5歳半の年末年始エピソード


●「あと○にちで、2016ねんになる! うれしーい!」
「あと○つ、ねたら、2がつになる! やったー!」

カレンダーをめくれる、とか、幼稚園の出席ノートが新しくなる、というような、見た目や作業の楽しさだけではなく、

「2がつになって、2がつがおわって3がつがきて4がつが・・・(中略)7がつになったら、さくたろー6さいになる!」とか言ったりする。

「4がつになったら、ねんちょうさんになれる!」とか。時が過ぎること=大きくなれること。それをすごく無邪気に喜べる時代なんだね。

 

●まだ未来に不安を覚えない年頃とはいえ、
「さくたろーがおとなになったら、おかあさん、おばあちゃんになる」
的なことも言う。
「おとなになったら、ちがうとこでくらすんでしょ」とか。

そういやここ2-3か月は、「おかあさん、おおきくなったら けっこんしようね」を言わなくなってるな。

 

●そうそう。2015/12月の手帳見返すと、「おとうさんしんだら どうする?」て聞かれたこと記録してた。こういうのって、なんか、ごまかさず、ちゃんとした、本質的な返答しないといけないような気がするけど、なんせ突然なので対応できない。以下、実際の記録。

サク「おとうさん しんだらどうする?」
私 「困るね」
サク「あたらしいおとうさんをさがすしかない」
私 「そんなに簡単に見つかるかな?」
サク「・・・(うーん、というふうに考え込む)」
私 「ま、そんな簡単には死なんと思うよ」

困るね、じゃなくて「悲しいね」って言えばよかったな。それにしても、「新しいお父さんを探すしかない」って(笑)。あんなにお父さん大好きなくせに(笑)。

 

●元日。うちに届いた年賀状の宛名を見て、お父さんの・お母さんの・自分の と仕分け作業をやる。自分の友だちの写真が写ってる年賀状はことさら喜ぶ。

 

●→しばらくして、「ねんがじょうは、どうやってくるのかな?」 
どうやってそれぞれの家に配達するのかな?」という意らしい。
「だって、(うちから年賀状をポストに投函したときは)輪ゴムで留めて出したでしょ?」
と。住所を見て、これはさくたろうくんちの、これは○○くんちの、ってゆうびんきょくでわけて、もってきてくれるんだよと言うと納得したもよう。

 

●「おせちりょうりって、いつたべると? たべたことないけん、ためしてみたーい!」 
いや、君2015年も食べてたけどね(笑)。で、めでたく食べながら、
「もうひとりのおじいちゃんとおばあちゃんも、おせちりょうりたべてるかな?」

と、私の実家のほうの祖父母のことを思ったようで、言っていた。