『リッチマン、プアウーマン』 第2話

なるほどー、すがすがしいほどのラブコメなんですね。日向と千尋とのラブを盛り上げるために、会社の規模は大きくかつ最先端であればあるほどよく、日向さんは車もバイクも(もちろんルンバも)何台も持ってて、かつ緑も目にさやかな逃げ込み寺もあるのだと…。生きざまとかメッセージとか何それ?感。すべてに「小道具」感。いいよ、いいですよ。すがすがしいよ。なんたって、主演の演技がきめ細やかで、ちょっとも目を離したくなくなる。大地真央すら引き立て役に回る価値のある主演、それが小栗様だー! どうぞ存分にツンツンし、怒鳴り、演説し、ぴっかぷかのダブルのスーツを着、そしてデレてください。だって、2話にしてあの盛大なデレ。これはもう、いろーんな小栗さんを、惜しまずケチらずじゃんじゃん見せていくよ〜!てことですよね?

あと、私がもともと、石原さんも相武さんも井浦さんも好きだからかも知れませんが、視聴者のストレスにもなかなか気を配ったドラマのような気がします。懸念された相武さんのキャラクター、わりとサバサバした気立てのいい女っぽいので、とりあえず最初からイライラさせられ通しってことはないかな、と。井浦さんは含みをもたせたいい人っぽくてこちらも楽しい。千尋を「何の」切り札にするつもりなのか?