長月の十三 / 「がんばりマメ」 順調に激痛
●9月某日: 午前中のんびり。
小説は今日「キネマの神様」を読み終わった、おもしろかった。原田マハ初体験だったんだけど、想像と違って思いきってエンタメ寄りで、しかもあたたかな作風だった。
早めの昼ごはんに、「食わず嫌い王」で妻夫木君が言ってたネギたっっっぷりのチャーハンを夫が作ってくれた。ネギ愛の深い私があのトークにいたく感動していたのを気に留めていてくれたようである。んまかった
ミュージックシティ天神のあちこちのステージをのぞきながらぶらぶら。今ね天神はこういうお祭りなんだよ、と息子6歳に言う。今日は蒸し暑かったね。
天神に行ったのは誕生日プレゼントを買ってもらうためでもあったんだけど、「いっしょにかったらたんじょうびプレゼントにならない、おたのしみがないから」と息子6歳がかなり頑強に言い張っていた。買ってもらいましたけど。
普段使いのカジュアルなバッグを夫に買ってもらいました、サンキュー! イムズでお茶して、P2(ペットショップ)とソリッドアンドリキッド(本屋ほか)。昨日から何となく痛かった首の寝違えが、今日になって本格的に痛い…。夜ごはんは、あじの干物、大根おろし、味噌汁、いんげんときゅうり。真田丸「昌幸」の回。
●9月某日: サク弁、ごはん、ソーセージ、卵焼き、ひじき、かぼちゃサラダ、ナスのトマト煮。寝違えた首がちょっと治ってきた。デンマーク研修のリポートのリポートを書いている。暑い。気温も高いし蒸している。
幼稚園の迎えに行くと、子どもたち走る走る。運動会に向けてよくリレーやってるらしくて、走るのが楽しくてたまらないみたい。誰かが履いてるぞうりを脱いでバトン代わりにする姿を毎年見る。伝統か・・・。
借りている「ふしぎなたけのこ」を今日も読みきかせてたんだけど、これ、読み聞かせてても面白いんだよね。展開もだけど、文章もよくて。
夜ごはんは、夫が昨日仕込んでくれていたカレー。夫は飲み会で不在だったのだが。すっごく辛い! すっごく美味しいけど、夫は食べれるのかなーと心配になる辛さ。子ども分はもちろん甘く。おかわりしてた。新幹線の座席にヘビがいたというニュースを見て、サクと盛り上がる。
●9月某日: 夫が米を研ごうとして誤って床にぶちまけた音と叫び声を聞いて、サクが早起きする。てか、朝から米を研いでくれてありがとう夫。今日は研修先に直接行くため遅出の彼より先に、私とサクが幼稚園に出発。昨日に引き続き、そして昨日よりもっと暑い。夏のようだ。炭酸水飲む。デンマーク研修のリポートのリポート、写真を選んでレイアウトしてアップしてfacebookで拡散ー。作業ですね。読んでもらえるとうれしいです。
幼稚園の迎えに行くと、サクが足のマメの激痛に喘いでいた。
竹馬の練習をしている息子6歳が足の指にでっかいマメをこしらえた。で、やぶけた。やぶけるって方言? このマメを、幼稚園では「がんばりマメ」と呼んでいる。がんばっているしょーこなのでめちゃめちゃ痛そうだけどどこかドヤ顔である。
がんばった甲斐あって、だいぶ乗れるようになったらしいです。先生「今日はサクちゃん意地を出したよ~(仲良しの)○○くんと○○くんを追い抜かしよった」 本人と先生だけじゃなく、クラスの子が私にまで報告してくれるのがかわいい。「さくたろー、めっちゃすすめよったよ!」
サクもよく言っている。「○○はきょう、45ほもすすめた!」「○○は3しゅうできた!」「○○はかべなしでいけた!」(壁に背をつけた状態からスタートしないでできる) みんなで刺激し合いながらやってるようですね。自分ができたのも友だちができたのも興奮気味に語るサク。しかし当然ながらお風呂で激痛にのけぞっていた。
夜ごはんは、豚とごぼう(と玉ねぎ)の柳川風っていうの?たまごとじ。キュウリとオクラ。すごい雨、そしてものすごい雷が連続して鳴り響く中でサクが一瞬で寝る。