五月の十一
月、火と残業でサクが寝てから帰ってきた夫が今日は意地で早く帰って来た。珍しく平日にとーちゃんと風呂に入り、サクがぺらぺらと喋る声が部屋まで聞こえてくる。運動会の練習をしているサク。1~4組それぞれ1人ずつ、4人1組のかけっこで1番になってるらしい。うれしそうだ。「おれ、ほんきだしてないんやけどね~」というので、「本番では本気で走らないかんよ、絶対」「うん」「でも本番でいきなり本気出したら、コケる可能性高いね。やっぱり練習のときから本気やないと」と話してたら、「ほんきだしたりだしてなかったりしてるんやけどね、ほんとは」とか言い出した。なんか、わからんではない。
夜ごはんは、美味しい牛肉!(←朝、お腹痛かったくせに)。新玉ねぎと一緒にサッと炙って、キャベツを敷いた上に乗っけて、子どもは焼肉のたれをかけて、大人は大根おろしとカイワレも乗っけてポン酢で食べる。ウマい―! 悶絶ですよ!!!!
来月のワークライフバランス勉強会 “特別フォーラム” のチラシのリード文を考える。文字数が決まっていて、わかりやすく簡潔に書くって、私にない能力・・・(笑)。
学校から帰宅したサクは、今も毎日ハイテンション(それだけ、学校でがんばっているというか学校がまだ非日常なのでしょう)。ワーッと発散したい欲があるのだろうなと、「よーし、じゃあ明日の準備終わったら、お母さんが “もみくちゃ” にするぞ」と言ってみたら、「もみくちゃってなに? やってやって! おれそういうのだいすき!」と、語感で既にヒートアップしていたw 夜ごはんは、肉じゃが、味噌汁、小松菜、白身魚のフライ(スーパー総菜)を少しずつ。vs嵐を見る。相葉さんが今日も何とかっこいいことでしょう!
五月の十
登校、一緒に行く友だちはちょっとぐずってる。週明けだもんね。今日は荷物も重いし…。でも、サクが通学路にツバメの巣を見つけて盛り上がった。巣の中には大人のツバメがこんもり座ってる。「たまごをだいてるんだよ!」と子どもたちコーフン。しばらく、行き帰りの楽しみになるね。
荷物といえば、今日は教科書ノートや筆記具のほか、給食袋、上靴、給食エプロン、体操服と持って行くものが多かったのだが、手に持ちたくない・ランドセルの脇のフックにもかけたくないサクは、どーにかこーにかギュウギュウにランドセルに詰め込んでいた。その情熱に恐れ入る。そしてランドセルを体重計に乗せ「・・・3.7キロ!」と歓喜の叫び。
某件で応募書類を作成して提出。夜ごはんは、鶏とナスのトマト煮(ゆうべ夫が作った)、納豆とえのきのオムレツ、新玉ねぎときゅうりのポン酢がけ。夫は残業、今日もサクと2人で寝る。おやすみ絵本として『くんちゃんはおおいそがし』を読み、そのあと、創作おはなし『さくちゃんはおおいそがし』を即興で。喜ぶのなんの。
●5月某日: 運動会のダンスで使うバンダナをサクがこないだ天神で買ってきてたんだけど(天神といっても天神の100均だけど)、一度洗ってアイロンをかけようとしたらあてた瞬間にジュワッと穴が開いてしまった(*_*) 近所の100均に行ってみたけど、めぼしいものがない・・・
ということで、天神へ。転んでもただじゃ起きないとばかりに自分の服とかも買いつつ、きっかり1時間で天神をあとにした。この年になっても走って電車に乗るのやめたい・・・けどやめられない・・・。
夜ごはんは、豚とピーマンと玉ねぎの生姜焼き。ささ身とエノキとズッキーニのスープ。大根ときゅうりのごまマヨサラダ。サクと一緒に「ひよっこ」を見ると、「すみこがいない」とか、「しんぱいかけてごめん・・・っていうとおもった(本当に言った)」とか、文脈とかパターンとかよく読みながら見てるなーと感心する。夫は残業。9時半ごろ帰宅。12時近くまでだらだら一緒に焼酎飲む。「ガイアの夜明け」とか見て暗澹たる感想を話したりしながら。
五月の九 / “ とーちゃう ”
夫が買い物やら何やらに連れ出してくれたので、ランニングしようかどうか迷って、ウォーキングにする。走る時には避けている高台のほうへ行ってみる。近場でもほとんど通ることがなくて、すごく新鮮。すごく良い天気で、朝は冷えているようだったけど、歩いていると汗ばんだ。
昼ごはんはちゃんぽんの予定だったが、夫がちゃんぽん麺を買い忘れたので、肉野菜炒めになった。どっちにしろ作ってくれるのは夫だし全然無問題です。夕方からは友だちの家で持ち寄り飲み会。いただきもののソラマメとグリーンピースに良い仕事をしてもらった。ソラマメはクリームコロッケに(あまりクリーミーにならなかった・・・と夫)、グリーンピースは豆ごはんに。その他、肉巻きやズッキーニのおつまみ、ワイン、アイスなどもっていった。オイルサーディンとか燻製とか鮭とばとかごぼうのペペロンチーノとか美味しかったー。4時間は食べ続け飲み続け喋り続けたね…。
サクはシャワーでも浴びたようにびっしょりと髪の毛を濡らしていた。いつもながらすごい遊びっぷり。いちばん小ちゃい子が途中からおっかなびっくり、見てる姿も可愛い。
父と子のけなげなやりとり。私の「蚊帳の外」感、はんぱないけど(笑)、とーちゃんも喜んでたし、えがっだ。うむ。
小学生らしい、なかなかしっかりした文字を書いている。今、ちょうど学校でひらがなを習っているので、1文字1文字丁寧に書いている感じがよくわかる。
ふだんの会話では、「こてんぱん」とか「ぜったいぜつめい」とか「~~次第」とか「いっさい~~ない」とかをちゃんと正しい文脈に乗せて喋るので、6歳の語彙力すごいなーと思うこともしばしばなんだけどね。まだまだ、言葉を文字(目)でなく耳から聞いて理解してる時期なんだね。
さて、夫は昼前には帰宅。午後はサクと天神へ。私は留守番。夕方には7キロちょっと走った。良い心地。夜ごはんは焼き鮭、味噌汁、トマト、ほうれん草。2週間ぶりの鉄腕DASHは深海からレアな生き物があがる、あがる。最後は伝説の古代ザメ、ラブカが・・・! 相変わらず、やらせとか疑うレベルを超えているw
DASHを見終わると、明日の準備の仕上げをテキパキと自分でやるサク。こーゆーとこほんとエラい。夫似なのだろーか。
『俳句と暮らす』 小川軽舟
レ タ ス 買 へ ば 毎 朝 レ タ ス わ が 四 月
サ ラ リ ー マ ン あ と 十 年 か 更 衣(ころもがえ)妻 来 た る 一 泊 二 日 石 蕗(つわ)の 花渡 り 鳥 近 所 の 鳩 に 気 負 な し
でも、気軽に読める俳句入門、みたいな本じゃないことは、読んでいくとだんだんわかってくる。
「暮らしに寄り添う俳句」と筆者は言う。けれど暮らしを重ねればそれは人生につながり、人生には恋もあれば別れもある。社会への倦みや、重篤な病気もある。そんなときにも、俳人のそばには俳句がある。まさに、良い時も悪い時も、健やかなるときも病める時も俳句なのである。
若いときから藤田湘子に師事し俳句雑誌『鷹』の主宰をつとめる筆者は近現代の俳人名句によく通じていて、本文では多くの引用、解説がある。
吾 妻 か の 三 日 月 ほ ど の 吾 子 胎 す(やどす)か 中村草田男
妻 抱 か な 春 昼 の 砂 利 踏 み て 帰 る
虹 に 謝 す 妻 よ り ほ か に 女 知 ら ず
このように、夫が妻を詠めばオリジナリティーにあふれる名句も多いのに、妻が夫を詠む句はどうも平凡である、という筆者の気づきが面白い。夫は妻というプライベートを俳句という文芸で詠むことで自由になるが、妻が夫を詠んでも性別役割分担の範囲内の話にとどまってしまうのだという。ジェンダー的に、含蓄のある話じゃありませんこと?(笑)
「酒を飲む」の章では筆者の師や兄弟子すじにあたる人々との交遊が回顧される。若い俳人たちの飲み会では、「雨」とか「女」とか題を書いた封筒をプレゼント交換のように回しながら、制限時間3分以内に句を書きつけてゆき、その中から良い句を選んだり批評し合ったりするものなのだという。
ページを繰りながら人生のいろいろな局面を詠んだ句の数々を見てゆくわけだが、「病気で死ぬ」の章に至って慄然とする。
糸 瓜 咲 て 痰 の つ ま り し 仏 か な
共通して言えるのは、彼らが病気に屈して筆を折ることなく、俳句を作り続けたことである。死に至るかもしれない病気を宣告されても、実際に死ぬまでは毎日を暮らさなければならない。その暮らしに俳句がぴったり寄り添っていたのだ。彼らは、自分自身を深く見つめ、自分を愛してくれる家族を見つめ、そしてもうすぐ去るかもしれないこの世を見つめた。その軌跡として俳句が残った。
時間は、後戻りすることなく前に進んでいき、やがて私たちに死をもたらす。けれど時間は死という終点に向かってただまっすぐ進むだけではなく、四季を巡って循環もしている。冬で終わりではなく、また春が来る。そんな循環が私たちに束の間「永遠の時間」を夢見させるのではないか、だから俳句には季語が必要であり、人一倍季節を感じながら生きる俳人は幸いであるのではないか、と筆者は書く。
変わり映えのしない日常にも、人生最期の日々にも、季節があり、言葉がある。
平 凡 な 言 葉 か が や く は こ べ か な
五月の八
夕方はどんぐり文庫へ。梶田さんに『みちのくまんだら』をお返ししながら、「後半は涙なみだで読みました」と言ったら、「そうでしょう~私もそうだったの!」と。やっぱり!
お話会は、小2の男の子がなぞなぞの本から2問問題を出し、絵本『とんでいく』、そしてストーリーテリング「イヌとニワトリ」。なぞなぞの問題が読み上げられると、サク、サッとまっすぐに挙手して、指名されると見事に正解。わあ、小学生みたいだ~と思った(小学生です)。絵本『とんでいく』は最初左にページを繰っていくときは、タカのお話。最後まで行くと裏っ返して、右にページを繰っていくのだが、そのときはさっきタカだった絵が「雁の子」になる。頭としっぽを反対に見るという寸法で、すごくよくできていて、Sさんの読み方もとっても上手で、子どもたちが惹きこまれているのがよくわかった。サク、終わってからその本を借りていた。
幼稚園でサクの2コ上だったSちゃんちの双子ちゃん、会った瞬間「テレビ出とったろ!」と言う。事前にお知らせはしてなかったけど、アサデスつけてて「あーーーっ!」てなったらしい。「サクちゃん、ぎょうざ80こ作ったって言いよったね」「お母さん、最後3こアドバイスあったね」とか、記憶が細かい。そして「いいなあー。どうやったらテレビ出れると?」「どうしたら、餃子あんなふうに1つにくっついて上手に焼けると?」「朝から来とったと?テレビ」など質問攻め。4年生だなー、と感心。
夜ごはんは、さばみりん、野菜たっぷり焼きビーフン、味噌汁、トマト。夫は今日も残業で、2人で先に寝よう・・・というとき、サクが「きょうは “鳥バージョン” だよね。ああーたのしみー」とうっとりしている。腕によりをかけて「さくたろうは鳥がだいすき」を即興で語ってやると、キャッキャいって喜んでいた。ふ、かわええのう。夫と会社のあれこれなど、話し込む。
サクは悲しいとか不安とかいうときも瞬発的にその感情を出すよりは、へーきな顔してためこんじゃうタイプっぽいので、こうやって泣けたのはよかったと思う。その場では何となくガマンできちゃうと、悲しさや怒りを周囲に気づいてもらえないもんね。もちろん、言葉で言えるのが一番いいけど、今のようなちょっと複雑な状況は、6才じゃまだ言語化するのは難しいだろうから、爆発もやむなし。学校が近づくころには何となく持ち直してお友だちともおしゃべりし始めたので、私は通学路から離脱。下校時、割とひどく雨が降っていたので家のそばまで出てみると、朝のお友だちと一緒に元気に帰ってきてた。幼稚園3年間仲良しだったという根っこがあることだし、こんなあれやこれやも彼の良い経験になってると思う。
夜は、近くの美味しい居酒屋へ。魚が特にいい。刺し盛にトビウオに牡蠣にエイヒレ・・・! サクは昨日どんぐり文庫で借りたなぞなぞの本を持参して、なぞなぞ問題だしまくり。
『おんな城主直虎』 第29話 「女たちの挽歌」
てか武田、悪すぎやろ!
そしてTLの武田クラスタが喜んでいる…「ひどい」「でもこれが正しい武田」ってww
もとい。
寿桂尼、ついに力尽く。屋敷中の楽隊の演奏を聞くどころか、親族・お付きの者ひとりにも見送られず、たった一人で逝ってしまわれた。けれど鬼門にさえ葬ってもらえれば、それで死してなお今川を守れるならば、何ひとつ悔やむところはない、そんな女大名だった。・・・という感慨を覚えさせるラストシーン。
森下さんが寿桂尼を書くということで、放送前から期待しかなかったけど、かつてのマドンナ浅丘ルリ子ってそんな怖い役できるのかなとも思ってたところ、名キャラぞろいの寿桂尼さまの大河史に、見事な1ページを刻んでくれましたよね…。
超美しくて超かっこよくて超怖い、そして超いとおしい寿桂尼さまでした。
おそろしい敵であり力強い味方であり、理解者でもあり畏怖の対象でもあり・・・だっけ。直虎にとってはそのすべてだった、と。直虎はこれから、周囲の男たちや女たちにとってどんな存在になるのだろうか。
瀬名さまがあんなに血相変えて差し出した「井伊からの手紙」に対して、結局「虎松の生母を差し出せ」で答える家康という、この夫婦の積み重ね描写も冷え冷えとするもんがあります。家康は別に意地悪でそう言ってるわけじゃない、家康自身、家中をまとめ戦国の東海地方を生き抜くのに必死なんだけど、瀬名さまの心にたまってゆくものには、ずぇっっったい気づいてないよね。
陰気でふてぶてしい松下常慶だが、和田正人を起用してるからして、いつどんなエモーショナルなシーンが出てくるのか楽しみ。でもとりあえず、源ちゃん@「ごち」に会いたくなった。
しのさんが頼まれてもいない仕事をしている・・・それを当然のつとめだと思っている・・・!
「虎松を頼む」という直親の願いを、しのは、直親がいない分も自分が始終そばにいて陰に日向に守ってやる、というふうにはとらえていなかったんだね。虎松がやがて治める井伊を守り、盛り立てるためにはどんなことでもする、と。そして跡継ぎの生母たる自分にしかできない役目があるのだとわかっていたし、ただ虎松を守るだけでなく、未来の領主として育てることも、最後までやろうとした。そんな考え方は、「お方様」としての仕事をするうちに強くなったのだろうね。かつて千賀さまも(自分の夫も戦死したのに!)戦死者のお悔やみをしていたように、家中の者は、お家のため、当主の命で働き戦に出て死ぬこともある。それが役目。それぞれがそれぞれの役目をまっとうして家を守っているのだと。
虎松くんの「何も考えつかぬ阿呆なのですか?」に「因果、因果」と笑って逃げる南渓この。まあ、いつか(脚本に)ぶちのめされると思うので放っておきましょう(増田明美@ひよっこ風に)
良い策があれば母は行かずにすむはずだと懸命に考え、あやめを身代わりにするという、子どもらしい利己的な策を思いついて(そしてそれをあやめが了承するのがまた説得力あるキャラ描写だよね、これまでの!)、真正面から直虎に否定されて泣いて帰ってゆく虎松。泣ける。泣き疲れて寝た虎松を穏やかに見守っているしの。泣ける。
でも絶対、ここからさらに泣けるよねと思って覚悟して見てるんだけど、微笑んだしのの「行きたくなってしまったのですが、行ってもいいですか」からの、虎松くんの「嘘だ! 母上は虎松と離れたくないないはずだ! 虎松が一番大事なはずだ!」で涙腺決壊ですよ・・・今書いててもちょっと泣きそう。
「ぼくは母上と離れたくない! だから行かないで!」とは言わないんだよね。「母上は虎松と離れたくないはずだ!」と。もちろん前者の気持ちだってすごく大きいだろう。でも虎松は、自分がどれだけ愛されているか、母がどれだけ自分を大事に思っているか、ちゃんと知っていて、ゆるぎない確信を持っているんだよね。それがすごく泣ける。泣けるの。しのさんは子どもを愛し、守ってきた。虎松はそのことを強く感じていた。
2人を引き離す家康め~! てか元凶の武田~! 30年前、私を歴史の世界にいざなってくれた武田信玄をこんちくしょうと思ったのは初めてかもしれんよ!!!
そして、そこでしのさんが戦国の猛母的に、「何を言っているの。母は井伊のお方さま。我が子よりお家が大事、お家のために行くのです」なーんて言わない。「そのとおりです。虎松は母の宝です」って言うんだよ。「だから大事にしたいのです。母は虎松に力強い味方をたくさん作ってやりたい。嫁げば味方が増えるし、子ができれば兄弟を作ってやれる」 その言葉とまなざしの迷いのなさ、力強さ、嘘偽りのなさ。子どもを産む決心までしている!!!!!
「求める安堵は井伊谷と気賀のみ、民百姓をひとりも殺さない」
これまでの紆余曲折あっての、この宣言なのだよね、お花畑大河とは一線を画する。
それでも、ひとりも殺さない・失わないってことがどんなに難しいか、私たちは既にこの大河のこれまでで、結構いろいろ見てきておりますよね・・・。
五月の七 / CM、ムーニーとパンパースにそれぞれ違う意味で泣かされる
●5月某日: 連休明けの朝の物憂さを、Eテレ『0655』がエンパワーしてくれる。“朝勉week” と題して毎日一科目ずつ、5分間でちょこっと勉強。いいなあ、こういうの。サクもこういうの大好きみたいだ。
プランターで育てている小松菜にアブラムシがちょいちょいつくので、鬼の形相で金棒ならぬ竹串を手に取り除いているわたくし。ベランダには、夫の実家の畑からもらってきたシソも加わりました。みんなすくすく育ってー。食べさせてー。
Nスペ「憲法70年」を見る。
授業で初めて図書室に行ったサクが借りてきたのは星の図鑑。ここんとこ、星にすごく凝っていて、毎夜、空を見上げるのはもちろん、紙にばりばり星座も書いている。おおくま座、オリオン座、さそり座などは「ふむふむ、なるほど」だが、「かみのけ座」とか「や座(矢)」とか、これがどーしてそーなる!みたいなのもいろいろあって面白い。
朝、Twitterに流れてきたムーニーのCM動画をうっかり見てしまって泣いてしまったんだけど、夕方になって今度はパンパースのCM動画が流れてきたので見たら、今度は心が洗われてまた泣いちった。
息子の赤ちゃん時代やイヤイヤ期が終わってもう何年もたつし、その頃だって環境には恵まれていて孤独感というほどのものはなかったはずなのに、ムーニーのあれみたいなの見ると本当につらくなる。何なんだろうこれは、って思うくらい。
ああいう表現は、「ワンオペ育児の大変さ」を知らない人に周知する意義があるのかなとも思うけど、知らない人はほとんど目に留めないか美談として流してしまうかじゃないかな。当事者(経験者含む)で、あれ見て「私のことを描写してくれてうれしい」と思う人もいるのだろうか?や、でもムーニーは、徹頭徹尾ワンオペ育児のまま、精神論的ハッピーエンドに持っていってるから、どう考えてもよくないよな・・・
ともかく、パンパースのCMは赤ちゃんたちがかわいいのはもちろん、親の不安も描かれてるけど、周囲の人々がそれを上回る愛で包み込んでくれている姿に、まるで自分自身が大事にされているかのようなあたたかい気持ちになります。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=LsugKLnIxWg&feature=share
夜ごはんは、ひき肉とエノキ入りのニラとじ、餃子の皮ピザ、きゅうり。夫が連日残業で、サクの就寝より遅く帰ってくる。寝る前に少し長めに時間をとって、絵本を読んだあとお話などする。今日は『イエペはぼうしがだいすき』を読んだあと、その絵本に模して「さくたろうは星座がだいすき」というお話を即興で作って聞かせると、めちゃくちゃ喜んでた。「明日は鳥バージョンをやってあげようか?」と言うと意気込んで「うん!うん!あさっては、おれがおかあさんにやってあげる。“おかあさんは ねるのが だいすき”」 ふっ・・・。
帰宅後の夫と少し飲む。「なんか録画見る?」と聞くと「今週のひよっこ、録画ある?」と。GW中に毎日見て、面白いと思ったらしい。結局、月~水まで3日分を一気見。
五月の六
待ち合わせ場所に、お友だちが来ない。ここんとこ彼は登校で苦戦していて、お母さんが学校までついていっても下駄箱で足が止まってしまったり、教室で別れがたくて泣いていたりする様子。はたして待ち合わせ時間から10分ほどして彼のお母さんから連絡あり、やっぱり連休明けで気分が乗らず、おうちを出られないでいるらしい。サクは家まで迎えに行きたいというが、刺激しすぎて逆効果になるかもしれないので、家のそばまで行ってもう5分ほど待ってみて、やっぱり来なかったので先に行くことに。登校時間のピークを過ぎてしまって通学路の小学生はまばら、結局、門までサクと一緒に行く。サクは遅刻しないか気にしながらも元気に登校。
お友だちのお母さんとは、4月から随時話してて、彼女は他の人にもいろいろ相談してるみたいだから大丈夫だと思うけど。人間、誰だって立ち止まる時期はあるし、入学してまだ1ヶ月も経ってない。みんなと同じ速度でできることが正しいわけじゃないのだ。といっても、人の子だからそんな冷静でいられるわけであって自分の子どもが毎日泣いてる姿を見たら穏やかでいられないよね。でも、大丈夫だと思うんだ。一般論だけで言ってるわけじゃなくて、私はその子の幼稚園3年間の姿を知ってるので。彼、園時代も年中さんぐらいまで朝のお別れで苦戦してたのよ。でも年長さんになったら見違えるように、元気に友だち(サクだ)と登園してたからさ。むしろ、今こうやって、行きたくない・不安な気持ちを正直に表現して、親や先生や周りの人たちにその気持ちを受け止めてもらえるのは、長い目で見たらまた心の安定と成長につながると思う。むしろ、「言われたとおりにやらなきゃ」「泣くのは恥ずかしい」「俺はできる・・・できる・・・はず・・・」みたいな感じで、なかなか弱みを見せられないサクさんのような人って、のちのちが心配なのよね。ま、子どもがどうあれ、親の心配って尽きないものよね。
さて、学校が再開したので私の個人的TO DOリストにまた向き合えます。とりあえず、GWの間ずーっと止まっていた放送大学の勉強を・・・。中間テスト的存在の通信課題提出までに、がんがん進めなければ。他にもいろいろある。夜ごはんは、鶏となすと新玉ねぎの生姜炒め。きゅうりの浅漬け。たけのこ煮。
五月の五 / マイ nimoca
●5月某日: 4月末に2連休(土日)、5月に5連休という今年のGWだったが、気づけばお金を全然使ってないよね、ってことで天神でランチすることにした。しかし、日ごろから食べログやら美味本(←福岡のグルメ本)やらで研究に余念のない夫にしては珍しく、目星をつけていた店を失敗。中学生以下お断りの店だった!
ということでショッピングビルに逃げ込む。時間的に滑り込みセーフで、並ばずに入れた。カジュアルイタリアン。ビュッフェコーナーから夫がなかなか戻ってこないなー、と思ったら、フレンチトースト焼いてたw 弱火だからすげー時間かかるのなw すごく上手に焼けてたよw
小学校に入学して、めでたく電車・バス料金がかかるようになった息子に、夫がICカードを作ってやる。私は、子どもはあるていど計算ができるようにあるまでは切符を買って乗った方がいいと思うんだけど(ICカードで乗るとブラックボックスじゃない?)、確かにバスでは降車時に小銭がないと面倒だしね。名前が刻まれた自分専用のカードを作ってもらい、パスケースまで買ってもらって、サクは大喜び。帰宅後も、夜まで何度も見たり触ったりしてはうっとりしていた。
夜ごはんは、たけのこ煮、糸こんにゃく煮、ポテサラ、味噌汁。美食飽食の連休の最後はやはり粗食で締めくくるべきでしょう・・・。子どもには、豚肉とピーマン炒めつき。ちょっと足りなくて、子どもに「お肉ひときれちょうだい」って頼んでしまったw
『そうだ、いなとみ修二に聞いてみよう』の会
会の命名は不肖わたくし。
村上春樹の隠れた名作(と私が決めている) 『そうだ、村上さんに聞いてみよう』オマージュです(誰も気づいてくれなかった・・・そりゃそうか笑)。
つまり現在は浪人中(←ご本人の表現です)。
参加者は、子育て世代を中心に、主婦が8名、小さい子ちゃんたちが6名。
会の冒頭、いなとみさんより、
「お子さんたちが泣いたり騒いだりされても、私はまっっっっったく気になりませんので。
私も6人、子どもがいて、ワイワイガヤガヤは毎日のことで慣れています」
という力強い宣言(笑)がありました。
えっ、お子さんが6人・・・? と、ちょっと驚く子育て中の主婦たち。
一番下のお子さんは2歳とのこと。実はいなとみさんも、私たちと同じ子育て真っ盛り世代なのです。
以下、興味のある方は・・・いえ、興味がなくても、お気軽にリンク先のレポートをどうぞ~。
ちひろちゃんが撮ってくれた写真もたくさんございます。