『ブルドクター』 第5話

ドラマですからといってしまえばそれまでだけど、なんか、毎週、波瀾万丈だな。恋人が加害者の疑いあったり、子どもの頃の親友が亡くなったり、そんで今回、やばいウイルスもらったかもしれなかったり。

の割に、全然華やかっていうか派手な方向に行かない。かといって渋いとか本格派ってわけでもない。どこまでも地に足がついてるっていうか。だから、つまんなーい、って感じる視聴者もいそう。ただ、スタッフは堅実に作ろうとしてるんだろうし、私はこの雰囲気が嫌いじゃない。

ていうか、石原さとみの猪突猛進な演技を、おっさんのように愛でている。呼吸困難になりながら、「あたし今まで所轄のお荷物で・・・」と堰を切ったように胸中をぶちまけ始めるシーンとかさ、おかしくて。よく書いてくれました>脚本家

の一方で、亀さんチェックも楽しい。こちらは、シーンは少ないけど、その分、妄想が広がるの。今回、こーすけくんに「ほんとのこと教えて!」とせがまれたあと、それまではスネてた彼が、早起きしてラジオ体操に行ったりと前向きに変わったとこ見ると、亀パパさんは、子どもを不安がらせないようとても上手に、真摯に話したんだろうなーとニマニマしてました。

別に、いいんですよね? こういう見方で。

あと、吾郎さんはアテ書きなんでしょうね。クールで、ナイーブで、ミステリアスで、でも優しい人なんだぜほんとは、って感じがものすごくハマってる。でも、この方最近、何に出ても「ハマってる」「ハマってる」と言われ続けてるような。いい感じで脂が乗ってるんですね。(仕事選び成功)+(作り手に愛されている)+(演技力アップ)ってところ?