葉月の十五 / 昆虫写真家・糸井さんちのブイコ・Nスペ「ルソン島の戦い 20万人の最期」
●8月某日: 聞きたいことがあり、某市議さん(面識ゼロ)にfacebookで聞いてみたら、たまたまタイミングよかったにしても、割かしすぐに丁寧な返事をいただいて、即、好感度アップ(単純な私)。
プロフェッショナル仕事の流儀で、昆虫写真家の栗林慧。昆虫の写真それ自体や、いい瞬間をカメラに収めるまでの忍耐力もすごいけど、機材のほとんどを自分でアレンジし20年かけて「虫の目レンズ」を開発したとか、晴耕雨読ならぬ「晴撮雨開発」の生活とか、かなり興味深かった。そういえば、以前スイッチインタビューで出てた動物写真家の宮崎学も、機材を自作していたな。
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糸井重里・樋口可南子夫妻の愛犬ブイヨンが亡くなったのは今年の4月。私はTシャツを買ったり本を買ったりするくらいブイちゃんが好きだったので涙したものだったが、なんと、夫妻が新しいワンコを飼い始めた!!
同じくジャック・ラッセルのメスで、名前はブイコ。まだほんの子犬。かわいすぎて、犬も猫もなんにも飼ってないのに「ドコノコ」アプリまで取得して、毎晩見て癒されている。サクにも見せてみたら、即、感化に成功。「ブイコかわい~! かわいすぎる!!!!」と悶絶していた。
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NHKの小野文恵アナが祖父の足跡を辿るNHKスペシャル「ルソン島の戦い 20万人の最期」を夫と見る。
祖父は34才で亡くなったらしい。日本兵だけで20万も死んだというから驚きだが、米兵がルソン島各地で日本兵の遺体を野鳥の会よろしく数えてまわった、その資料がすべて残っているというのも驚きだ。
そして、遠いフィリピンまで連れていかれて苦しんで死んだ日米の兵隊たちももちろんむごいが、勝手に上陸して各地で戦闘を繰り広げられたり略奪されたりした現地の人が一番たまったもんじゃないよね…と思っていたら、最後に小野アナが現地で90才の女性のもとを訪ねて話を聞く場面が短いながらもあったので、まともな番組構成だと思った(が、ネトウヨはさっそくそういう点にも噛みついているようだ。。。)