如月の十一

●2月某日: 小春日和っていうか春そのものの日和。足をのばして平尾のほうの公園に行ってみる。初めて来たけど、ひろびろとしてなかなかいい感じ。ついでにもちろん平尾の本屋にも寄る。”決算書の読み方”的な本はいつの時代も山ほどあれど、「本当に良い会社がひとめでわかる有価証券報告書の読み方」て本が新刊コーナーに平積みになっていて、思わず手に取る。本当に【業績等の概要】やら【主要な設備の状況】やら【連結附属明細表】やらを引用しながら会社の状況を読み取ろうとしている。「営業マンに、学生さんに、転職に」なんて帯がついてて、そのとおり、かわいげなイラストやらも使われた入門書なんだけど、果たしてこんな本、買う人いるのかしら?! でも、作っていた身としては、一般の人(?)が有報に注目してくれるのはうれしいかも。サク、ベビーカーでの2,30分以外昼寝なし。これがけっこうしんどいのよ。夜は夫が砂肝を調理してくれる。砂肝って私にとっては謎の存在(どこまで炒めたらいいのかわかんないって意味で。食べるのは大好き)なんだが、ジャストな歯ごたえに感動。ザックJAPANのサッカーを見ながら軽く晩酌。

●2月某日: 姪っ子ちゃんの誕生祝いを買いに天神は岩田屋へ。妊娠以来、百貨店のベビーフロアといえば岩田屋を利用してきた私、前回、いつも行かないからってことで大丸に下見に行ったんだけど、ファミリアもミキハウスも全然ピンとこなかった。最初からプチバトーに行けばよかったのだー! んもう、かわゆ、かわゆい、かわゆすぎる(何活用?)。ベビーブランドいろいろあれど、私が知る限り(そうたくさん知っているわけではない)プチバトーがぶっちぎり! でもほかのブランドにしても、赤ちゃんモノは、福岡では岩田屋三越>大丸のように思います。おまえはJKか、って勢いで「やばい」「かわいー」連発し、体表の温度を2度は上げ、口角泡をとばして夫に薫陶を授けながら、迷いに迷って(どれもかわいいから)選びました。ふー、ふだん自分のセンスに全然自信ないけど、これに関していえば、義妹ちゃん絶対喜ぶわ、って確信。プチバトー最高。男の子用もすんごいかわいいんだよね、サクって今のところ、わりとクリクリッとした顔立ちだから、似合うと思うんだ〜こういう服が。でもお値段はプチでもかわいくもないプチバトーだからね、ふ。夜ごはんは夫にすき焼きをふるまってもらった。割り下作るのうまいなオマエ!