如月の十九 / NHK「京都御所」

●2月某日: 8時半からランニング。6.5キロほど。空腹もあってかけっこうきつい。サクと夫は自転車やボール遊び。昼から、このへんで一番おおきなイオンモールに行く。目的は、姪っ子の入園祝の調達。ワンピースなど、とってもかわいいのが買えたつもり。ついでにサクのも一枚。「映画館もゲームセンターもあるし、食べるとこもおやつもいろいろあって、こんだけ広いといくらでも時間が過ごせるよな・・・」と、夫が、到着後2時間足らずで駐車場に引き返しながら言った(笑)。めあてのものを買って、サクにフードコートでちょっとおやつを食べさせ(親はお茶)、おもちゃ屋さんをちょっとのぞいてサクがミニカーを一つ選んだ。それだけで帰る私たちはモールの良い客にはなれない・・・。夜は夫がはりきってグラタンを作ったが、生地がゆるめでサクには「スープ、スープ」と呼ばれていた。でも、味はとても美味しかったでござる。鶏肉とホタテ、ほうれんそうを始め野菜たっぷり。そのほか、白菜とえのき煮、サラダ、おつまみに目刺し。ビールと白ワイン。伊豆は修善寺の「アド街」を見て、夫婦して寝てしまう。

●3月某日: 雨だ。読書だ。朝井リョウ桐島、部活やめるってよ』を。子どもも、近くに買い物に行ったぐらいで、あとは家遊び。夫にかなり相手してもらって夜には満足げだった。トミカの「つなげる道路」をつなげて、車たちを走らせ、周りにブロックでいろいろな建物を置く。夫がサクに電話をかけて、「大変です! ○○ビルが火事です!」と通報。「わかりました、なにがいりますか?」と電話を受けるふりをしながらサク。「救急車と、パトカーと、消防車をお願いします」「わかりました、すぐ行きます!」そしてサイレンを鳴らしながら(もちろん、口で言うののだ)車両たちを動かして現場に向かい、鎮火したり、怪我人を救出したりする・・・・という遊びが今日のブームであった。夜ごはんは、焼きサバ、大根おろし、味噌汁、ポテサラ。

そーだ、先月NHKで放送した「京都御所」の特番、面白かった。圧巻だったのが、檜皮葺の屋根の修復作業。ぼろぼろになるので20年に一度葺き替えるらしいんだけど、その様子がすごい。古い檜皮を剥がした屋根に職人さんたちが登りズラッと横一列に並んで、1mくらい?の檜皮を置いていく。微妙にずらしながら上下に重ねていく、そのズレはぴったり四分=1.22cm! そして竹釘で止めていくのだが、職人さんたちは30本ほどの竹釘をいったん一気に口の中に含み、フッ、フッ、1本ずつ吹き出して、金づちみたいなので打ち付けていくのだ!! もちろんすべての動作はすばやく、流れるようによどみない。