『信長協奏曲』 第3話

だいぶお酒が入った状態で見てたんで細かい記憶がアレなんですけど、桶狭間という割には2話ほどのスケール感はなかったように思います、というかちんまりしてたw

でもとにかく小栗旬がやるサブロー信長を見てるだけで価値があるっ!!(断言)

「戦は人を傷つけるだけだと思ってたけど、戦うことで沢山の人を助けることもできるんだね」

ちょっとしたエピソードでそんな結論にたどりついちゃう信長さんなわけだが、そのセリフになんとも説得力があるのだよ!! いやー小栗旬と同じ時代を生きている喜びよ!! 初めて、敵将を討ち取るべく采配する演技。どんなにアップになっても見ごたえのある表情です。ラスト、帰蝶に向かって言う「天下とるよ」は、『マッサン』で鴨居欣二郎(堤真一)が言った「一緒にウイスキー作ろ」と並んで、最近の「二大・さりげない重大宣言」に認定します。素敵だった素敵だった素敵だった。「二度づけしないんだけどねーこれ」も良かったなあ!でれでれ

ま、脚本がきっちりいい仕事をしてるってのもある。この年代の主演クラスの役者に「軍師官兵衛と信長コンチェルト、どっちに出たい?」って聞いたら、どう答えますかね、めっちゃ知りたい。私なら(私かw)断然後者だけど、大河というブランド(予算、スタッフ&キャスティング力など)で補えるのかしら?

今週の向井さん。櫓の上での殿との会話とか、最後の前田吟との会話とか、静かに話してるとふつうに見られるんだよね、滑舌も悪くないし。信長を助けに村までやってきて、サラリと下馬するのはうまかったんだけど、そのあと甲冑姿で刀の柄に手をかけて足ふんばってる動きがモゴモゴしててすっごくおかしかったです、だれかもうちょっと演出つけてあげてーww

柴咲コウちゃんの演説。こういうシーン、『ごめんね青春!』で満島ひかり見た後だとちょっとつらいわ。声量?声の出し方?がイマイチなのかな。でも、ラストの信長とのシーンは好きでしたよ。前田のあっちゃんは、まあ贔屓目なのかもしれないけど、やっぱり雰囲気はあるよな、と。こういう扮装したら全然かわいくないけど、なんか目を引くんだよね。あと、生瀬勝久は本当に尊敬すべき役者だと思いました。プロだね、プロ。