水無月の六
●6月某日: 5時前に目が覚めて眠れなくなり、そのまま起きる。やることはたくさんある。子どもが幼稚園に入ったらドラマもたくさん見られるし映画のDVDだって見たいものを入園前からリストアップしてるんだけど、全然! まあ半分は「ママじゃな」を始めとした楽しいことなんだけどね。・・・って言いながら時間を勘違いして30分早く幼稚園の迎えに行ってしまったー! なんともったいないことをー!私のバカ〜バカバカ! ちょうど書きたいメールが3通ほどあったので、園近くの公園で、スマホから送ってると時間になったけど。サクは安定の公園遊びのあと帰宅したけど、もっともっと遊びたかったとすごく怒りながら力尽きて昼寝(夕寝)していたww 今日は走っているうちに脚が滑って、すべり台の手すり(金属部分)で頬をしたたかに打つという事案が発生。ちょうど見てたけど(こういうことって、ちゃんと子どもを見ててもなすすべがないものである)、かなり痛そうな打ち方で、さすがに一瞬「ふえっ・・・」とべそっかきになって私に抱きついてきたけど、「おお〜よしよし〜痛かったね〜」と私が慰めるや、体を離してキリッとした顔で「だいじょうぶ。あそびにいってくる!」ってその情熱は何www
●6月某日: ついにワールドカップが開幕。夫は早起きして5時からの開幕戦、ブラジル vs クロアチアを見てる。審判に日本人が選ばれたのも話題になった。熱い試合だったらしい。夫が盛り上がってるのでつられて私も盛り上がってる。4年に一度なので、存分に楽しんでほしい(まあ、家で見るだけですけど)。4年に一度って、ほんと、祭典だよね。と、毎年フィギュアやら陸上やらで盛り上がってる私は思うのである。実際、ワールドカップにもなると試合それ自体が(シロート目にすら)面白いもんね、外国同士のも、もろもろ全部。でも、W杯中もニュースはちゃんと見よう&読もうっと。
さて今日は忙しい。サクを送っていった足で、幼稚園の夏祭り委員の集まり。を、途中で抜けさせてもらって、自転車&七隈線で、ひろみさんの家へ。「ママじゃな」の取材だ。先に行ってたちひろちゃんがもうだいぶ撮影を進めてて、ふたりがもともと軽い友だち(て日本語おかしい)だったのもあって、初対面の私も緊張度合が低かったかも。そう、決して人なつっこいわけでも営業体質でもない私が初対面の人にインタビューとかする企画を自分で始めちゃうんだから人生はわかんないもんである。今日は3人とも同い年で、小沢健二という共通項もあったりして、心安い時間。
2時間ほどでおいとまして、せっせと帰るその足で幼稚園の迎え。着くと、朝、途中で抜けた夏祭り委員の担当内で打ち合わせ。いつもは降園後もさんざん遊んで帰りたがらないサクが、今日は、園庭の隅で打ち合わせてる私の服を強い力でひっぱって「はやくかえろう、かえろう」と連呼。他のママたちも「サクちゃん、珍しいね・・・?」と不思議顔の行動の理由は、「夕方から義実家に行ってお泊りする」という行事のため。「や、行くの夕方だから。今家に帰ってもすぐには行けないんだよ、パパの仕事が終わらないと」と説明するのだが、そこは理解できない(そういう理屈の理解力は本当はあるのだが、感情的に受け容れられないんだろう)サクは、「はやくかえって、はやくいこう!」の一点張りである。
で、なんとか打ち合わせを切り上げて帰り、洗濯、簡単に掃除、サクと一緒に風呂に入って、泊りの準備をして、荷物をもってバスに乗って夫の会社へ行って、定時過ぎに退社した彼と落ち合う。ふー。義実家へ向かう車中では私もサクも爆睡であった。着くと、食卓が揚げ物祭り。タケノコ煮や、スパサラや、ゴマアジもある。すべて義父の手によるもの。この家の男たちは、“台所の神”の家系なのであろう・・・・。