文月の八 / 6年生にブックトーク

●7月某日: 午前中、男女共同参画推進サポーター 新事業の説明会で市役所へ。1階の奥に職員さんたちが大勢集まっていて、奥の奥のほうで拍手も起きている。被災地へ派遣される職員さんたちの出発式だったらしい。

打ち合わせ。市が肝いりで制作した「ママのためのミニ防災ブック」よくできてると思う。私もまだまだ日ごろの防災意識が足りないと痛感。

いったん帰って、午後は今日も学校へ、連日の読み聞かせボランティアの活動。今日は6年生の教室に入って、読み聞かせとちょっとしたブックトークをしてみた。テーマは、『それまでの仲間と離れることもある』…って感じ?

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6年生にとっては懐かしい『スイミー』の読み聞かせ、(この季節に読むと、涼しげですごくいいのだ!)そして、中学1年生の女の子が主人公の『西の魔女が死んだ』と小学5年生の男の子が主人公の『ハブテトル ハブテトラン』を紹介。『西の魔女~』には、「知ってる~」「読んだことある!」の声も上がってた。

みんな、すごくよく聞いてくれてうれしかった。さすが6年生といったとこかな? 担任の先生(男性)が「『ハブテトル・・・』買います!」と言ってくれた。いつも忙しい6年生も(先生も)、夏休みには時間ができるはず。今の自分にしっくりくる本を、じっくり読めたらいいですね。

夜ごはんは鶏ハム作って冷やし中華。鶏ハム作った汁で野菜スープ。寝るとき、サクが子守唄を作って歌う。「🎵ねんねこや~ねんねこや~ おほしさまきらきら~ なつの大三角~」 私を寝かしつけるていでトントンとたたきながら歌ってくれるのだが、途中からどんどんふざけた歌詞になっていくのが自分でもおかしいらしく、大爆笑するので眠れるわけないw

moonshineをお読みの皆様へ:2018年版

※しばらくの間、この記事を一番上にしておきますね。

こんにちは、moonshineを書いているエミです。

このブログでは2010年から年に一度、「メールくれくれ企画」というのをやってまして、なんの捻りもないゲスぎみな名前のとおり、読んでくださってる方々に「メールをくれませんか~ 何かメッセージをくれませんか~」とお願いしています。免許更新のように、健康診断のように、私の誕生月である9月にやっております。

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(筆者近影ですw 友人サニー安田氏の撮影。)

いつもいつも、聞かれもしない自分の話をだらだらと垂れ流しておりますが、

・どんな記事を読んでもらってるのか?
・どんなふうに思われているのか?
・どんな方が読んでくれているんだろう?

と、やっぱり気になるものです。
個人情報、熱烈歓迎です(笑)。
私の記事に多少なりの興味を持って読んでくれる人はどういう人なんだろう? といつも興味を持っています。
ご自分の趣味のこと、好きな本やドラマの系統、家族やお仕事などの周辺環境、最近思っていることなどなど、何でも。

こういう機会を作れるのは長いことブログやってる醍醐味だし、フィードバックをもらえるとやはりいろんな気づきなどがありますので、今年もやろうと思います。めんどくせーなー、と毎年この記事を舌打ちしながらスルーしてる方がいたらごめんなさーい。

ということで、メールフォームに、以下のような設問がございます。

•「コードネーム、年代、性別、お住まいの地域。 ご職業。」
•「いつごろ、どんなきっかけで、この日記をお知りになりましたか?」
•「このブログで興味のあるカテゴリ、話題など」
•「ご意見ご感想、貴方様の自己紹介、おすすめの本、twitter / facebookアカウントなどなどなんでも」

もちろん気が向いた項目のご回答だけでOKで、空欄があってかまいません。
1行だけでも、何か送ってくださると喜びます。
文字数の制限はないはずなので、私の記事ばりに長く書いていただいて大丈夫です(笑)。

メールアドレス等、ご連絡先を記載してくださった方にはお返事をさしあげていますが、こちらももちろん記入は任意です(お返事には1週間程度かかる場合がございます。ご了承くださいませ)。

私のアドレスemit9024あっとyahoo.co.jp や、ツイッターアカウント@emitemit宛てでもOKです。

一期一会の方の方がほとんどですが、年賀状よろしく、この機会に年に一度のごあいさつを交わさせていてだいてる方もあれば、これをきっかけにSNSでフォローし合ったり、そちらのブログにお邪魔するようになったりすることもございます。ありがたいことです。
(あ、かといって、「去年も送ったから今年も送らんと、アイツが気を悪くするんじゃなかろーか」などというお気遣いも無用ですので〜)

気が向いた方、どうぞ、メールフォームをお開きください。1~2週間、いえその先も、ゆるーく長-くお待ちしておりまーす。

メールフォームはこちらです→→→ ★moonshineをお読みの方へ★

文月の七 / おはなし会でストーリーテリングを

●7月某日: (facebookより)

『エパミナンダス』2公演、無事つとめました! というと、おおげさですが(笑)。
今日は、子どもの小学校で、読み聞かせボランティアサークルが主催する「学年おはなし会」でした。

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 2時間目…1年生(3クラス)
 3時間目…2年1組、2組
 4時間目…2年3組、4組
 5時間目…さくら学級(支援級)
(ちなみに6時間目…授業参観。そののち懇談会)

という長丁場。
facebookの友だちにも読みボラやってる方が少なくないので、プログラムも載せますね。参考になれば。

●1年生
・ほしい (ペーパープレイ)
・めっきらもっきら どおんどん (おはなしの絵本)
・木がのびる (体遊び歌)
・メアリーさんとブラウンさん (指人形でおはなし)
・みずたまレンズ (科学絵本)
・いっぽんばしわたる (たのしい大型絵本)

●2年生
・ほたるこい(輪唱)
・きょだいな きょだいな(たのしい大型絵本)
・とべ バッタ(おはなし&科学絵本)
・木がのびる(体遊び歌)
・エパミナンダス(ストーリーテリング
・いわしくん(牛乳パックでおはなし)

●さくら学級
ぐりとぐらのおやくそく(人形でプロローグ)
ぐりとぐら(おはなし絵本)
・ももりんごなしパイナップル(体遊び歌)
はらぺこあおむし(おはなし&科学絵本)
・あめふりくまのこ(うた絵本)

この中で、私のメインの担当が、2年生向けの『エパミナンダス』。
ストーリーテリングというのは、「読み聞かせ」でなく「素語り」といいますか。おはなしを暗記して、何も見ないで語るやつね。今回初めてチャレンジした。

「うそーっ!」「子犬がやばい!」「ぜったいまたしっぱいする」「ぜったいパイふむ」など、先の展開を想像して、声に出さずにいられない子たち。予想が的中すると、「ほらやっぱり!」と得意げな声も。かわゆい低学年。

だーいぶ、ウケてた気がする。ええ、お話自体がすごく面白いからです。私の話術ってわけじゃないっす。

お話を覚えるのはもちろん、読み聞かせるより手間ではある。でも、ストーリーテリングのいいところは、子どもたちの顔や反応をじーっと見ながらできること。パワーの交歓、って感じ。これぞライブの醍醐味よね。子どもたちの受け取るパワーって、すんごい。

そのほかは、見てのとおり、ほとんどの絵本も手遊び系も、幼児期のころとあまり変わらないラインナップです。

小学生なんだから、いきなり難しい絵本(本)ばっかり読ませようとする必要は全然なくて、いい絵本は、幼児にも、小学生にも、大人にもそれぞれ響くもので。いい絵本は、何度見たって聞いたって、やっぱりすばらしいもので。

特に、小学校に入ると、子どもたちすごく忙しい。次々に授業があるし、帰ってからも宿題がある。そして、自由な時間には、テレビやゲーム、youtubeなど強い刺激の映像系の娯楽を消費していたりする。

だから、たまに絵本を見るときくらい、疑いのない名作で、ほっこりしてくれたらいいな~という感もある(それだけじゃないけど)、セレクトなのです。

しかし小学校というのは、規律と抑制を美徳とする面があり、絵本を読んでもらうにしても、ピシッと並んでキチッと座って、目をキラキラ輝かせて聞かなければならないとされています。

自信をもって名作をお届けしているとはいえ、絵本なんて当然、個人の好みもあるし、「そもそも絵本なんて聞いてらんねー、何がいいのかさっぱりわからん!」という子がいても、まぁおかしくないのに、ピシッ・キチッ・キラキラを強制されるのは気の毒だし、職務上、そうじゃない子を注意しなければならない先生も気の毒な気もしてきたり。

私がお話した『エパミナンダス』。これは主人公の男の子の名前で、この子が無邪気にシャレにならない失敗を繰り返し、お母さんはそのたびに嘆息しつつお説教するんだけど、懲りない子どもにゃかなわない! ・・・という、罪のない、愛のある笑い話なのですが、会の最後に、とある先生が

「みなさんは、ちゃんと自分で考えて行動していますか?できてなくて、失敗したり、迷惑かけたりしてる人もいるのでは? そういう人は、エパミナンダスを笑えませんよ・・・」などと、まさかの教訓オチに・・・。

「それを言っちゃあ、おしめぇよ」と、私の中の寅さんが心で叫んでいましたが、
先生の思考回路も、わからんでもない、気もします。
先生も、大変なのだ。
ほかのお母さんは、苦笑しつつ「小学校ってそういうところだから。」と言っていました。

息子と1年生の時に同じクラスだった、やんちゃなSくん。
今日も、姿勢を崩し、ちょいちょい友だちにちょっかい出しながら聞いていて、途中、先生につまみ出されるシーンもありましたが。

絵本『とべバッタ』のとき、斜め後ろから見ていた私を振り返って、「これ、知っとる! 保育園でよんだけん」「へびに見つかるとよ」などと、さかんにアピール。うんうん。ですたい、ですたい。

でも、続けてSくん、「これ、さいごは、けっこん・・・けっこんしき、だったよな。」と、言う。
(いや、羽を出して、ビューンと遠くまで飛んでいって終わりですけん。)(ほかの絵本と混同しとーとかいな?)
と、内容を知っている私は思いつつ、Sくんには曖昧なリアクションしながら見ていたら。

確かに、文章としては、「はるか遠くまで飛んでいった」みたいなラストなんだけど、本編が終わったあとの、おまけカットみたいなところに、主人公バッタと、ピンクのバッタとの2ショットが!しかも、チューってしてるみたいに見える! 結婚や!!!

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Sくん、このことを言ってたんや!!! と超感動。やんちゃで、落ち着きがない感じで、去年も今年も、いつ見ても先生に注意されているSくんだけど、彼なりに、お話を楽しんでるんだ。

そして、「文字であらすじをサーッと追って終わり」になりがちな大人と違い、子どもは、おまけカットまで、ちゃーんと味わって読んで、記憶してるんだ~! 子どもの力と、すばらしい絵本を読み聞かせる意義みたいなものを、再確認!

参観まで中途半端に時間があるし、サクのミニトマトの鉢をもっていったん帰る(親が持って帰ることになっている!子どもには重いから)。炎天下の中1キロちょっとの道のり、なかなかの苦行であったw 

参観は、図工。カッターを初めて使うので、子どもの隣で安全を見守ってくださいとのこと。なんか、それもどうなのって感じだけど。こういうときいつも思うけどサクはなかなか手先が器用。私にはない遺伝子を感じる…。

サクの友だちの子、何人かに「エパミナンダスむっちゃおもしろかった!」的なことを言われる(翌日、「エパミナンダス、図書館で借りたよ!」と言ってくれた子もいた)。ストーリーテリングを初めて体験する子もけっこういるのだと思われる。絵本のようにわかりやすいビジュアルがないけど、その分、自分の想像力でお話を聞けたときの充実感は大きいのだと思う。

サクには、私がやることは黙っていたのだが、「あー、おかーさんじゃないかと思っとった」とのこと。彼はどんぐり文庫でもうちでも何度も聞いたことがあるので、特に新鮮な感動はなかったもようで「もりあがってたな」と冷静な論評であったw

夜ごはんは、鶏かつ、スパサラ、野菜いろいろ。夫は飲み会だったんだけど、夫が日曜の夜に揚げといてくれた鶏かつがあったのだ!!!

 

文月の六 / 豪雨に思う

●7月某日: 豪雨で亡くなった人の数が日に日に増えている。

facebookより)
迷ったけど、書きます。ひとつの意見として読んでいただければ。

facebookをひらくと友人たちの町にも大雨の爪痕が見え、twitterをひらくと、今まさに冠水した家の2階や屋根の上で孤立した人々の救助要請があふれていて、胸が苦しいです。

こんなとき自分に何ができるのか?

義援金。もう少し経てば、被災地の商品を買う。それにしても、今回は広範囲すぎて、すべての被災地が把握しきれないほどかもしれませんね・・・。

祈りつつ、自分の仕事を着実に。過度な自粛をしない(お金を回す=止めないのも大事なこと)。

他にもあると思うのです。
それは、政府の対応をチェックすること。

「こんな非常時、政府批判してる場合かよ!」と思われるかもしれません。
でも、大事なことだと思うのです。

さほど知り合いの多くない私でも、自治体の職員や議員、消防、交通インフラ、介護関係などの知人友人が、対策本部に詰めたり、各自の地域を見回ったりしている様子を見ます。みなさん一様に、現場の様子にショックを受け胸を痛めながら、ご自身も家族があるのに心身を削りながら対応していて、頭が下がります。

一方で、この国の行政のトップたる政府は?

これだけ広範囲に被害が出ている。既に50名近い方がなくなり それ以上の方が行方不明、浸水の恐怖の中、救助を待っている方も大勢。

という状況で、
・首相、7月6日夜は会食。
・7月7日夜現在、対策本部は設置されておらず
・本日は大雨に関する閣僚会議をひらくも15分で終了、
・首相、昼前には私邸に戻る。(官邸でなく)
官房長官が会見で語っている内容に真摯さを感じる?
・週明けからは、欧州へ外遊予定だけど、このまま行くのかな?
・行くとしたら、妥当な判断かな?

そういうことを、チェックする。
(ちなみに、野党である立憲民主党共産党は、党内に対策本部を設置しているらしいです。この人たちが何やってるのかもチェックしたい。)

さらに、
防災や復興に対する予算やプロセスは十分かな?
美しい国ニッポンの政府よ、本気でやってるか?
ってことも、長い目でチェックしたい。

もちろん考えた答えは人それぞれ違うと思う。それを持ち寄るのが民主主義。
自然災害に対するやり場のない怒りを、政治に転嫁してやみくもに批判するのはもちろんよくありませんが、多くの人が政府を盲信したり、関心を持たないこともまた、問題があると思います。

もし、対応に不備や不足、もっというなら不真面目さがあっても、指摘の声が上がらなければ、改善は見込めません。

特に今の政府がというわけでなく、権力は基本的に、監視されなければ堕落していくものです。(by 歴史オタク)
私、ただの一般市民だし。会社員だし。主婦だし。そんな、政府をチェックするとか・・・
ってイメージあるだろうけど、みなさん、ご家庭で税金を払ってるはずで。
行政は税金を預かって使っている立場。税金の使い道に関心をもつのは全然大それたことじゃないです。

今、被災して、自分と家族で精いっぱいの人たちは、情報にあたることもできないし、冷静なチェックする余裕もない。無事なところにいて、報道に接することができる私たちしか、政府や行政の対応をチェックすることはできない。

次の災害の対応にもつながると思います。自然災害は防げなくても、その後の対応で被害や復興状況は大きく変わりますよね。
(言うまでもありませんが、次の災害に遭うのは自分や家族かもしれません)

メディアや世論は、権力に対するストッパー。もちろん、その行動に納得いけば、どんどん支持の声を上げるといい。

マスメディアの報道にもいろいろ疑問がある昨今。
こういう災害時も 「いや、知りたいのはそれじゃなくて」 「今、めちゃくちゃつらいその人にインタビューしなくていいから!」 「報道より救助を優先して!」などなど、思うことありますよね。
メディアの姿勢も、世論によって動かせたらなと思います。

金曜日の午後には気象庁が特別な会見をして豪雨の注意を呼びかけ、金曜の夜から既に各地で大きな被害が報告されていた。首相は外遊とりやめを、今日月曜日に決定。

明日以降、いろんな予定があり、その準備とか。チラシまきとか。1時間半ほど、飲み物をとらずに外にいたら、本当に熱くて体力が奪われた。夏休みまであと2週間。夜ごはんは、ちゃんぽん、野菜いろいろのサラダ。 

文月の五

●7月某日: 夫が給油から帰って来るのを待って出かけようとしていたら、ピンポーン サクの仲良しのNくんだった。サクへの誕生日プレゼントを携えている。サクの星座のカニがついたかわいい鉛筆や、小さなブロックなどいくつかのプレゼントを選んでくれていて、「お品書き」もつけてくれている。Nくんの文字がとても上手になっていて、すごいねえと夫と言う。

2人、とても楽しく遊んでいるので出かけるのは午後からにして、ちょうど日曜日のタローカレーも完成したので、軽く一杯食べさせてから、送りがてら家の近くまで一緒に行くと、別れ難いにもほどがある2人w ついでに近所のEくんちにまで突撃しそうな勢いだったw というか、実際、Eくん兄弟、家から出てきたw ごめんww 

で、午後から買い物に行く。テレビやパソコンの新調を考えていたりしてですね。夜ごはん、鮭の西京漬け、ナスなどの味噌汁、スパサラ、ポットロースト野菜。鉄腕DASHの新コーナー「俺たちのカレー」、長瀬のインドロケが超面白い! デリーのスパイスショップで試食(試嗅?)したり、ご家庭におじゃまして、カレー作りを見せてもらったり。

 

文月の四 / 最高に楽しみ!からの墜落

 

●7月某日: 4時ごろ目が覚める。すごい豪雨。6時すぎ、学校からメールが来たが基本的に通常通りの登校らしい。空模様と予報を見合わせて「いやいや、ねーわ」と半ば自主休校を決め込んでいたら、はたして7時半、再び小学校からメールで「自宅待機」の旨。うんうんそうよね。その後、9時半ごろに再び自宅待機、そして11時過ぎのメールでやっと休校が決まった。電車は動いているので夫は出勤。



あさイチプレミアムトーク東出昌大。登場数十秒で噛み噛みになり、その後もひどく真面目にとっぽいでーさんになごなごしてたら、麻原彰晃ほか7人の死刑執行の話題であさイチは中断・・・。

昼、男女共サポーターの新事業の説明会が予定されていたが、この大雨の中、休校になったサクを残して出かけるのはさすがに忍びなく、キャンセル。

それは全然いいんだけど(え)、今日は夜、今年最大くらいに楽しみにしていた、再びの藻谷さん講演会。しかもそのあとは藻谷さんを囲む食事会に臨席する予定!!!!になっていたんだが、大雨で頼みの綱の西鉄電車も止まるし(正確には天神~大橋間のみ減便運行で、ものすごく混んでいるらしい)、スマホにはたびたび、同じ区内の避難指示を伝える緊急メール。17時過ぎに特別警報まで出されるに至って、夫とも協議し参加を断念した。

何となく、このあたりの雨は弱まってきた感があったんだけど、3時間後、4時間後もそうかはわからないし、ニュースを見た8歳児も「行くな」というし。はぁー、それにしても、残念無念という言葉では表せない! 家でやけ食い&やけ飲みだ。

山芋お好み焼き、ニラ玉、もやしの唐辛子炒め、きゅうり。切迫した各地の状況を見るにつけ、ひとまず家族が家にそろっている安心感は有難いし、あんまりしょげてると家族に悪いので元気出しつつも、やっぱり哀しくてぐちぐち言う。で、子どもと一緒に寝てしまう。


●7月某日: 朝起きると、こちらはもうすっかり雨も上がり、風は涼しい。藻谷さんの講演会は、さすがに参加者は申込数より減じたものの無事に終わったようで、終わったあと数人で藻谷さんをもてなす会も催せたらしく(お店を吟味厳選して予約入れといたのは私・・・!)、ほんとよかった。でもやっぱり行きたかった・・・とぐじぐじしてると、サク、「ま、そんなこと言わず、しりでも出して!」と明るく励ましてくれる。尻は出さなくていいよw 

夫は同情しつつも「いや、やっぱ行かなくてよかったよ」と。うん、まあそうよね。行ったら行ったで、ずっと心配してなきゃならんかったろうからね。気を取り直してパワポのスライドづくりなど。

昼、録画してたNスペで「江戸の火事」特集。夫と、昔の人の都市計画に唸る。サクも明暦の大火の再現ドラマに見入って、「火、こえぇー・・・」とブルブル。そのころ、福岡を抜けた雨雲はさらに発達して(?)中国四国で猛威を振るっていて、その映像は言葉を失わしめるものがある。

夕方、ランニング。那珂川はまだ増水していて流れが速く、時々ランニングコースにしている川べりの道も水をかぶっていて、昨日はさぞかしと想像させた。夜ごはんは夏のもつ鍋。野菜をたっぷり食べたかったので。西日本は全域大雨で、これから野菜の流通も厳しくなるだろう。夜、W杯ベスト4を決める試合でイングランドスウェーデン戦。イングランドが1点先取して勝った。夫曰く、イングランドは今大会、ダークホースとのこと。

 

文月の三 / 誕生日

●7月某日: 朝4時起き→昼寝→夜眠れず、というイレギュラーな寝起きの1日だった7歳児が多少心配だったが、今朝起こしてからはいつもと同じテンションで朝ルーティンをこなし元気に登校していった。帰宅時の様子も元気だったのでスイミングにも行くことに。今日は学校でもプールがあったのでvo.2って感じ。むしむし蒸し暑くてプール日和、かーちゃんも水に飛び込みたいです。

夜ごはんは、ドライカレー、もやしと豆腐とえのきのスープ、トマト。寝る前、「今日はねむれるかいな」と言ってたサクだが、それについてはおかーさんはまったく心配しておりませんでした。はい、ソッコーで眠りの世界に落ちていってましたよ。


●7月某日: 午前中、小学校で、来週の「学年おはなし会」のリハーサル。読み聞かせ、手遊び歌、ペーパープレイなどなど3学年あわせて15以上のさまざまな演目を1つ1つ確認していく。今回もいい演目ばかり。

特に印象的だったのは、『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』のリハーサル。絵本をそのまま読み聞かせるだけなんだけど、思わぬ感動が押し寄せてきて、見ていた側はみな興奮気味。読み聞かせてるときは、どうしても文字を追っている。読み聞かせてもらってわかる、名作の実力・・・! 

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

私の担当のハイライトはストーリーテリング「エパミナンダス」。目利きのみなさんの前でリハするのはある意味、子どもたちを前にするより緊張するw すごい雨にびしょ濡れになりながら帰り、ケーキを受け取りに行く。

そう、サクさん今日誕生日です。1か月も2か月も前から楽しみにしていて、2週間ほど前からは毎日何度も「もうすぐたん生日。あー、わくわくするー、どきどきするー、うれしいー」と自分なりの語彙を駆使して喜びを表明していた。驚いたのが、「お母さんもおれのたん生日、たのしみやろ?」というので「うんそうね」と答えると「プレゼントとか、ケーキとか、ごうかなごはんとか見て、おれがどんなリアクションするかたのしみやろ?」と続けたことです。忖度やめろやwww

夕方はどんぐり文庫へ。絵本「ばばばあちゃんの うみのおまつりどどんとせ」ストーリーテリング「ヤギとライオン」。ストーリーテリングは瓜子姫を予定してたらしいけど、この雨なので急遽変更したとのこと。ヤギとライオンほんとおもしろい!

お話会の最後、「おはなしのろうそく」を吹き消すのは誕生月の子の役目。何年も通っているけれど、誕生日当日にお話会が重なるってことはなかなかないので、楽しみにしてたのだ。吹き消したあとインタビューされて、真面目に答えてるんだけど顔にうれしさが隠し切れないサクさんであった。

大雨の中、帰り、夫も定時で帰ってきて、さあ夜ごはん。今日は寿司桶よ、じゃんじゃん食べてー! あとは、豚塊肉と野菜のポットロースト、野菜のみそディップなど。そしてクロネコヤマトのお兄さんがプレゼントを持ってきてくれましたー。試行錯誤してやり方をマスターするサク。こういうとき親の手を借りようとしないので楽であるw

 

『経済成長なき幸福国家論』平田オリザ・藻谷浩介

経済成長なき幸福国家論 下り坂ニッポンの生き方

この本1,000円ってありえないくらい安い! 平田オリザと藻谷浩介の思考を一挙にインプットできるっていうのに! 毎日新聞社も著者2人も太っ腹だな!! …っていう本ですw

もう、まとめるのがおこがましいというか、まとめられないくらい金言至言にみちているし、「成長なんかもうしない、縮小だ」って言われてるのに、なんか元気が出てくる。

「いい学校に入って、教育カリキュラムにうまく能力を伸ばしてもらい、いい会社に入って、人事にうまくやる気を引き出されて働いています」というのは、まるで「いい養鶏場でいいエサに育てられて、いい籠の中でモチベーションを引き出されて卵をたくさん産んでます」という鶏のようなもの。地鶏のほうが自己決定力があると思いますよ

と、藻谷さんは相変わらず口が悪いのだがw、「自己決定力」はこの本において、そして未来を生きる私たちにとって大事なキーワードの1つ。

日本では、エリートと称しているのに自己決定を一切できない人が大量に存在する。それは「何をしたいから」ではなく、周囲に褒められるから「いい学校」に入り、教わった通りに疑問をもたずに暗記し、東京の「いい組織」に就職した人たちがエリートとされているから。つまり自己決定しないほど、東京に集まってエリートになれるからだ。

「むやみやたらに東京に出て行って、ブラック企業に入って人間らしさからかけ離れた労働をし、通勤も育児も大変な生活を送るのが幸せなのか? 大多数と違う選択をしてでも自分にとっての幸せは何なのか考え、決定できる力がこれからは必要だ。」

・・・・って、ほんとそうだよね!!! でも、子どもにそれを教えていくことの難しさも感じる。教育も社会も、「決められたことをこなす=評価される」「自由に発言したり行動したりする=トラブルメーカー」みたいな雰囲気はとても大きいから。でもだからこそ、「それだけではいかん」と心に留めておかねばならんのだろうな。

(マイナス成長の世の中で)教育熱心なお母さんは「船が沈むときでも自分の子どもだけ水面から顔を出せればいい」と考えがちで、海に飛び込んで生き残る能力を身につけてほしいとはなかなか思わない。ですがタイタニックも結局は沈んだわけで、本当に重要なのは船を捨てる能力です

船を捨てる能力。難しいけど、これみんなで共有したい。

子どもにも、婚活や少子化にも、認知症の人にも「演劇」が大きなパワーを発揮する!!

という平田オリザの信念と実践はすごくて、最近ではついに、演劇やダンスを学べる国公立大学の創設が決まったようだが、そこでも彼が大きな役割を果たしているのは間違いない。なぜ演劇がいいのか?その理由も本書で見てね。

natalie.mu

・(副業ではなく)複業を
・「経済成長にはイノベーションが欠かせない」はトートロジー(同義反復)に過ぎない
・文明と文化とアートの違い
・これからのテクノロジーリベラルアーツが必要なわけ
・リセット願望は危険、大事なのは下り坂を「ゆっくり」下ること

などなど、刺激的な話題ばかりであっというまに読み終わる。章立てや目次もすごくわかりやすく組んであって、この2人の共著を仕切るだけあって、編集の人もめちゃくちゃ優秀なんだなと思わされます。繰り返します、これがたったの1,000円です!!

 

 

emitemit.hatenablog.com

 

文月の二 / 7歳児も起きだすW杯決勝トーナメント 日本ーベルギー戦

●7月某日: 「半分、青い」先週の流れそしてトドメの土曜日、半年の長距離の折り返し地点がすごすぎて、朝からまとめ記事を作ってしまうの巻。そして今日もまたすごくて・・・! 

図書館で借りた本を返そうと持って出たのに返すの忘れて帰ってきたことに家の近くまで気づいて、とんぼがえりで2往復。いいウォーキングになったぜ、ふう。

台風接近で、明日は臨時休校になった。なると思ったよ! 子どもは当然喜んでいる。まいっか、今夜夜更け…というか明け方に日本-ベルギー戦なのだ。夜ごはんは塩焼きそば、梅きゅう、ひじき。「よふかしできる~」と浮かれてる子どもを布団に入れて親も早寝。


●7月某日: 夜中の3時過ぎ、なんとか夫と起きだしてベルギー戦。事前にベルギーチームの紹介VTRを見ていたら、FIFAランキング3位というポジション以上にすごくてこの赤い悪魔たちに勝てる気がまったくしなかったんだけど、なんとか0-0で前半折り返した。す、すごい。そのうえ後半が始まったらあれよあれよという間にポンポンと2点先取~~~! え~~~! すごい~~~! でもこわい~~~! 

そして、そこでうちの7歳児が眠い目をこすりながら居間に登場! まあ狭い家でワーとかギャーとかいってたのもあるんだけど、テレビや私たちが事前に騒いでるもんだから、3時から試合だと本人が意識していたのも大きいのでしょう。

いちお布団にもどそうとしたけど、横になって目をつむっても本人「ねれんわ!」とおっしゃる。そりゃそうかw まあ幸い今日は休校(台風による)だしね、ということで一緒に観戦。・・・とかやってると、あれよあれよというまに1点、2点ととられ同点になり、アディショナルタイム残り1分で3点目を決められきっちり逆転されました…。

本田の最後のFKすごくいい弾道だったんだけど、そこからのカウンターの速かったこと、速かったこと。







寝なおせんよ、とつぶやきつつ、寝た。寝直しました。

しかしテンション上がった子供はそのまま起き続け、昼ご飯を食べた後で落ちて3時間近く寝続け(繰り返しますが今日は台風による休校)、夜になって「ねれん!」とギラギラするというイレギュラーな1日でした。ま、しょうがないね。夜ごはんは、とんかつを野菜と卵でとじたかつとじ。コールスロー

 

水無月の二十・文月の一

●6月某日: 整体に行ったりゴルフの練習に行ったり、夫がリフレッシュしてる間に、サクと散歩がてら所用を済ませに出たら、もんのすごい豪雨に見舞われた。もんのすごくテンション上がるサク。よかった、楽しんでいただけたようで。。。(笑) 

小学校の読み聞かせボランティアサークルのおたより、今号の担当なので原稿作り。夕方、ランニング7キロほど。また雨が降るかもしれないと思い、家から半径1キロ圏内ぐらいをうろちょろ走る。夜ごはんは焼肉! 野菜もいろいろ焼く。23時からのフランス-アルゼンチン戦を楽しみにしていたのに、夫ともども寝てしまった…。


●7月某日: サクの大好きなマリノアシティへ。バーゲンが始まったらしくすごい人出。土日に私に所用があるとき、夫とサクはちょいちょいここに遊びに来てるが、普段とは全然違うらしい。

ベランダの小さなプランターにて、アブラムシとの激闘を制して収穫した小松菜を食べる。思った以上にワイルドな味がした。アクがすごいって感じ(笑)。第2弾も育成中だけど、暑さに勝てるだろうか? 

ゆうべ寝てしまったので今日こそサッカー見たい!!!とスペイン×ロシア戦を見る。スペインが圧倒的なポゼッションの中で順当に1点をとったあと明らかにこのまま逃げ切ろうとして、絵に描いたような凡戦になるかと思いきや、PKをもぎとったロシアが追いつくと試合は一転、乱戦に。おりしも強い雨も降りだしぐっちゃんぐっちゃんな中で延長からのPK合戦にまでもつれこんだ。はー満足。しかし寝るの遅くなった。