睦月の六 / 嬉野へ
●1月某日: 必要があって、家の空き瓶をいくつも煮沸する。とてもめんどくさがりな性格だけど、煮沸っていう作業が昔から何となく好きだ。早い昼ごはんを食べながら、年末にやってた二宮くん主演『赤めだか』を見始めたらとても面白くて、夫と「もうちょっと、もうちょっと」と見る。時間がないので1時間ちょっとで切り上げる。
温泉に向かって出発。最近入手した星野源のアルバムを聞きながら。先にパパと聞いていたサクが、「おかあさん、ほら、つぎのうた、あれよ」「つぎは、おかあさんきいたことないうただからね」といちいち解説するのが、私が子どもの頃によく似てる…)苦笑)。
1時間半ほどで嬉野に到着。町を散策。美肌の神様(?)が祀られているとかいう豊玉姫神社にお参りし、嬉野川の遊歩道をふらふら歩く。
いかにも小さな温泉郷といった感じの町。ところどころに街角足湯がある。カフェに入る。古民家を改造したのかと思ったら、中を良く見たら旅館を改造して作られていたようだった。お店の人にも確認する。出るときにもう一度外観もよく見る。
今夜の宿に投宿。まずは温泉。ぬるっぬるだー。こんなにぬるぬるの温泉に入るの久しぶりかも。あがって、拭いても拭いても止まらない汗に温泉パワーを感じる。夜ごはん、うちわ海老と、サザエ、カニが印象的。佐賀牛のしゃぶしゃぶも言うまでもなくすばらしかったです。サクもよく食べていた。食後もビールとか焼酎とか見ながらしばらくダラダラ。トランプ。亀ちゃん(猿之助)と志村けんとダウンタウンと坂上の忍が飲みながら喋る番組、途中から見たけど面白かった。ぴったんこカンカンに出ていた松山ケンイチを見て、サクが「だいぶふとったねー」と言った。ど根性ガエルのころと比べての感想。彼は今、別の作品の役作りをしているからね・・・と松ケンを弁護してやりたかったがもちろん5歳児の理解を超える話である。