『ほぼ日刊イトイ新聞の本』 (糸井重里)※再読

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

糸井さんのあまりのポジティブさかげんが、25才くらい(ちょうど、吉田修一にハマってた頃ね)の私にはどうにも受け容れることができなかったんだけど、不思議よねえ。今は、「ほぼ日刊イトイ新聞」サイトの、糸井さんに釣られて前向きな人たちがどんどん集まってくるあの感じが、とても心地よく、頼もしく思えたりするんだよね。

この本も、仕事や生活に疲れたり飽き飽きしたりしてる気持ちを、ひょいっと持ち上げてくれるような感じがする。それに、糸井さんて、あのサイトで見るよりも、やっぱりどこかすごく冷静に物事を見てる、クレバーな人なんだなって思う。