチ提供に1時間半かかった…)、予約&念押し&メニュー選択などの双方の努力の甲斐あってか、パーフェクトだった! グループ対抗カラオケ大会、じゃんけん大会、3月のお誕生日会などこなし、今年度ラストの活動ということもあり、親が順番に一年間の感想など述べていくコーナーでは、紋切り型でなく非常に心情のこもった言葉が多く聞かれた。転勤で引っ越しを控えている方が涙ぐむ場面も。実際、親たちだけで営む自律的なサークルとしては質の高い活動を行っていながら、金銭的にも労力的にも負担は最小限で、妙な門閥もなく、気楽で懐の広い雰囲気には驚くべきものがあった。それもこれも役員さんたちの人徳あってのことだと思う。

夜、フィギュアワールド女子SP。浅田真央は3A認定されたものの、3Loがシングルに抜け、またスピンでもレベルの取りこぼしがあり、62点台の6位。まあ悲観すべき点数ではない。3位に66点台で村上佳菜子、2位には同じく66点台でコストナー。キムヨナが69点台で1位。彼女のジャンプの高い技術、キレのあるスケーティングは健在である。鈴木明子やカナダのオズモンドやアメリカのワグナー、ゴールド、ロシアのソトニコワ&トゥクタミシェワ、中国のジジュン・リーなど、50点台までにたくさんの選手がひしめいていて、まだまだわからない。

●3月某日: フジが夜に録画放送するまで情報を遮断して待つことのアホらしさに気付く。ライブストリーミング…はどこも重いようなのであきらめて、twitterとかスポナビのテキスト実況とかに貼りついて状況チェック。SPの点差を考えるとPチャンの優勝には驚かないが、テン君が鼻先にまで迫っていて大感動。ゆづが4位に入り、大輔さんが6位だったのにも驚いた。無良くんの8位は大健闘といえよう。表彰台のチャン、テン、ハビーが3人ともレストランのボーイさんみたいなコスチューム、というツイートに笑った。

ランニングシューズがぼろぼろになって足裏にダメージがきたので、新しいのをポチる。今までの子とは3,000kmくらい一緒に走ったんじゃないかと思う。ちょっと検索してみると、ふつうはだいたい1,000kmも走れば取り換えるべきだそうなんですが、市民ランナーの皆さん、そうしてますか? 

さて、夜は夫プレゼンツの天ぷら大会。玉ねぎ、シイタケ、かぼちゃ、ブロッコリー、そして一番のヒットは菜の花だった。春だわね〜。そのほかにも、カツオのたたき、目刺し、焼きそばと、すばらしい手際で整えられた食卓にお腹がはちきれる危機を迎える私なのだった…。