『いだてん』 第2話 「坊ちゃん」、第3話 「冒険世界」
●第2話 「坊ちゃん」
四三も孝蔵も走る走る。四三が陽で孝蔵が陰なのは、たとえば『秀吉』の秀吉とがんまく(石川五右衛門)、『龍馬伝』の龍馬と弥太郎のような関係なんだけど、のちにそれがある意味ひっくり返るってのが大河として異質かも。#いだてん
— エミ (@emitemit) 2019年1月13日
四三にとって、父や兄、先生など男性はある意味抑圧と規範と弱さの象徴であり(陰)、呼吸法を授けたり「自由」を教える女性は解放(陽)の象徴って感じの回だった。孝蔵は女に甘えきってますねw どうなることやらー #いだてん
— エミ (@emitemit) 2019年1月13日
勘九郎の裸と走り、森山未來の逃げっぷり。躍動する肉体の魅力を存分に見せてくるのはオリンピック大河にふさわしい。#いだてん
— エミ (@emitemit) 2019年1月13日
スヤさんが明るいたちで自転車に乗れるのはともかく、大声で流行歌を歌ったり「お国のためか、自分のためか」などと対比できるほど開明的なのはなぜなのだろーか。当時、九州一の都会だった熊本の、お医者さんちのお嬢様とはそんなものであろーか。#いだてん
— エミ (@emitemit) 2019年1月13日
勘九郎が中学生役とか、かつての上野樹里が7歳とか(『江』)、玉木宏が6歳とか(『平清盛』)とかよりも、ある意味、今回の宮崎美子の出産シーンに度肝を抜かれました。しかも一話で2回も!!と思ったら2回目は獅童さんの奥さんでしたw #いだてん
— エミ (@emitemit) 2019年1月13日
・森山未來の遊びっぷり、踏み倒しっぷり、女に甘えっぷり、そして逃げっぷりが、2話めとは思えないほどなじんでいる・・・すごい既視感・・・w
●第3話 「冒険世界」
#いだてん いろいろあったけどまず言いたいのは「このころ既に ”いきなり団子” あったのか!」ってこと
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 物語の起点にウソや隠し事や誤解があり、それを引きずっていくのはクドカン作品の常道だと思ってたので、四三が「嘉納治五郎に抱っこされた」虚構から早くも解放されたのは驚きだったけど、それを見抜いていた兄の慧眼や賢さ、そして号泣見送りで、かえってプレッシャーを背負ったという…
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 実は学問への適性がありそうで、本質を見抜く目もあるのに、己の役割に疑問をもたず四三への屈折もチィとも見せない田舎の家の主。獅童が想像以上にこの役にハマっている!
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 兄弟の微妙な関係もクドカンが繰り返し描くモチーフ。金栗兄弟は弟が兄に一抹の申し訳なさを感じている(でも大好き)。三島兄弟は兄が弟を屈折した目で見ている。古今亭の今松と五りんも疑似兄弟の関係が描かれるのだな。
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 移動手段という実用性から「ひとかどの人物になるため」無心に打ち込むものに。金と時間にあかせ、周囲にチヤホヤされるバカ騒ぎから「負ける屈辱」をも含んだ真剣勝負に。立場は違えど近代的スポーツに目覚めていくんだなあ、四三と弥彦。
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 家の状況もよく理解し健気な良い子に育った四三だけど、実は家族や兄への負い目というか「そのプレッシャーに負けない自分になりたい」自我を抱えてる。それで上京すると田舎者という劣等感に襲われ、多分それを跳ね返すためにマラソンに励むんだけど、そうするとまた何かを背負うんだろうね
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 美川くんがおいしいおいしいw 勝地涼すごいいい味出してる! それで結局、彼は蓮根コンプレックスを克服できたのであろーか? 彼が足を曲げてできた肋木の隙間からマラソンが見えたから、貫通というメタファーでok?w
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん しかし勘九郎が予想以上にいいなあ! 緊張したり焦ったりしゃかりきになってるシーンでも、見ていて息がつまらない、めっちゃかわいい。全体的にすごく「抜け」のある芝居をしてる感じがする。父親とは全然違うタイプと見えて、意外に中村屋のDNAなのかもしれない…
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 放送前の番宣でメイキングをたっぷり見せていた「自転車で汽車と並走」シーン。こりゃホント速いわ! 本番一発勝負で久々にド緊張したという綾瀬はるか。車窓から彼女が見えた瞬間、勘九郎も鳥肌が立ったという。スヤさんは落胆や劣等感など、四三の負の感情を解放する人なんだね
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 綾瀬はるかの陽性がスヤさんにぴったりなんだけど、ほぼほぼ最初から何の留保もなく四三に惹かれている彼女のイノセンスが、イノセントに見えて実は屈折を抱えている四三に勇気や解放感を与えている、っていう構図に軽くもんやりしている。
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 不如帰、三四郎、坊ちゃん、浅草凌雲閣、車引の清さんや橘家円喬、薩摩藩士三島通庸の息子たちが横浜正金銀行の副頭取や天狗【有閑】クラブのメンバーになっていること…情報量の多さとこなし方がすごいよね。クドカンのこういう手腕には本当にほれぼれする。
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん 杉咲花ちゃんと白石佳代子様のバディ感に驚いたわw 花ちゃんは生田斗真とも合うし、とと姉での唐沢寿明との相性もよかったし、すごいなあ。そして目立つことは何もやってないのにすごく目を引くんだよね
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日
#いだてん まだ影も形もないけど、永山絢斗が挑む十種競技の選手が楽しみでしょうがない。これで十種競技の人気が上がるといいなあ。そこに関しては、オリンピックのプロパガンダでまったくかまわないw 永山さん本人もすごく頑張って(凹みながら)練習してるようだし!
— エミ (@emitemit) 2019年1月20日