朔太朗的日常: 満2歳5か月

写真: ママのランニングスタイルのまねっこー。帽子とウエストポーチだよー。(でもパジャマ。)

●完全におっぱいを卒業した! …今ごろ?て言わないで。これは個人的には大事件だし、一方でおっぱいおっぱい聞きたくない人もいるだろうから、別項で書こうかな。ともかく、こちらがはたらきかけなくても自然と卒業するんだねー、ってのと、私もそこに至るまでよくあげたもんだよなー、ってのに、妙に感心してる。

●最近、好きな遊び。料理のお手伝い。休日の日課たる夕食作りの際、サクがえらく機嫌が悪く、私は風呂に入っている…というときがあり、窮した夫がサクを抱っこして、材料をフライパンに投入するとか、まぜまぜするとかいうのを手伝わせたのが運のつき。それからは夫が台所に立つと、たちどころに駆け寄ってきて「サクも するー!」の嵐。左腕で抱っこ、右腕で料理、に夫が音を上げたため、最近では椅子をもってきてその上に立ち、本格的に料理の様子を見守り、随時、手を出しているサクだ。ちなみに、手伝いたがるのは夫の料理のときのみ…。私の牙城は守られているw いいぞ、サクよ、その調子で、小学生くらいになったら母に食べさせてはくれまいか。

●好きな遊び、その他。「怖い」という気持ちが割と強く、無鉄砲に進んでいく感じはあまりないサクだが、ある日突然、高いすべり台や、大きなシーソーにチャレンジする。たいてい、よく会うお友だちに触発されて始める形が多い。すべり台では、「じゅんばん」と声に出して、秩序を守ろうとしたりもする。こうやって自然と身につく社会性もあるんですねぃ。いえ、自分のものは貸さないのに、人のものは分捕って離したがらない、という困った面も、もちろんあります。

●お買いものごっこ。おもちゃの片付け用に買っている取っ手付きの小さなカゴに、積み木ふうのおもちゃをいっぱい入れてやってきて、レジに見立てたソファの肘おきに置いて「すぃませーん」とレジ係(=親)を呼ぶ。レジ係は、「ピッ!ピッ!」と言いながらひとつずつ、バーコードを接触させて、別のカゴに商品を移していく。「300円でーす」「はい」「おつりでーす」お金のやりとりのマネ。そしてサクが、エコバッグにひとつずつ商品を入れてゆく。

●レゴのキットを買って、きかんしゃトーマスを組み立ててあげた。するとサク、無邪気に喜んだのもつかのま、機関車の前後についているデッパリがすごく気になるもよう。…と見ていたら、まったく別のおもちゃである新幹線と、無理やり連結した。面白ぇな。男の子のお宅ではよく見るプラレールも我が家にはなく、畳のヘリを線路に見立てて「しゅっぽ、しゅっぽ」とやっている。哀れな…(笑)。自分がきかんしゃになって、腰のところにかまえた両手をくるくると回して「しゅっぽ、しゅっぽ」とやるのも、とっても上手。やるんだねー、ほんとに。子どもって。

●お人形さんごっこ的なことを、教えてもないのにやり始めてびっくりした。両手に積み木的なものを持って、

  • 「あかちゃーん(babyではなく、redの意)、きょうは なにする?」
  • 「かくれんぼ しよう」
  • 「いいよー いっしょに いこう」
  • 「いーち、にーぃ、さーん…(と、10まで数える)
  • 「もう いーかい」
  • 「もう いいよ」

と、ひとりでやりとりする。ほかにも、いろんなバリエーションがある。これを、私がこっそり見ているとも思わず、ひとりで、まさに“ひとり芝居”。

●「おかし たべるー」攻撃がすごい。でも、同時に、ごはんもよく食べるようになってきた感があって、うれしい。体重は、ようよう11キロってぐらい。相対的にはちびっこだけど、自分のペースで大きくなあれ。

●「おんり するー」攻撃もすごい。馴染みのない場所では「だっこ、だっこ」だった日々も今は昔。たとえばデパートとかショッピングモールとかに行っても、やたら自分のペースで進みたがる。手をつなごうとしても、基本、拒否。階段は、ひと足ごとに一段上れるようになっている。

●歩くだけでなく、たくさん走るようになった。自分が好きだからって、子どもに期待したり強要したりしちゃいけないんだろうけど、走ることが好きになってくれたらうれしい。なんでもいいんだけど、体を動かす楽しさ、爽快さを知ってくれたらいいなと思う。人生を楽しむひとつの道具だから。

●本屋の楽しみ方も覚えたようだ。絵本コーナーにとことこと歩いて行って、乗り物の絵本、音が出る本のサンプル、子ども向けテレビとコラボしてる本、おもちゃのサンプル…など気ままに読んでいる。店のものを破ったり折ったりしたらいけないのであまり目は離せないけど、私の本屋ライフが再び充実しつつある。と同時に、私がスーパーやコンビニでふらふらと雑誌コーナーに吸い寄せられていくと、「ほん は だめー」とダメ出し食らうようにもなってきたのだが…。

●「あくびしたー」「くしゅん!したー」ちょっと気を抜いてやっちゃうと、TPOも相手も選ばず、即座に得意げなツッコミが入る。