師走の八

●12月15日(木): 寒くなりはじめた頃からほっぺがカサついて、風呂上りなんかには赤くなっていたサク。赤ちゃんは乾燥肌っていうしね・・・とローションなんかつけてしのいでいたのだが、この数日、私の胸に顔をこすりつけたり、自分の手でもごしごししたりする。ほとんどが寝起きの仕草で、目がぱっちり覚めればそんなに気にする様子もなく・・・というか、世界が発見に満ちているサクには、ほかに気になることがありすぎて忘れちゃうようなのだが、私がそばにいればニッコリして目覚めていた彼が起きぬけからひどく泣くのがかわいそうで、病院に連れて行ってみる。看護師さんが鳴らすガラガラに気をとられている間にまんまと血を抜かれたサクさん、アレルギー検査の結果は来週。昨日も今日も厳寒だが、外に出ると気持ちがピリッとする。こういう日に走ると気持ちいいんだったよなあ、とはるかな過去を振り返るように思い出す。夜ごはんは、さんま缶、にんじんとツナのナンプラー炒め、ポテサラ、ほうれん草、味噌汁。夫は飲み会。

●12月16日(金): 肩こり、首こり、二の腕こりがやけにひどいのだが、原因がわかった。夜中、サクに添い乳するとき自分で自分に腕枕して、そのままの態勢で寝ちゃうからだ! とあるサイトでくじみたいなの引いて500円の図書券を当てる。狂喜。でも送られてくるの再来月なんだって。・・・・・ぜっっってぇー忘れねぇーからな! 「婦人公論」立ち読み、読者からの相談に対する快刀乱麻を断つみたいな答えにハッとする。夜ごはんは肉じゃが、焼き鮭、味噌汁。連日の飲み会だった夫に朝ごはんのような夜ごはんを用意した。もらった軟膏を塗ったサクのほっぺに、1日で好転の兆しが見える。