長月の九 / 『そうだ、自分の言葉でしゃべってみよう!の会』
●9月某日: 持ち寄りランチのために、干しシイタケがポイントの中華炒めを作ろうと思ってたのに、干しシイタケをもどしておくのを忘れたことに気づく朝8時。焦った~。お湯でがんがん戻したわよ。
以下、またfacebook投稿より。
【そうだ、自分の言葉でしゃべってみようの会】やりました!
私含めて、7人の女性が集まりました。
みんなお母さん、子どもの年齢は、下は赤ちゃんから上は高校生まで。
◆テーマ1: 宿題って、必要?
・量が多すぎる
・イヤイヤやってる→頭に入ってない
・やったと嘘をついたり
・宿題が生活時間を圧迫
など、子どもの実態や雑感に始まり、
連絡帳で「家では(宿題を急かすよりも)ゆっくり安心できる時間、自分の好きに過ごせる時間を作ってあげたいのですが…」と相談したら、
「宿題は強制ではありません。お母さんの子育てを応援します」
と先生が言ってくれた・・・という茉莉ちゃんの話に感動したり。
「新聞に“宿題は学力向上に対して無意味である”
という研究結果が載ってたよ~、
欧米では法律で宿題禁止してる国もあるんだって」
という報告があって、
「じゃあ宿題撲滅でいいやん!」て話になったり。
画一的な教育。
フォーマットに沿った発言。
“空気読め” 的な空気。
疲れ果ててメンタルを病む先生・・・
「学校って社会の悪いところが凝縮されてるよね」
って意見も出ました。ほんとそのとおりで。
○ 画一的な宿題を出されることによって、
「宿題を真面目にやれる子がえらい=みんなと同じことをやれる子がえらい」
という価値観を無意識のうちに植えつけられている
○「やらなきゃいけないもの」だと親が無思考に決めつけてるのかも。
○「宿題がないと勉強しないから出してほしい」と言う親もいる。
○ ひとりひとりに応じた宿題、きめ細かい対応をするのは、先生の負担が大きすぎる
↓
○もっと先生を増やせばいいのでは? そもそも教育の予算をもっと! 賞しかなんだから子どもを大事に! 防衛予算よりも!
など、話は深いところまで進んでいきました
◆テーマ2: 北朝鮮のミサイル実験、子どもになんて説明する?
宿題や学校に関しては喧々諤々と話が尽きなかったのに、
「北朝鮮は何でミサイル飛ばすの?」って子どもに聞かれたらどうする?
と聞いてみると、
シーン
となったのが印象的でした(笑)
ミサイルいやだなあ、北朝鮮こわいなあ
とは思っても、
「なんでそんなことするんだろう?」
「貧しい国のはずなのに、どうして核開発できるようなお金があるんだろう?」
「中国はなぜ北朝鮮を支援するの?」
とか、具体的にはなかなか考えないですよね。
で、考えていくと、
アメリカもイギリスもフランスもロシアも核をもっているのに
(そして日本はアメリカの核の傘の中にいるのに)
北朝鮮(を代表とする発展途上国)が核を開発すると非難するって、考えてみると乱暴な話だよね、とか。
「危機感をあおることで戦争ビジネスが儲かる」
「悪者探しをしても解決しない」
「北朝鮮=金正恩ではない。
一般の人には私たちと同じように家族があり生活がある。
北朝鮮へのヘイト感情が高まるのは危険」
「知らないから、不気味だ・怖いと思う
まず知ることが大事」
◆
じっくり考えてみることで
「宿題は必要か、不必要か?」
「制裁か、対話か?」
みたいな、単純な二項対立ではなくて、
その背後にある本質的なこと
本当に考えなければならない問題にたどり着ける気がします。
「簡単な解決方法はない。
時間と手間をかけることが大事」
と長田さんがおっしゃったとおり。
どんな問題にも通じますよね~
じっくり考える機会
考えたことを自分の言葉にしてみる機会
人の考えを聞いてみる機会
忙しい日常に埋没しがちですが、
「自分の言葉を持って対話する」
そういう輪が広がれば、いろんな問題解決につながり、
不要な争いも避けられるんじゃないでしょうか。
大人のそういう姿勢は
子どもにも影響するんじゃないでしょうか!
そして喋ったあとには美味しいごはん~ これがいいのよね~
しかも今日は2人のシンガーがかわるがわる歌を披露してくださいました!
人間の「器」の大きさ深さを感じるお2人の声~♪
突然の思いつき開催に応じて
場所を提供してくれた茉莉ちゃん、
集まってくれた皆さん、ありがとう!
またやりたいです。お気軽にご参加くださーい。
【蛇足】手で文字を書く機会ってあんまりない現代。
書記をしながら、意外に漢字を覚えている自分にひそかに感心してました(笑)
「拉致」
「撲滅」
「礎」
「示威行為」
サラッと書けたのです!
子ども時代、宿題を真面目にやっていたからでしょーか?!(笑)
◆
茉莉ちゃんちのきーちゃん4歳が、草むらででっかいカマキリとイナゴをとって、「さくたろうにあげる」と。ビニール袋に入れてもらって帰り、家に帰って虫かごに移した。私が帰って間もなく、雨に降られてびしょ濡れでサク登場(帰宅)。濡れたままでいつまでもカマキリとイナゴを観察している。
「つかまりそう、つかまりそう、つかまったー!」
そう、一緒の虫かごに入れてたら、カマキリはイナゴを食べるよね・・・。こんな日に限って、サクさんたら学校からもう1つの虫かごを持って帰ってこないんですもん。
そしてどーしても行きたいというので雨の中、本屋へ。私、優しい☆。でもこれが本屋でなければ連れて行かなかった・・・気もする(笑)。人間の夜ご飯は、干しシイタケと豚とたけのこの中華炒め、にんじんしりしり、もやし炒め、きゅうり。夫は飲み会。