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防衛軍の警告

この3週間で、明らかに腰周りが太くなった。ふだん私が身につけるものの中でもっともタイトな制服(7号)。そのウエストが・・・・締まるんだけど、日に日に苦しくなってきて、週明けの今日、「この調子でいくと限界は近い。」と慄然とさせられた。

お腹が大きくなってくるのは5ヶ月めくらいからだと思っていたのに、いったいこれはどうしたことだ。あわててネットで「妊娠3ヶ月 ウエスト」などと検索。おなかの成長(?)は個人差があること、もともと小さい人はちょっとした子宮の変化でもわかりやすいってこと、妊娠すると腹を守るためそこから脂肪がついてくること・・・などを知った。もちろん、「6ヶ月まで余裕でジーンズ履いてました〜♪」みたいな猛者もいるが、タイトスカートなどが苦しくなってくるのは、ことさらおかしなことでもないらしい。

まさにこの皮下脂肪は、同世代の女性作家・三浦しをんがエッセイで書いている「子宮防衛軍」ってわけなのね。そんなにしゃかりきに集まってこなくても、妊娠するずっと前からここには大規模な駐在軍がいるのに・・・。

しかし、おかしなことではないからといって、この腹が今後へこむということはなかろう。やはり締めつけるのは良くないらしいし、制服を大きなサイズに変えてもらうか、あるいは制服の着用を免除してもらうか。いずれにしても、近いうちに会社に妊娠したことを告げなければならない。制服のサイズチェンジだけなら、総務の女性に頼めばいいことなんだろうけど、やっぱりなんとなく、最初に直属の上司に言うべきだという気持ちがある。筋として。上司に話せば、「おめでとう!元気な子を産んでね!」と言われるだけでは当然終わらないだろう。

病院で母子手帳をもらいに行きなさい、と言われてから、会社には言おうと思っていたけど、この調子で行くと腹(脂肪)の成長のほうが速いかもしれない。順調なら次の健診で母子手帳に言及されてもおかしくないし、とにかく、そろそろ、のんびりと妊娠継続についてのみ心配してる場合でもないってことだ・・・。

まったく思いがけない展開だが、子宮防衛軍に促される形で現実問題と向き合うことに。残業で9時過ぎに帰ってきた夫にハンバーグ定食を食べさせてからしばしのち、つらつらと1時間ほど話す。

で、いつもなんだけど、こういうふうにまじめな現実問題とか、生活上のいろんな段取りの話なんかを夫として、嫌な気持ちになったり、消化不良で終わったりすることが今までない。いくら夫婦だからって、こんなにうまくいくもんだろか? これは何だかすばらしいことのように思う。私たちって、いいパートナーなんじゃなかろうか。夫はとにかく気分のムラというのがない男で、それは彼の最大の美点のひとつだと思う。