長月の十一 / 読売テレビ開局55周年記念『お家さん』

●9月某日: 「軍師官兵衛展」@福岡市博物館へゆく。夫に車で送ってもらい、意気揚々と行く。このあたり(百道)で働く、私をよく知る友人が「ほい」とくれた招待券。感謝。どんなにリアルが充実しても、ひとりの時間(=オタ活の時間)がなければ満足できないのがオタクというものなのである。結果、すごーく満足した。なんか、体の隅々まで歴史でみたされて、深ーく呼吸をしたい感じ(わかってもらえなくて大丈夫です笑)。誕生のころから、時系列に沿って官兵衛の生涯をたどっていくような展示になっていたんだけど、こうしてみると、30才で信長に謁見してからの彼の人生は、本当に戦の連続だったのだな、と。だからこそ、関ヶ原の戦のあと、福岡での文雅の日々にたどりついたとき晩年の心境はいかばかりのものであったろうか、と。1年やってる大河ドラマの年末に、そういう感慨に至れそうにないなーとも思ったが(笑)。

私を降ろしたあと、遊んで帰る予定だった父子だが、サクが車酔いしたため、直帰したらしい。最近、ちょっとの距離ならふつうの座席に乗りたがるのを許していたが、やっぱりチャイルドシートでホールドしてもらったほうが良いようですな。13時前、私が帰宅するころには、とっても元気になっていた。昼ごはん(おそば)もモリモリ食べたらしい。私の分の盛り蕎麦、横には夫手作りのかき揚げが添えてあった。うまー。夕方、走る。6.5?。こちらへの記録は途絶えているが、週末にはだいたい走るようにしてます。夜ごはん。鶏の唐揚げ、お好み焼き(イカ玉)、カツオのたたき、サーモン刺し、空芯菜の炒め、トマト。by夫。すっげー豪華、そしてボリューミー! でも美味しいからすんごい食べちゃう。イカの火の通り具合が絶妙。

5月に放送された読売テレビ開局55周年記念ドラマ『お家さん』の録画をやっと見る。小栗旬がかっこよすぎる・・・! なんと歯切れの良い、小気味いい芝居をすることだろう。天海祐希は、細かい芝居はハッとするほどうまかったりするのに、すっごく大味なところもあって、まぁそれがこの人の味なんだろうなあ。なんといってもやはり華やかささがすごいし。生瀬勝久は、今でもこんな憎々しいだけの役をちゃんとやる。相武紗季はこのテの役が板についてきた。ドラマは、2時間半しかないものなので、かーなーりーどんどん進んでゆき、重厚な感動などはないのだが、裏を返せばテンポよく、ほどよく軽く、見やすい。