睦月の十三

●1月某日: 大阪国際女子マラソン、24歳重友さんがマラソン初V! 25キロからのロングスパートで福士さんを振り切り、そのまま気持ちを切らさず独走する姿は頼もしく、2時間23分台ってのも日本人女子では久しぶりに見る記録だった。しかしフィギュアもだけど、フジの中継には人が多すぎだ! 益田さんQちゃん有森さん藤田監督バイクに山口さんって。一度、選考レース以上のレベルの大会で、有森さんひとりの解説をじっくり聞いてみたいな。優しい益田さんやポジティブなQちゃんもいいんだけど、有森さんの一種突き放した視線からのクールで熱い解説をまた堪能したい(Qちゃんが戴冠したシドニー五輪では有森さんがメイン解説だった)。夜、今日買ったばかりの新しいお弁当箱に明日のお弁当をつめながら、「やっべー楽しい!」と夫がテンションを上げていた。

●1月某日: 「カーネーション」は周防編も終わり、今日から三姉妹が本役に。あ、聡子はまだ子役か。ところで周防=蘇芳=スカーレット=オハラなんですよね? 午前中は育児サロン。帰り、公園にお友だち親子を見つけたのでしばし一緒に遊んで帰る。相変わらずパイっ子のサク、朝起きたらパイ、夜ゴハンを食べ終わったらパイ、あげないと号泣・・・って、これでいいのか1歳6ヶ月?! 私の胸に体を預けて飲みながらも、テレビに合わせて祈りのポーズ→「オォォ!」と歓声をあげてバンザイしてる(「お試しかっ!」)。明日有休の夫、「なので、今夜からおでんを仕込みまーす!」とゆで卵を作ったり大根をゆでたりしている。

●1月某日: 夫、午後から所用のため有休。午前中は、パパと散歩→ママと予防接種、と、交代でサクを連れ出して、留守番中はこれまたお互いの所用。午後、意外に用事がさくさく済んで早く帰ってきた夫と、今度は3人で外に出る。と、右手を出してパパにつなぐよう訴え、左手を出してママにつなぐよう訴えるサク。こ、これは典型的な「親子3人幸せの図」ではないか・・・! なんか「けっ、おめでたいなあ」って視線もありそうで妙に気恥ずかしくもあったが(そう若いパパママでもないしねぇ)、しかし実際、切ないほど幸せである。途中で別れて、私はひとり、ソフトバンクショップへ修理依頼。1時間半もかかってすげー疲れた。先に家に戻った夫とサクにたい焼きを買って帰る。夜は、夫特製のおでん! う、う、う、うますぎーーーっ! 大根、卵、こんにゃく、ちくわ、牛すじ、餃子巻、野菜巾着、じゃがいも、そしてタコ。最後は雑炊までやった。おでんで雑炊って人生初だな…