長月の十五 / 鍵なし子ラプソディ
●9月某日: 『SONGS』で奥田民生のライブ見たら、「さすらい」と「イージューライダー」があらためて名曲すぎる。スタンダードにちょっと捻りや遊びを入れたメロディーにアレンジ、どこをとってもすばらしい歌詞、そして奥田民生の堂々たる歌唱力。ああ、民生にもなりたい。「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせガール」だっけ? 妻夫木くんと水原希子ちゃんのカップリングを予告で見るとサイコーかわいいって思うけど、「奥田民生になりたいガール」の映画もできないかな。
さて、午後から子ども会の行事で、リレーの練習。もうすぐ校区の運動会があるので。1時に余裕で間に合うように集合して行ったのだけど、そこからが長い。実質的に練習が始まるまで1時間弱を要したし、練習内容も、見ている限りうっすい。でもまあ、こういう行事によって、子どもも「自分も一員」感というか、地域への包摂されている感をもつ・・・の、かも、しれない。楽しくてちょっとめんどくさい。
夜ごはんは、いわしの干物、味噌汁、きゅうりとわかめの酢の物。早く寝ようと思いつつ12時近くになってしもーた。
●9月某日:
夫より先に家を出て、所用を済ませて家まで戻ってきて、気づいた。
鍵もって出るの忘れた・・・家に入れない…(((;゚Д゚)))
夫に電話 「もう、会社に着くとこだけど」
だよね~(ノД`)・゜・。
●8:07 AM
夫「会社まで取りに来るしかないね」
私「それが…お金をもっとらんとです…ニモカも…自転車の鍵も…」
夫(私の危機管理のなってなさに絶句)「…誰かにお金を借りて来るしかないね…」
ですよね~(ノД`)・゜・。
しかし、そこでふと思った。
家から夫の会社までせいぜい3キロあるかないか。
ご近所さんにピンポンなり電話なりして、事情を話してお金を貸してもらってバスに乗り、通勤時間の渋滞する道路を行くよりも、自分の足で行ったほうが、速いのでは?
そう、そんな日に限って私は急いでいたのだ!
●8:24 AM
私「会社の下に着きました」
夫「はいはーい、待ってて。速かったね」
夫(汗だくの妻を見て絶句)「もしかして…走ってきた…?」
YES! スニーカー履いてて良かったよ。
「何があるかわからんけん、持っていきなさい」
とお金を持たされ、いったん帰った後、再度出発して、那珂川町役場へ。
(つづく)
(日記に「つづく」って斬新じゃない?w)