甘酸っぱい恋の味

●5月16日(日)
朝から、夫と駅近くのスーパーまで行く。今日はポイントが5倍なのだ。「やっぱり最寄りのスーパーのほうが安いものが多いねえ」なんて言いながら見て回る。夫は私よりも価格や質に詳しいくらいで、かつ、鬱陶しいこだわりは見せないので、一緒に買い物をしていて気持ちが良い。「事情をよく知っているけど、鷹揚」というのはいちばんいいですね。もちろん、重いものは持ってくれますしね。

しばらく前、階下に住むおばちゃんに甘夏みかんをもらっていたのだが、数日前に、今度はその皮で作ったママレード・ジャムをもらった。そのおいしさに感動して、自分でも作ってみることにする。同じみかんの皮を使うわけなので、おんなじ味になっておかしくないんだけど、わたくし30年以上生きてきて、こういうことするのは初めてですよ。

だいたいのレシピはおばちゃんに聞いていたんだけど、メモをとっていたわけでもなく仔細があやふやなところもあったので、ネットでいくつかレシピを調べて作った。苦いという、皮の内側の白いところを剥いでいくのが手間なんだけど、そういう手間ひまをかけて作るのがおもしろさでもある。ことのほかおいしくできてすごく満足。

夕方、ひとりで西松屋に行って安いものをいろいろ買ってみる。帰りは3キロの道のりを歩く。所要時間40分。歩くのも遅くなったなー。まあしょうがないよね、今は。夜、チャイルドシートと抱っこひもをネットで注文。

夜ごはんは、うるめいわし、ほうれん草のしらす合え、トマト、みそ汁。そしてメインは、煮込みハンバーグです。筍やにんじんなどの野菜がたっぷりのソースごと、ジップロックで冷凍したものを夫の実家からもらって帰ってきていたのを、あっためるだけ。だけ、とかいってるけど、今日の食卓をととのえたのは、すべて夫です。