『素直になれなくて』第1回

北川悦吏子って時点で嫌な予感がしてたけど、予想をはるかに上回る(つまり下回る)出来だった。もう絶望的に古い。これ、2010年のドラマじゃない。完全に1990年代前半の世界。主要人物がそれぞれ超深刻な問題を抱えてたとしても「ラストフレンズ」はちゃんと2000年代のドラマになってた。

その違いを、簡潔に明確に書き表したいのだけどうまくいかない。うーん、視聴者に与えるストレス量の違いかなあ。'90年代のドラマって、設定にしろ展開にしろ、むやみやたらと全方向から負荷をかけてくるんだよね。そしてせりふが超わざとらしい。BGMがうるさい。やたらと挿入歌がかかったり。

ちなみに、会社で、私よりひとまわり以上年上の女性がこのドラマを絶賛していたんだけど、やっぱり、年代的に慣れ親しんだ感触だったんでしょうか・・・。

壮大なネタドラマとしてウォッチするにしたって耐え難い苦痛じゃないかと思うのでさっさと切りたいんだけど、こんなひどいドラマにあっても瑛太さんが輝いてるのだけが引っかかる。自然体に磨きがかかりまくっている! これまで見た中で最高に、瑛太さんにきゃーきゃーいってしまった。