水無月の七

●6月某日: いつもより念入りにお掃除。そして、サクの散歩を兼ねつつ、スーパー、八百屋、文具屋、パン屋とほうぼうでお買い物。ついでに、駅でnimocaにチャージもした。帰ってほどなく、友だちが来宅。簡単な昼食を作って一緒に食べる。おもてなし上手には程遠いけれど、月にいっぺんくらい、人を招きたくなるバイオリズムがやってくる私です。友だちはこの春から下の子も幼稚園生になった。昼下がりまでの一人の時間は寝てるそうです。「幼稚園のPTA懇親会でそう言ったら、すげー笑いが起きたんだけど」と言う。さもあろう。これほど見栄や体裁に無頓着な人もなかなかいないといつも思う。その無邪気さが彼女の魅力。残業が長くかかるので会社で食べてくる、と言っていた夫だが、22時、結局、食べずに帰ってきた。その手には、スーパーで買った握りのセットと、冷やしおろしそば。「さすがにこの時間になると、惣菜・弁当は全部半額だな」と満足げ。

●6月某日: 福岡の最高気温の予想は、この夏は初の30度。20分強てくてく歩いて、隣町の公園へ。そちらが実家の高校時代の友だちが、息子ちゃんを連れて帰省中なので待ち合わせだ。サクより2か月半前に出産した彼女を産院で見舞ったのはついこの間のような気がするのに、互いの子どもはすでに親をしのぐ体力で公園を走り回るようになっている…。月日って…。活動的な息子ちゃんと、サクは大はしゃぎで追いかけっこ。時々たじたじとなってたけど笑 午後は1時間ほどの昼寝、そして夕方から電車に乗って会社近くで夫と待ち合わせ。おなじみ、同期の大ちゃん(仮名)も誘って居酒屋で飲む。サブ3.5ランナーの大ちゃんとはランニング話が楽しいのはもちろんなんだけど、なんつーか、全般、彼って話しやすい。夫の同僚、というだけの間柄のはずなのに、今や普通に昔からの男友だちみたい。やたら人なつこいとか、営業マンタイプってわけじゃないのに、なんか不思議なオープンマインドの人なのだ。そういう意味では夫も似たタイプかも。鮭おにぎり、コロッケ、オレンジジュース、ラーソーメンなど、サクも居酒屋メシを堪能。大人はもちろん生ビールを堪能。