朔太朗的日常:満1歳8ヶ月

写真:ブランコ大好き〜ひとりで乗れるよ〜ぶらーんぶらーん
●二度目の挑戦、今度こそ寝かしつけ以外の授乳に成功したぞ! …たぶん。突発性発疹(1歳5カ月)のあとに昼パイを再開したら、すごく執着が強くなって、起きた直後や食事中に必ずパイを求められるようになっていたのだ。食べる量も減っていたし自分の食事が中断されるのもストレスになってきたので断行。

●とはいえ、寝かしつけと夜中泣いたときは、しっかり飲ませてるけどね。「パイ飲んで寝るよ〜」というのが、サクにとってのまさに「鶴の一声」。一心不乱に飲んでる姿を見ると、ジュースとかプリンとか、もう美味しいものもたくさん知っているサクなのに、やっぱりおっぱいは特別なんだなーと思ってキュンとくる。

●奏功して食べる量は少しは増えた。でも、食べムラは激しい。自分のトレイがなくなる前に、必ずローチェアから脱出して、親の食事をつまんだり、あいた食器を箸やスプーンでもてあそんだり。イヤだと思ったら絶対に口をあけないし、食べたことのないものに対する警戒心も結構強い。生野菜や生くだものはほとんど食べない。トマトも生はだめ、りんごも、うれしそうに手で握るものの、ほんのちょっと齧るだけ。バナナも、ヨーグルトとまぜないとあんまり食べなくなった…。

●好きなものは、ごはん。味噌汁(具も汁も)。うどん。チャーハン。カレー。親子丼っていうか卵でとじたもの。煮物全般。豆腐。ひじき。かぼちゃ。唐揚げとか海老フライとか、「揚げた衣」も好きっぽい。牛乳、ヤクルト。ヨーグルトやプリンはもちろん大好き。

●鮭の皮とか、あたりめとかをしゃぶる。「ちょっと齧ったら、おいしくないとわかるだろう」と思って見ていると、喜んでいる。まあ、強い塩気にあてられてるんだろうが、酒飲みの血が…。

●「おいし!」のほか、「んまー!」(最初の数日は、「んもー」と言っていた)も連発。「お〜いし〜〜い♪」(し〜い、の音階が高い)とノリノリで言う。ほっぺを人差指でツンツンして「おいしいね♪」と私がやるのをマネして、「おいしっしー」という仕草もやる。私のほっぺをツンツンしながらの「おいしっし」が最近のブーム。

●お風呂でお湯の移し替えをして遊ばせていたら、味噌汁を、御椀からコップ、コップからおもちゃのカップ、おもちゃのカップ…というふうに、陸上でも応用し始めた。泣いて頼んで(?)このブームは3日くらいでおさまった。

●ソファにのぼったら届く電気のスイッチをon/offするのは、泣いて頼んでる(?)んだけど、今でもちょいちょいやる。

●ダイニングテーブルの椅子、4脚すべてにサクのぐるぐる落書きが! クローゼットの扉も! 夫がたまにボールペン渡して遊ばせてたんだけど、いつのまにやら目を盗んで書いていたらしい…。

●ゴミをゴミだとひとりで認識して、ごみ袋の中に入れに行く。「これ、ポイしてきて」と言うと、頼まれてくれる。夫「サクもだんだん役に立つようになってきたな」(笑)。「ぽーい」と言いながら捨てている。使用済みおむつは、おむつ専用のごみ箱に。このごろは、くるっと丸めて止めたテープを剥がして遊ぶようになってきたので、パパママが自分で捨てにいくと、すごく怒る。

●食べ終わったあとの茶碗やお椀をもっていくのも大好き。最初は、流しに立つパパママに「あい!」と渡していたけど、今や、親はまだ食べてるのに、あいたお皿をどんどん一人でもっていき、懸命に背伸びして調理台に置いてるんだけど、今にも落っことして割りそうでこわーい! スプーンやお箸は、台所の一番上の引き出しをあけて入れる。そこがカトラリー類の収納場所だと知っているのはエラい! でも、洗う前のものを入れてくれるな〜! 入れて、急いで引き出しを締めて、誇らしげな顔で戻ってくるけれどもさ。

●食べこぼし対策のエプロン、首のうしろにフックのボタンがついているのだが、食事途中にひっぱって自分ではずすようになってしまった。外れたらすごく得意げに「ふぁ〜!」といって喜ぶ。

●飲み物を飲む前は、必ず「(かん)ぱーい!」。自分とパパで乾杯、自分とママで乾杯、パパとママで乾杯、3人で乾杯、と、その場で可能な全組み合わせをいちいち遂行。めんどくさい。

●ま、それもまた、かわええんだけどさ。その仕草を見た友だちが、「“乾杯の数だけ幸せになれる”ってことわざが、西洋にあるらしいよ」と言ってくれた。。。涙

●エアおいし〜、もある。食べ終わったあと、空のお椀にスプーンを突っ込んで、掬うふりしてから口に入れ、「おいし〜」。

●正面から抱きしめて、背中をトントンと叩くと、サクも短い手をまわして、パパママの二の腕のうしろあたりを「とん、とん」と同じように叩いてくれる。すごく優しい叩き方で、すごくかわゆい。

●パパがママの、ママがパパの肩や腰をもんでいると、そこにも登場して自分も乗っかり、もみもみの真似。

●最近、親をアスレチックの一部だと思っているふしが。親の手足を踏み台にしてソファや椅子にのぼる。仰向けに寝たパパのお腹や胸の上に立つ。そのうち手を離して立つことができるようになった! でも、同じことをママでやるのはやめてね、女の胸や腹は大事なのよ!

●…と頼んだら、しなくなった。これはパパに頼む、これはママとやる、という区別はいろいろついてるようである。抱っこしてもらって、上のほうの戸棚に入れているものを取らせてもらうのは、パパに頼むこと、とか。

●家に入る前、抱っこをねだってチャイムを押して、ピンポーンという音と、それに連動して家の中のインターホンシステムの画面が起動するのを確認するのが日課。

●この月のお気に入りの歌・踊り。「グーチョキパーで、何つくろー」って歌。NHK「いないいないばあっ!」の「パクパク音頭」。グーパーグーパーが上手。チョキは鋭意練習中。「にほんごであそぼ」の「ぴっとんへべへべ」。「ピタゴラスイッチ」の「ピタゴラ拳法」。「おかあさんといっしょ」の「北風小僧の寒太郎」。「かんたろう〜!」とリピートするところで、「たら〜!」と叫ぶ。「あさごはんマーチ」、「おもちゃのチャチャチャ」、「はとぽっぽ」。歌ってほしいのと違う歌を私が歌うと、(その歌もこないだまで好きだったくせに)「あ゛ー!」と大音量で抗議。

●もともと追いかけっこが大好きで、家でもよくやってたんだけど、お友達とも追いかけっこするようになった。それはそれは楽しそうにキャーキャー叫びながら走り続ける。追いかけるのも追いかけられるのも好き。

●発車するバスに向かって、「ばっばー」と一生懸命手を振る。

●ママの本を開いて、「○▽◆×※$%…」と宇宙語でもっともらしく読みあげる。

●親がトイレに入ると必ずついてきてドアを開ける。ぷ、ぷらいばしー…!

●ことばについては別項でまとめる…かも。