文月の十四
●7月某日: 幼稚園のプール登園日。そもそも、開始当初、「夏休み」という概念に戸惑っていたサクである(うちの夫は基本的にカレンダー通りの勤務なので、「パパが会社の日=自分の幼稚園の日」だと理解していた)。夏休み開始一週間、そろそろ、しばらくずーっとお休みと理解していたところへ「幼稚園に行くよ」と言われ、「あしたもいくの?」と聞けば「明日はお休み」と言われ、「じゃあパパもあしたおやすみ?」と尋ねると「いや、パパは明日は会社」と言われ、もう完全に混乱(笑)。追い打ちをかけるように、「幼稚園に行くけど夏休みだから黄色い通園バッグは持っていかなくていい」と言われて、「ようちえんにいくんだから、なつやすみじゃないでしょ! ようちえんにいくときは、このバッグでしょ!」と怒ってた(笑)。それでも幼稚園に行くことにはまったく抵抗ないようで、張り切って行く。ふぅ・・・いいよね、幼稚園って。9時半登園11時半降園なので、1時間半程度の一人の時間だったけれど、落ち着いたわー。途中、ものすごいにわか雨が降ってびっくりしたが、さすがあの幼稚園、「雷が鳴るわけでもないしねー」と、子どもたちは普通にプールに入っていたそうだ。
夫の買ってきたカレールーが中辛だったので、スーパーでタバスコを買って、かけて食べた。いいねー。
●7月某日: クラスのお友だちで声をかけあって、那珂川の中之島公園へ。母子7組が集まった。サク、本格的な川遊びデビューである。・・・ということはつまり、母親の私も子連れでの川遊びデビューということで、まんまと水着を忘れて行ってやったー! はっはっは。や、あんなに本格的な川だとは思わなかったし、慎重派のサクが、あんなにもザクザク入っていくとは思わなかったし。普通のパンツ+Tシャツで存分に満喫するサクであった。幼稚園でのプール遊びが功を奏した結果といえましょう。そちらも、普通のパンツ一丁で入るのであるw それだけじゃなくて、「顔に水がかかっても平気」「水のかけあいっこ楽しい」「激しく遊びたい、たくさん遊びたい、お友だちと一緒に遊びたい、自由にやりたい」って気持ちが育ってるんだなーと思った。最高気温36度という予報だったので、とてもじゃないけど午前中が精いっぱいなんじゃないかと思いきや、10時から、お弁当を挟んで4時間超、たっぷり遊べたのにもびっくりした。豊かな緑の陰になっていて涼しいし、川の水は気持ちいいし、子どもたちは飽きる様子も見せないし。親も楽しかった。
2時過ぎ、黒い雲が広がってポツポツきたので、急いで撤収する。途中、同乗させてもらった3組で、油山のお店が有名な「MADOKA」でパンを買って、テラスでちょっと食べて、帰る。帰りの車でも、寝る子はひとりもいない。ずーっとはしゃいでた。友だちっていいね。16時ごろ帰宅。すぐにシャワーを浴びさせる。サク、服を着ると、自主的にふとんに行って即座に落ちた。