如月の十
●2月某日: サク、公園で遊ぶ姿も板についてきたなーと思う。いろんな新しい遊び方が日々生まれていく。帰りに寄ったいつものスーパー、レジの機械が変わっていた。「新しくなったんですね〜」とレジ係さんに言うと「今日からなんです。もうパニックで、自分が何をやっているかわかんなくて…」とお返事。その言葉を裏付けるかのように、今日は袋をもってません、と言ったのにレジ袋をつけてくれなかった…その分、すでにマイナス2円されて払っているので、「ください」と言いにくい…。しかたなく、うどん玉と納豆は財布を入れてきたチビバッグに突っ込み(当然はみ出ている)、ベビーカーの中のサクにペットボトルをもたせ、食パンは素手で持って帰った。夜、定時で帰ってきた夫にサクを託して飲みに行く。別れるとき号泣されてウグッとなったが、まあパパとの御留守番だからね。前職でお世話になっていた人と久しぶりの再会。途中ショッキングな話もあったが、基本的に楽しいおしゃべりで、当然のように飲みすぎた。私って、40はもちろんのこと、50になっても60になっても、酒を前にすると調子に乗ってるんだろうなーという気がする。や、まずはそのころまで肝臓がもってるかどーか、って話だな…。
●2月某日: 6時過ぎに目が覚める。むむむ、すごーく頭が痛いぞ。そして胸がむかむか…これは、典型的な二日酔いの症状だ。「最後に飲んだ焼酎のロックと、調子こいて帰宅後に飲んだ缶ビールがとどめをさしたな」なんて分析してみてももう遅い。ざっと見積もって、人生で120回目くらいの二日酔いだ。こういうときは積極的に酔いを飛ばそうと足掻いても無駄で、ただひたすらに己の不徳を恥じながら沈思黙考して酔いの神様が去っていくのを待つしかないとわかっています。とりあえず夫に「今日、休めない?」ともちかけて交渉成立させ(悪妻)、サクの朝食やおむつや外遊び、私の必要物資(例:ソルマック)その他の買い出し、帰宅後はサクのおむつや昼食等々を頼む(最悪)。体を縦にするのもつらいのでのびたままだが、時間だけはあるので読書が進みますよ。頭痛と吐き気に耐え、己の不徳を恥じつつも、本は読めるのだハハハ。そして一言も責められないどころかお粥も作ってもらったー。夜ごはんは胃に優しい水炊きにしてもらったー。そのころにはさすがに回復していたので、ばっくばく喰いました。ああ、こんな私にいつ天罰は下るのであろうか…。