not大河ドラマ、but中学生日記

昨日の日曜日は、ゴールデンタイムにキリンカップかなんかをテレビ放送してたので、サッカー好きの夫を慮り、『天地人』は録画予約。夕食も済んだことだし、と、寝室で読書に励んでいたわたくしだったが、20時2分前、
「おーい。今日も“茶番劇”、始まるぞー」
と夫が呼びに来た。

大河ドラマ」あらため、“茶番劇”のためにチャンネル合わせてもらって申し訳ない・・・。
と、制作者に変わって恥じ入りながらもテレビの前にスタンディングし、
「お願い、たまには、かっこいいもの見せてよ。」
と祈る私。
しかし嗚呼、天は我を見放したか、この眼前であっさりと、
謙信公の形見の槍が行方不明になった!」
「盗んだのはアイツ(=この日、初登場の真田幸村@ROOKIES)だろ!」
「いや、俺はオマエを信じる! 夢にときめけ!」
という、正真正銘の茶番劇が繰り広げられたのであった・・・。

もうね、あれは、戦国時代じゃないよね。
命のやりとりとか、してないもん、絶対、あの世界では。
エピソードが、万事、中学生日記だもん・・・。

長年の大河ドラマフリークとして、
「あのね、大河ドラマって、こんなにしょうもないもんじゃないはずのよ。
 血湧き肉踊る、歴史活劇のはずなのよぅ」
と、泣きながら(?)夫に訴えるわたくし。

それにしても、しろたさんと並んで演技すると、
へなちょこ兼続さんをやらされているつまぶきさんは、
やっぱり演技が細やかで上手いんだなーというのは、わかった。
つまぶきさんも、とんだはずれくじを引いてしまったものよ・・・。