如月の七 / 「ゆるくマジメに! 女性の性を語る・考える・楽しむ」

●2月某日: facebookより
【プレゼン勉強会 「ゆるくマジメに! 女性の性を語る・考える・楽しむ」 】
 
肩書や実績がなくても、自分の思いをアウトプットして問いかけることができる。それがこのプレゼン勉強会のすばらしいところです。
 
‥‥と言いつつ、このテーマではかなりミニマルな集まりになるだろうからとのんびり構えていたら想像以上にご参加いただけて、みなさんでのおしゃべりの時間がだいぶ足りない感じになり、すみません💦 ここまで「続編ありますよね?」と言われたのも初めてだったような‥‥?
 
自分のプレゼンって、まとめる意欲があまりわかないものですが(笑)
ひとりを除いて全員女性のご参加者でしたが、年齢やバックグラウンドはそれぞれで、
だからもちろん価値観もそれぞれだと思います。その中で、
 
ジェンダーギャップ121位という超絶ジャパンだけあって、女性の「私なんて」「私には無理」「私が悪い」自己肯定の低さすごくない? 
 
・女性にとって、「性を楽しんでいますか?」への回答と自己肯定感って、相関関係があるのでは?(イノウエ仮説)
という部分に大きな反応をいただいた感触があります。
 
性の問題に関して、子育て中の女性の関心は、「子どもにどう教えたらいいか?」
というテーマに集約されるのだけど、私はどうしても「まず、自分はどう考えているか?」と考えちゃう。
 
そして、いろんな人の「私はどう考えているか?」を聞きたい。
おもしろいご意見はシェアしたい。
 
それは、恋愛についても、教育についても、政治についても、何でも同じです。
特に、“女性が”
「自分の言葉=考えを持つ」
「発する」
ことを、とても大事だと考えているのです。
 
「正解はコレですよ」という誰かのお墨付きはいらない。極論すれば。
 
自分で考えて、自分にフィットする答えをもてばいい(考えるために、知識や対話はもちろん大切)。
 
子どもに伝える必要があると思えば、伝えればいい。
子どもは子どもで、自分で考えて決めればいい。
そういうサイクルが作れたらいいな~と思います。
そしたら、性も、教育も、政治も、何でも、すごく変わると思うな~。
 
話が逸れました。
 
ダイアログでは、女性という性への嫌悪や生きづらさについての話がけっこう出ましたね。
 
・少女のころがつらかったパターン
 → 男の子のほうが自由で選択肢が多いように思えた
・学生時代は良かったけど社会人になってつらくなったパターン
 → 男性に「見られ」「評価され」「忖度を要求される」
 
いっぽうで、大人になると、女性は出産の「適齢期」を迎えることで、現実的なテーマとして「性」に向き合うことになる。
(出産の前提条件に「結婚」があるのも日本ならでは)
 
「性を楽しむ」
ことについて、カジュアルにおしゃべりしたいな~という欲求が強い私ですが(←これもまた性欲?笑)、日本の女性にとって「性を楽しむ」感覚はピンとこないものかな?
あっても、話しにくいものかな?とも思ったし、
次回はもっと問いかけを工夫しようとも思いましたね。
(※「性を楽しむべき」と言いたいわけではありません。性へのスタンスも人それぞれなので。)
 
そんな中、「性はもっと自由でいい」「結婚や出産と関係ない性があっても当然いい」
というご意見もいただきました。
 
「愛あるセックスだけが良いセックスなのか?」
「性欲って…」
というご発言も、とても興味深かった!
ここらへん、掘り下げたいです。すごく。
 
私、「めっちゃ淫夢見た~!」とか言いますけどね。夫にも友だちにも。(唐突)
あー、今書いてて思ったけど、「めっちゃ淫夢見た~!」ってTwitterには書けるけど、facebookには書かないなあ。このへんに、なんかあるね。私なりに空気読んでるとこがw
 
●性にまつわる個々人の記憶は、今のご本人に大きな影響を与えていると思います
 
●不平不満や愚痴を言うというより、「楽しく語ろう♪」というあり方がとてもいいと思いました
 
●遅れてきた反抗期でめっきり母娘関係が悪かったころ、娘さんが「彼と外泊する」という連絡を入れてくれた‥‥というお話
 
‥‥などなど、ランチタイムや個別にもいろんなお話聞かせていただきました。
 
継続して、ブラッシュアップして、みなさんとお話していきたいテーマです。
カフェでお茶しながら雑談っぽく…とかのほうが話しやすいんだろうけど、
敢えてこういう場で話したいっていうのもあり(笑)。
 
「ちょっとでも公的な場」で
「場の目的に資することも考慮しつつ」
「自由と責任をもって」
「わかりやすく、簡潔に、協働的な」
そんな発言ができる女性が増えることが、むちゃくちゃ大事だと思うので。 
私自身、そうなれるように、もっと機会を作り、利用し、経験を積みたいと思っているのです。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
続編にもぜひ来てください!