睦月の十三 / 一瞬で終わるしりとり

●1月某日: 小学校で、午前中から読み聞かせボランティアのミーティング → 昼休みお話し会。私は『ぼちぼちいこか』を読んだ。これ、読むのけっこう難しくて自信なかったけど反応はよく、「もういっぺん読んでほしい」「ほしいほしい」と子どもたちから声が出てひと安心。(読み手でなく)絵本の力ですね。Mさんが読んだ『かえるをのんだ ととさん』もウケていた。昔話っていいよね。

ぼちぼちいこか

サクが「しりとりをしよう」と絡んでくるので、「しりとりを一瞬で終わらせる」という対応をする。どんな単語が提示されても、すべて「ん」が最後にくる言葉で返すのだw サク、コーフンして次々と投げかけ、次いで「おれも ん を言うほう、やる」と言って、結局かなりの時間、一瞬で終わるしりとりを続ける…。

夜ごはんは、ドライカレー。大根と小松菜のサラダ。

今日は午前中、「来月からインタビューを有償で始める」旨、facebookで告知した。最初は、おためし価格をさらにお値引きしてやりまーす、とテレフォンショッピング風の告知をしたところ、お申込みが続いて3時間ほどで2・3月分を締め切りました。ありがとうございます。

※ インタビューさせてくれる方、今も随時募集中です!!

www.facebook.com

 

●1月某日: zoomで打合せ。初めてやってみた。skypeの出始めのころと比べて、なんて便利になったことでしょう。夕方、サクのスイミング。1か月前と比べてずいぶん日が長くなった。夜ごはんは、牛すじ肉と大根煮。野菜たっぷり焼きビーフン。牛すじ煮があるのにビール(ロング缶)半分こで終わらせた私たちエラい!




睦月の十二 / collection THREE

●1月某日: 【collection THREE】
息子(小2)の生活の授業で、自分の成長の記録を作る。
というので写真をさらっていたら、
めくってもめくってもスリーサインが出てくる時期が…。

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外でもスリー、家でもスリー。
旅行先でも、スリー。
友だちと並んで、スリー。

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息子 「おれ、3ののろい に かかっとるやないかーっ!」

小さく写ってる写真も、拡大してみるとスリー。かわいい顔して、全部スリー。

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息子「ひーっ いきが くるしい・・・! 早く4さいになれ・・・!」
そして4歳になったあとしばらくは、フォーの呪いにかかるのであった(笑)


そんなサクさん今8歳、ニュースで「国際宇宙ステーションが見える」という情報をつかみ、「6時58分 南」と付箋に書いて私のデスク前に貼る。ベランダから見ることができた! しばらく、飛行機のほうを「あれだあれだ」と言って見てたけどw 飛行機のライトは点滅、国際宇宙ステーションは点灯なんだよねw 

「前にも見たの覚えてる?」
「おぼえてるおぼえてる、お父さんと3人で、外でな」
「さくら(年長)のときだったよね」
「そんな前だったかー」
調べてみた。1年生のときだったw

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夜ごはんは、豚と白菜のミルフィーユ鍋。昨日、鉄腕DASHの0円食堂でキムタクが作ってたので。

睦月の十一

●1月某日: 午後…といっても2時ごろ、近所に買い物に行ったら、最近全国ネットのテレビで紹介された某店にすごい行列が! テレビの影響力、まだまだすごいじゃないか。

サク、精巧に折った折り紙作品に「のり入れ」をして悦に入ってる。ボンドを水で溶かしたものを絵筆で塗ると強度が増すのだ。

夕方、ランニング30分。夜ごはん、ステーキ。パソコンを買ったときについてた特典だ。どんな特典だよw 

夫「こんないい肉は一年に一回しか食べられないぞ!」と言うと、サク「ああ、パソコン買ったときの」ってよくわかるねw それはいいんだが、夫がかき揚げを作って揚げているではないか…! ステーキとかき揚げって、アラフォー夫婦+小2の食卓として間違ってないか? しかも、油をあっためたついでとかいってフライドポテトも揚げている・・・。そして、まちがってる、まちがってるといいながら目の前にあると食べてしまうという間違いを犯すw 

是枝監督の『奇跡』の録画を見終わる。サク、見ながら何度も何度も「すっごくおもしろい!」「こいつらすごい!」「子どもだけで・・・!」と興奮してた。んだ、んだ。


●1月某日: 午後、車の試乗に行く。同じく正規のメーカーのディーラーでも、お店の雰囲気も、もちろん営業マンの営業の仕方も全然違って面白い。そして、どんな営業マンに対しても温度が一定の夫も面白い。ぬるま湯程度。

センター試験日本史Bを解いてみるの巻。
現役時代は目標100点だったけど、ここんとこ例年こんなもんw
歴史オタクを名乗っておいてこの程度・・・
受験生ってすごい! 親御さんともども本当におつかれさまです!

自己採点に息子が加わり、
「おれは 70てんなんて とったことねーぞ!」と勝ち誇っていた。小2に言われたくねーわw

こうして見ると、古代・中世・近世・近現代とまんべんなく出題されているけれど
やっぱりもうちょっと近現代の比重を大きくしたほうがいい気がする。

たとえば
石井・ランシング協定(近代)と部曲や中先代の乱(古代・中世)、
どっちもマニアックではあるけど、前者は流れで知っておいていいと思う。後者は好事家の領域だ(笑)

北海道の歴史や、鎖国までの経緯、中世~近世の村の運営を問うあたりは良問。私、間違えてますけどねw 

史料を読ませて内容を答えさせる問題、最近増えてるけど今どきの高校生はできるのか?
フェノロサってフランス人だとばかり思ってたらアメリカ人だったのね!

夜ごはんは、あじのみりん☆、みそ汁、ポテサラ、トマト。サク「いだてん、なんかおもしろい!」

 

睦月の十

●1月某日: 紅白のログを書く。まったく非生産の極みというべき作業、好事家の楽しみですわいなw 『義母と娘のブルース』の初回をやっとこさ、やっとこさで見る!! ネットで見てしまったネタバレっぽいやつが思い出され、随所で泣けてしようがない。小さいイワシをもくもくと手開きにしてフライの準備にする・・・という、一年に2回くらいしかやらない(やる気にならない)をしながら、沖縄でハンストをしている元山さんのことを考える。

emitemit.hatenablog.com

イワシフライは好評。5時半前、研修から直帰してきた夫がもう一品作ってくれた。豚ともやし、キャベツの中華炒め。


●1月某日: 王さん主宰「世界の女性を知る会」新年ランチ会。会場はいつものパン屋さん2階。やっと場所を覚えたぜ・・・! 10人ほど集まった。そこで、最近ぼんやり考えてたことを口にしたらすぐに作りたくなって、家に帰ってバーッと作成。

facebookより)

 

【支持候補者、特にない】という方は、ぜひ女性を応援してください!
地方選挙って、だいたいが投票率めちゃくちゃ低いですよね。30%台とか。

「誰に入れたらいいか、わからんもん」
と、よく聞きます。私もそうでした。
「だったら、とりあえず、女性候補に一票入れてみない?」
と言ってます。特に、まわりの、特に自分と同世代くらいの女性たちに向かって。

すると、「え?」「なんで?」「考えてもみなかった…」って反応が多々。おお~、これが現実ですたいね!

でもさ、ここから推していくこと、大事な気がする。
だって、選挙に行かない人たちは、政治の「せ」の字だけで、
「あ、そういうの結構ですから…」と耳を閉じ、足早に通り過ぎる。

「●●党の〇〇です」という名乗りや、いかにも候補者っぽいポスターやリーフレット
うさんくさくて、気持ち悪くて、かかわりたくないものだったりする。
個人情報とか絶対渡したくない。A党だろうがB党だろうが同じこと。

そういう人に選挙に行ってもらわないと、女性議員は絶対増えない。
んで、そういう人にも、実は困っていることや不安なことはある。

・保育園、入れるかな?
・教育費、だいじょうぶだろうか
・家事も育児も自分ばっかりやってる
・安くて大変な条件でしか職がない
・育児がひと段落したら次は介護
・自分の老後が心配
・通院や通所が大変
・職場でパワハラが横行
・学校が心配、部活が心配、先生が心配
地震がきたらどうすれば?
・誰に相談したらいいかわからない悩みがある
などなど。

個人的な悩みは政治の話題なんだ、そういうのを議題に乗せるのが政治なんだと気付いてほしい。

そのために、育児や介護など、【ケアする】ことをよく知る女性を議会に!

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政治的主張です」という匂いがするとドン引きされるのが現実。
まずは、その100倍くらい フワッとした入り口を作ったほうがいい。

夜は、夫の帰宅後、成瀬さんの事務所開きイベントへ。成瀬さんの決意表明、めっちゃよかった。前職でのお仕事ぶりから信頼できるお人柄なのは知っていたけど、スピーチ的なものを聞いたのは初めてで、びっくりした。途中ほんとに泣きそうになったもん。既存の(既存?w)政治家でもこんなに力のある言葉を持っている人ってそんなにいないですよ。帰宅後もずっと余韻が残るくらいだった。

睦月の九

●1月某日: 【ゆるマジ】2019年1回目のオンエア~


【ゆるマジ】NGT、週刊SPA… それでも世の中は変わってきてる! 年末年始のテレビ三昧♪ 2019.1.15配信

●テレビ三昧の年末年始! 
●NGTメンバーの襲撃事件 + 松っちゃんが老害になるなんて
環境保護はグローバルスタンダード
・・・みたいな話でーす。

1か月ぶりに会うあこさんちの里子ちゃんは生後2か月半。すっかり新生児っぽさはなくなり、人間みが増している・・・! じーっと見つめ返してきたり、ちょっと笑ったり、抱っこすると落ち着いたり、かわゆい! あこさんは「安達祐実の子どもの頃に似てる」といっている。

夜ごはんは豚とごぼうの卵とじ、ポテサラなど。朝から何となく違和感あったのだが夕方からやたら悪寒がしてきて、早めに布団に入る。


●1月某日: あれだけ悪寒があったのに熱は上がらず、朝になっても何となくすっきりしない…。ガーッと発熱して汗をかいて解熱したらすっきりしそうなもんなのに、そううまくいかないのが・・・加齢・・・?

午後、少し遅れて授業参観に。道徳で、しかも「いのちのはじまり」ですって。お腹の中で赤ちゃんがいつどれくらいの大きさになるのかの説明があり、出産時の状況をポエムっぽいものを読んで勉強。そして、当校で実際に今産休をとっている先生や、配偶者が出産したばかりという先生にインタビューした動画をみんなで見て、初めて知ったことは何か、どう思ったかという授業だった。子どもたち、意外に盛り上がっていないw このあたりのことはみんな既に知っていて驚きはないのかもw ちなみにこの授業、今後、「自分のアルバム」を作るための前振りでもある。


夜ごはんは、マーボー豆腐、豚汁。豚汁は、夫が朝っぱらから作ってくれたもの。

睦月の八

●1月某日: 午後、車の試乗に行く。正規のディーラーさんに(いちお、車を買うという目的で)行くって人生で初めてである。なんと夫も。人生経験の浅いアラフォー夫婦であるw しかしディーラーさんは忙しく、「すみませんが自分たちだけで試乗してもらっていいですか? 1時間ぐらいゆっくり行ってきてもらうとありがたいんで」と(もっと丁寧にw)言われ、家族でドライブ~。私も運転した。アラウンドビューモニター、神な!! 夜ごはんは、すきやき。おつまみにししゃも。家族で人生ゲーム。私が僅差で優勝!


●1月某日: 今日もすごくいい天気、なんとあったかい3連休でしょう。

朝から団十郎襲名の口上を見て、超感動。

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夫がトマト煮をカレーにリメイクしたのを昼ごはんに。大人用、ちかっぱ辛い! 

午後、家族でカラオケに。1年ぶりくらい?もっとかも? ちょっと前に「久しぶりに行こうか~?」って話になったらサクがことのほかその気になったので。U.S.A.とか、ゾイドの主題歌とか、なかなかのリズム感で歌っておったw 星野源とか米津玄師とかが大人のカラオケの役に立つw 思った以上に楽しかったんだけど思った以上に安くて戸惑った(割引券的なものを使った)。持ち込みも自由だし、これバイトさん一人の時給にも達していないはず…。うーむ? 

夕方、ランニング30分。ホットコット着ていったら暑かった。夜ごはんは、あじのひらきのみりん星、みそ汁、ポテサラ。

睦月の七 / プレゼン「みんなの歴史勉強会」

●1月某日:
ワークライフバランスプレゼン勉強会にてプレゼンターをつとめました。
テーマは【みんなの歴史勉強会 ~歴史を参照して 「今」 「未来」を考える
あたたかく聞いていただき、さまざまなご意見をいただき、大変勉強になりました あと2時間くらい、みなさんのお話を拝聴したかったですが~~

この勉強会は7回目になりますが、当然ながら参加者が違えばご意見ご感想も違います。だから無限に開催したい(笑) 

今回、ご参加者が男女同数(パリテ)、年代も比較的ばらけていたのもよかったです! 
同質性の高い場では本音が出やすくてそれもいいけれど、やはり異質な人同士で伝え合っていく必要がありますね。

ご参加者のお一人(60代の男性)が『火垂るの墓』を「知らない」とおっしゃって驚きましたが、考えてみれば私の父親もきっと知らない(笑)。そんなことにも今回初めて思い至りました。
(もちろん、この年代の方は、私たちが知らない戦争の話を知っておられます。)

知らないから、分かり合えない。否定から入ってしまう。
知ってみれば、目からウロコ。そんなことがたくさんありますよね。
知れば人間は、何か感じたり考えたりする。
その中身はいろいろでいいし、揺らいでいいと思うんですよね。

ディスカッションで
「昭和初期の中国への進出は、侵略か、そうでないか?」
という話がちょっと出ましたが、それ1つとっても、いろいろな本を読めば読むほど、いろいろな意見を知れば知るほど、正解は何なのかわからなくなります。
大切なのは、簡単に結論を出さず、考え続けること。そして「今はこう思う」と対話し続けることではないでしょうか。

子どもに対しても、親が自分の言葉で語ることがキモだと思っています。
たとえ知識が少なくても、確固たる考えが持てなくても、親の言葉の背景には数十年分のリアルな人生経験がありますから、「今はこう思う」と折に触れて話してゆけば、子どもの心のどこかに必ず残る。それが、子どもが将来、自分自身で考える材料の一つになると思うのです。

歴史は現在の政治や社会についてよりも、むしろ語りやすいと思います。なぜなら、なんだかんだ言って、少なくとも自分が成人する前の出来事には責任を持たなくていいからです。

大日本帝国の過ちに対して私たちが罪悪感を持つ必要はなく、その栄光が私たちを彩るわけでもありません。
だから少なくとも国内では大いに語ればいいと思うんですよね。半藤一利あたりが、学者や元・軍人や元・政治家・その子孫など、右から左までてんで立ち位置の違う人たちを集めた座談会の本を昔からよく作っていますが、みんな実に好き勝手に、楽しそうに語ってますよ(笑)。

いろんな意見を取り入れながら自分の考えを作っていけばいいと思います。子どもたちにもそうなってほしい。

古今東西あらゆる歴史が教えてくれるのが
【権力は、放置すれば必ず既得権益化し、腐敗し、暴走する】こと。

だから、国にせよ民間にせよ、権力に対しては透明性やチェック機能を確保して監視しなければならない。
(公文書を改ざんし国会で虚偽答弁をした現政権が民主主義のトップに値しないと思うのはそれが理由です。インパール作戦ノモンハン戦争を始め、責任の所在がうやむやになるのは日本の悪い伝統ですが…)

権力を腐敗・暴走させないために憲法があり、立法や行政の手続きがあり、野党やメディアが存在し、そして何より私たち1人1人が選挙権を持っています。

日本では、家族や友人間でもなかなか話題にしないことがいろいろあります。話題にしなければ、知ることもなく、考えもしませんよね。
だから、「場を作る」ことが大事だと思います。
イイ感じの場があれば、みなさん、いろいろなお話をしてくれます。
今回も貴重なご意見をたくさんうかがうことができました。

この勉強会に初めて参加してくださった方々も、
「普段はできない話ができて面白い」
「大人の寺子屋みたい」
とおっしゃってくださいました。ありがとうございます!

2週間後に、APU立命館アジア太平洋大学の学長(ライフネット生命創業者)出口治明さんをご講演にお招きしています。
著作のタイトルを見てもわかるとおり、歴史にとーーーってもお詳しい出口さんが思う、昭和の戦争から得られる教訓とは? 一端をご紹介しますね。

満州事変において、国際連盟は実はかなり日本に譲歩していた(リットン報告書)し、日本の新聞記者たちはその内容をきちんと理解していた。
なのに実際は各紙とも連盟を徹底的に批判する記事を出す。それは国民が満州事変を支持し、連盟を非難していたから。ひとたび世論が沸騰すると、メディアは世論に縛られた記事しか出せなくなる。
だから、記者が「こうだ」と思ったらその通りに書けるようなシステムを作らなければならない。優秀な人はいる、しかしその判断が組織の意思決定に反映されないのはなぜか? 現代日本にも通じる大きな問題。

●海軍大将、山本五十六が対米戦について「半年、一年は存分に暴れてご覧に入れます。しかし二年、三年となっては全く確信は持てません」と言った有名なエピソード。名将は国家の体力を見極めていた(しかし日本はズルズルと戦争を続けた)。経営者や指導者は、全体最適を考えて適切な歯止めをかけなければならない。できることとできないことを弁えて、グランドデザインを描かなければ。
(『大人のための昭和史入門』第1章 特別座談会 「世界史の中の昭和史」より)

ディスカッションで出た個別のテーマについても触れていきたいのですが、例によって長文になっているので、とりあえずここまでで! ご参加ありがとうございました。歴史勉強会、興味のある方はお問い合わせください😊

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夜ごはんは、ブリカマの塩焼き&バジルグリル。鶏と野菜のトマト煮。もやし。お正月にやってた『出川哲朗の充電させてもらえませんか』を見る。家族してこれ結構好き。

【ライフイズマイン】 が4周年

mylifeismine.net


「安田クニヒデさんって何者?」と時々聞かれるんですけど何と答えたものでしょうか(笑)
デザイナー、プランナー、反骨と流浪のキャリア、めんたいロックから遠いアマチュアミュージシャン&シンガーソングライター、名サポートギタリスト、フェチ臭ぷんぷんのカメラマン、ガーリーおじさん…(笑)
『ママじゃない私ポートレート』では、4年近く前にインタビューさせてもらいました。

mamajanaiwatashi.hatenablog.com


そんな安田クニヒデさん、通称サニーさんが主宰しているブログアパートメントです。

私も一室もらって、寄稿しています。最近書けてないけど😭、私が書いた投稿から過去ログをいくつか挙げてみます。
興味を惹かれるタイトルがあれば、読んでみてもらえるとうれしい😊 

●「戦後70年の夏に生きてる私たちは」(2015年8月)
主宰している「朝ドラとロングセラー絵本で語る歴史勉強会」の原点かもしれない投稿。
https://mylifeismine.net/archives/3237

●「博多座スーパー歌舞伎「ワンピース」を見て猿之助さんと握手したよ!!」(2016年4月)
熊本地震から約一週間後。役者さんたちは幕間、募金箱をもって客席を回りました。
https://mylifeismine.net/archives/8385

●「菊池桃子が語る「子どもは親とは別の時代を生きるんだよ」って話」(2016年10月)
ジェンダーに関する若者の意見、面白かったです。
https://mylifeismine.net/archives/9894

●「アサデスに出るデス、の巻」(2017年5月)
“家族の家事シェア”がテーマでした。夫のハレの舞台(笑)
https://mylifeismine.net/archives/11848

●「1945年(昭和20年)6月19日、福岡大空襲」(2016年6月)
https://mylifeismine.net/archives/8634

●「追悼、野坂昭如~もうひとつのトラウマ作品」(2015年12月)
新・朝ドラ『なつぞら』もヒロインが戦災孤児ですね。こちらは現代の朝ドラなのでかなりマイルドに描かれていますが…。
https://mylifeismine.net/archives/5155



view数的にバズったのは、やっぱり有名人ネタを含んだ話が多いかな。
しかし、私の芸能ネタは、view数稼ぎじゃないです。ガチ萌えの世界、暑苦しい愛の劇場です!
●「長い不在を経て小沢健二が2017年に歌うこと ~流動体、歴史の連続性~」(2017年3月)
小沢健二についてはあちこちでいろいろ書いてます。ファンにとってはオザケンじゃない、「小沢くん」だ!
https://mylifeismine.net/archives/11154

●「ceroとコラボライブしたSMAPやっぱり最高!」(2016年3月)
来年くらい復活しませんかね、SMAP
https://mylifeismine.net/archives/6967

●「来春の朝ドラ『とと姉ちゃん』相手役キャスト予想ダービー」(2015年11月)
正解は唐沢寿明でした。誰が予想できるっちゅーねん!
https://mylifeismine.net/archives/4621

とと姉ちゃん」の予想としては撃沈だったものの、
出馬表(笑)を見返してみると、その後やはり、NHKドラマで大役をつとめた役者が多い!


佐藤健…『半分、青い』ヒロイン相手役
窪田正孝…『エール』朝ドラで主人公!
瑛太……『西郷どん』ヒロイン相手役…じゃなくて二番手・大久保利通
松田翔太…『西郷どん』ラスボスの一人、徳川慶喜
森山未來…『いだてん』ナレーション&若き日の古今亭志ん朝
岡田将生…『なつぞら』に重要な役で出演予定
オダギリジョースペシャルドラマ『経世済民の男』第1作・高橋是清編の主演

そして、2015年11月、『逃げ恥=恋ダンスブーム』よりも1年前に、星野源に大穴の印をつけている私!
さすがドラマっ子!!!(自画自賛😆))

●「俺たちの副長が堀北真希口説き落としたよ!!」(2015年8月)
口説き落としたのはいいが、引退しちゃったのにはショボン…。ホマキ好きだった…。
https://mylifeismine.net/archives/3377

宇多田ヒカルが活動再開するので、活動休止した時に書いたものを再掲してみるよヽ(´∀`)/ (2015年12月)
宇多田ヒカルのすばらしさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
https://mylifeismine.net/archives/5045

●「綾瀬はるかと私のおっぱい」(2015年7月)
なんだかんだ言うて、息子の「母ちゃんのおっぱい好き」は健在です😆
https://mylifeismine.net/archives/1965

 

睦月の六 / 怒っていい

●1月某日: アデノの夫が大事をとって休む。で、週末のプレゼンの練習をしようと思って、カラオケへ。初めての【ひとカラ】ってやつです。まず、LINEのトークのやり取りで会員登録するっていうしくみにびっくり。さっそく練習を・・・と思いつつ、ついつい30分くらい歌ってしまったw 近くの部屋で、「♪わがままは男の罪 それを許さないのは女の罪♪」っていう歌を、何度も何度も、延々と歌い続けている人がいる。もちろん私もその一人だけど、昼間のひとカラっていろんな人がいるんですかねw 

夕方、どんぐり文庫へ。絵本『てぶくろ』なつかしい! 久しぶりに読んだ。やっぱりこちらの絵が好き。

てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)

ストーリーテリングは「だめといわれてひっこむな」これ初めて聞いた。傑作! 新年第1回目らしく「もちつき」のデモンストレーション(笑)があって、おひらきとなりました^^ 夜ごはんは、餃子、手羽元と大根の煮物など。


●1月某日: サニーさんの記事をシェア。おすすめ。

https://mylifeismine.net/archives/19822

・「低所得者は努力が足りない」と思われる。
 だから、自分は低所得だけど低所得者だとは思ってない。思いたくない。

・負け組にカテゴライズされたら、“終わっちゃう”

若い人たちの、そんな心理。
学校では、「みんなと同じ行動をしなさい」 「周りに迷惑かけちゃダメ」といわれ、

ちょっと変わった発言をしたとき
権力がバックについてれば革命者的に持ち上げられる(ex 小泉進次郎など)
一方で、
そうじゃなければ困ったちゃん扱いされたり干されたりする(ex ローラ、能年玲奈ちゃんなど)

これじゃあ、若い人たちが『強い側』につくのも当然だ。生存戦略なんだよね。

でも、そんな沈黙は『強い側』にとって都合がいいだけで、
本質的には若い人たち自身を追いつめてゆくことになる。

彼らは日本では圧倒的に数が少なくて、
それゆえに政策は、数が多く且つ投票率の高い世代のほうを向いてるんだから。
週明けの 松田 美幸 (Miyuki Macri) さんの『提論』で取り上げられているオーストラリアの若者みたいに、
「目先の経済成長を優先して子どもたちの未来を奪っている」
と怒っていいんだよ。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/teiron/article/477591/

でも、
「弱きを助け、強きをくじく」を、まず実践しなきゃいけないのは、大人なんだろな。

これまた美幸さんのコラムにもあったとおり、怒りという感受性、時として必要だと思う。

『社会課題と真剣に向き合う健全な怒り、そして正義を問う訴え』を大人が示したい。それが子どもを守ることにつながる。

ちなみに、同じく『西日本新聞 提論』にて、藻谷浩介さんも怒りについて述べていましたよ。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/teiron/article/437078/
『問題を理解できず、怒るべき時にも怒らず、
 反対者を袋だたきにするばかりでは、
 われわれは後世に対する責任を果たしているとは言えない。』
(2018.7.30)
サニーさんの元記事より長くなってしまったかもしれん…

夜ごはんはデリバリーピザとポテト。大根サラダ。うちでは1年に2回くらいなんだけど、サクが「これから毎月たべたい」といった。『ブラタモリ鶴瓶の家族に乾杯』のコラボで太宰府天満宮特集。元日の『ウルトラマンDASH』。サッカー、小野と遠藤と中澤のチャレンジは今年も無理だったー。

 

睦月の五 / 私たちはこんなに美しいのに

●1月某日: 週末のプレゼンの資料や台本を準備している。「ママじゃな」の記事を仕上げたり、勤勉(自分で言う)。近所の八百屋さん、長い正月休みだな~って思ったらお店を閉めていた。ちょっとショック・・・・。イムズの建替が発表される。サクのスイミング。年末に忘れていた水着が発見される!うれしい~! 夜ごはんは、さば塩焼き、白菜と厚揚げのみそ汁など。

「ママじゃな」読み返してたら、特別編 『ヌードという表現』 の取材のあと書いた【編集後記】をもう一度掲載したくなって、facebookでシェア。

この記事、ひそかに読まれ続けています。まだ見てない方は、よかったら、ぜひ! ヌードのページもぜひ。一言でもご感想をいただけたら、もっとうれしいです。
ポートレート・インタビュー記事はこちらです!

mamajanaiwatashi.hatenablog.com

取材に立ち会ってくれた友人サニー安田氏が書いてくれた裏話(?)。
https://mylifeismine.net/archives/15602

 

●編集後記 筆:イノウエエミ

【ママじゃな】には、「自分を大事に」「堂々とすることの気持ちよさ」
そんなメッセージを込めていますが、それは簡単なことじゃないとも痛感しています。

若い子。綺麗な人。スタイルの良さ。
子どもがいるかどうか。立派な仕事をしているか? 
素敵な趣味があったり、しゃれた家に住んでいるか? 
悪目立ちせず皆と同じようにできているか?
どうしても、そんなふうに価値判断をしたり、劣等感を覚えたりしてしまうのです。

固定観念を刷り込まれていることに気づく余裕もなく、「決められたものさし」に合わせることに一生懸命な忙しい毎日。それが私たちの現実ではないでしょうか。

でも、圭子さんは目をそらさず、あきらめず、劣等感や違和感と向き合い続けてきた。ヌードになったのは偶然の成り行きのようで、必然だったのだろうと思います。

「裸になって、初めて自分を大事にできた」
逆説的だけれど、その言葉にめちゃくちゃ納得したのです。

裸になることで、すべての固定観念を、そこからくる劣等感を、脱ぎ捨てられたのだと思います。
そうでもしなければ自分を愛することができない。それが、女性を取り巻く現実のひとつだと思います。(フェミニストと言わば言え)

圭子さんの裸の写真は、「脱いだら誰でも美しいんじゃないか?」という気分にさせてくれます。あなたでも、私でも。

見せるために美しいのではなく、私たちは、こんなにも勝手に美しい。崩れた体を綺麗な洋服で隠しているのではなく、こんなにも美しいから、普段は隠している。私たちは、こんなにも美しいという秘密をもっている。
そう感じるのです。

既にずいぶん長くなってますが、インタビュー前、facebookに書いた文章も載せておきます。
「自分、政治、アート(文化)」の3つを分かち難く考えています。

子育て世代。政治と同じくらいアートが遠くなってる気がする。両方は実は同じ現象で、どちらも同時に手繰り寄せて取り戻していかなきゃいけないような気がするんだよね。

ちょっとうまく書けないのだけど、日本の学校で教育を受け、日本の家庭・世の中で育っていると、
「自由に対する恐怖や忌避感」
みたいな思考をすりこまれるのかな、と思うことがある。感覚を鈍くしないと生きにくいような。

でもそれってすごく寂しいし怖いことです。

良いか悪いか、安全かそうでないかではなく、後ろ指さされないかを恐れることもなく、ただ1枚の絵や写真、1つの音楽や詩を前に、どう感じたかを口にする・・・
いえ、言葉にしなくても、自分が感じたことを抱きしめる。

そんなことを大事にしていきたいのです。
自分が感じたことを大切にできなければ、人の感じ方も大切にはできません。