霜月の七 / 市長選街頭演説

●11月某日: 夫は二日酔い。サクが「おとうさん、なんできょうは、ねておきて、またねておきて、またねると? いかんやろ」と叱咤していた(笑)。「不思議な選TAXI」の録画を見ながら(初めて見た。勝地涼の回。面白かった)昼ごはんを食べて、駅前広場に行く。

徹底的にパフォーマンスなんだなという印象はある。候補者はひたすら腰を低く、そして熱く。聴衆や演説場所を持ち上げて。応援演説者も、若い人は清新に、大物政治家は、ことさら大物らしく振る舞う。「こんな大物が、おらが町に来た」「こんな大物が応援している候補者」と思わせなきゃいけないから。ちゃんとそれぞれに役割がある。聴衆は立って聞いているので、疲れる前に、30分ですべてを終わらせる。練り上げられたプログラムなんだろうと思った。でもきっと古いんだろうし(さほど盛り上がって無かったから)、胸を打たれるような言葉もなかった。かといって、やっぱりこういうのを目の当たりにすると、選挙を、政治を、少し近しく感じるのは事実。当事者なんだって気持ちを忘れそうになることは多いもんね。。。夜ごはんは、ほっけ、豚汁、大根おろし。

そうそう今日は福岡マラソン2014でした。第1回め。ランナーは福岡および糸島市民が4割強。フルマラソンにエントリーしたのは約1万人。最高齢は男性89才、女性80才で、男女比は男性78.0%、女性22.0%。初マラソンの人が約3割で、これは他の全国大会よりも、女性や初マラソンランナーがやや多い(“リビング福岡”紙より)。雨じゃなかったら、朝、天神のあたりまで(走って)行ってみようかと思ってたんだけどなー。糸島はそりゃいいとこだけど、フルマラソンの10キロ地点が既に生の松原の入り口で、あとは西へ西へと向かうだけ、ってのは、個人的には結構しんどい気がする。九大伊都キャンパスで、まだ20kmだよ?! 福岡は全国に名だたる地方都市だし、それなりに歴史のある街なのだから、天神、大濠公園福岡城址、西公園、博多駅櫛田神社キャナルシティ、大博通、街に程近い空港、筥崎宮などなど、やはり福博の街を思う存分走ってほしいなと思う。そりゃ、交通規制だの何だの現実的問題をふまえて、こういうコースになったんだろうけどさ。東京マラソンなんかのコースと比べると、かなり厳しいなって思うんです。