『ラッキーセブン』 第4話

最後、逃亡中の瑛太を松潤がさらっと見つけたのはどういう能力によるものかって、そこはあれですよね、ラッキー探偵社にふさわしい「ラッキーをもってる男」だから、ってことですよね()。

このドラマを見続けている動機の80%が瑛太さんなので、彼がセンターをつとめる(ってAKBか)のは歓迎なんだけれど、ふーむ。瑛太=新田は主人公・松潤のバディ的存在であり、このドラマの二番手でもあるわけで、そういう登場人物の去就を問うような話を第4話にもってきて、しかも一話で完結させなかった必要性を、果たして今後、証明してくれるのだろうか? 直感的なモヤモヤをがんばって言語化してみましたがいかがであろーか。

だいたい、50分も使って、まだ完結しないような壮大な話だっただろうか?とも思う。てか、何を見ても『カーネーション』のクオリティと比べてしまう昨今、これはドラマファンとして、幸か不幸かどっちなんでしょうか。ユルさとか冗長さとかにすごく敏感になってる自分を感じる…。

あと、松嶋菜々子の演じる社長が謎。や、男とか父親とか出張とかのことは、放っておいてもそのうちドラマが語ってくれるんだろうが、ちょっとびっくりしたのは、今回のような事件が起きても、特に指導力を発揮しないこと。寿司とってやっただけかよ! 女ボスっていうから、天海さん@大沢絵里子とまではいかずとも、推理力とか統率力とか、探偵として抜きんでた何らかの能力をもっているんだろうと思っていたが、彼女は、美貌と資金力、それに似合わぬ気さくさのみで、社員の心を掴み続けているということであろーか。それはそれですごい。