4/29 毎日新聞 「開かれた新聞委員会」森友学園を思想問題から / 政府の情報取り扱い問題など
4/29毎日 #新聞 紙上、「開かれた新聞委員会」メモ。出席者は鈴木秀美・吉永みち子・池上彰・荻上チキと毎日新聞社社員たち。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
社員「森友学園を教育勅語の暗唱など一種の「思想」問題として捉えてみたい。世界的な排外主義、自国第一の風潮とも共通するものがあるのでは」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
吉永「憲法改正や安保法制など一連の流れの中にあると思う。教育勅語は「国民は国に命を捧げよ」という思想の下に行われたと説明しても危機感を伝えられない。時代が変化し、閣僚が大勢関わっている。かつて容認されなかったことが今どれくらい容認されているか新聞に可視化してほしい→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
荻上「教育勅語の現代語訳@明治神宮HPでは「道義国家のために皆が努力すべき」という感覚のまとめ。防衛相も頻繁に「世界に尊敬される倫理国家、道義国家」という。「こういうものを擁護することが保守」「保守っぽいものを支え合う僕ら」という連帯意識。歴史的経緯を知るわけではない→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
社員「教育勅語の何が悪いのかという人も少なくないが…」
吉永「教育勅語の時代、どれだけ人が考えることができず、ものを言う事もできなかったか。それを利用して何がなされたのか、新聞は粛々と検証することが大事」
鈴木「憲法に反せず、どうやって教材に使うのか掘り下げてほしい」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
社員「戦争のような危機的状況になると政府は情報を隠すものだが、今すでに情報の隠蔽やアクセスさせない流れを強めている」
社員「経産相の「庁舎管理徹底=取材ルール厳格化」の突然の通知。各紙は社説を含めて問題提起し、連帯によって事実上の撤回になったのはよかった」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
社員「ネットではメディアへの批判も多いが、我々がアクセスできるのは特権ではないことを粘り強く書かねばならない」
吉永「役所はセキュリティーに逃げ込んで都合の悪いことを秘匿隠ぺいする。人々の意識も後退している。今村氏への記者の質問を「怒らせる方が悪い」という声もあった」→
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吉永「記者はもっと怒るべき。情報を隠された国民は、どれだけ不利益を被るかという認識で闘ってほしい」
荻上「世耕氏は企業のガバナンスや情報漏洩の話と、国民の財産である政府の情報の話をごっちゃにしている」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
鈴木「独占インタビューやスクープ欲しさに政権にすり寄る報道をしてしまうのは絶対にやってはいけない。メディアは権力の代弁者になってはいけない」
社員「記者には取材拠点や聞く機会がある。それは記者の特権ではなく、あくまで知る権利を国民に代わって行使しているという自覚」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
鈴木「一番大切なのは戦争にならないよう配慮した報道。戦後すぐに、大事なこととして考えた憲法や人権の保障、平和主義がどんどん軽視されている今、活字メディアが大切なことを示すときだ。各国のプロパガンダに乗らない配慮も必要」→
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— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日
吉永「間違った危機感からスタートすると出口を間違える。危機的状況の今、平和とは何かを考える時。新聞が多様な意見を載せすぎるとわからなくなり、わからないと人は考えなくなる。「避けるべきシナリオ」という視点も必要。メディアは、力による解決は敗北だと冷静に示すべき」
新聞に何を書くか、どういう姿勢でいるかは大前提必要な話だし、実際読んでいると踏ん張ってると思うけど、それをどうやって伝えるかだよなあ。新聞読んでる人は周りにそう多くないし、メディアとしての影響力が実際どれくらい残っているか・・・
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年5月2日