『ハングリー!』 第3話

ここでとりあえず結論づけたい。ムカイリがいまいちヘタ! “いまいち”ってのがポイントで、大根ってわけじゃないんだけど、ベタいギャグ調のところとか、照れ隠しでぶっきらぼうになるとか、そういうところどころが無性に寒い、「恥ずかしくて見てらんな〜〜〜い」って感じになるのは、やっぱりテクニックが足りないんじゃないかと思う次第であります。

しかし、そのすわりの悪さが微妙な快感になりつつあるわたくし。味のある「へたうま」さを堪能しているわけではなくて、「ムカイリ、羞恥プレイを強いられてるな〜〜〜」ってニマニマしてます。彼がここからうまくなるのかどうか、この作品が彼のキャリアにとってどういう位置づけになるのかってことにもすごく興味がある。

本格登場した三浦翔平くんは、この役にめちゃくちゃはまっている。恋の三角関係には不安が。同僚を連れてきてイチャこくとか、国仲涼子、なんつーショボい女だ! これも3話目にして確信したけど、だいたいこの2人、全然似合ってない! 疎遠になってきたとはいえ、かつては仲良くつきあってた妙齢の男女に見えない! 何がきっかけで付き合い始めたんだろう。どーせ、その辺の馴れ初めも、つまんない脚本+回想シーンで語られるんだろうなーと思うと、ちと萎える。