『JIN 2』 第1話

ええ、すでに土曜日ですけど、第1話の感想です。やっと見終わったのよ、録画。長かった・・・。民放各社、拡大は15分までっていう協定とか結んでくれんかな。でも、23.7%も視聴率を獲ったとくれば、どう考えても、最終回も2時間だよね・・・。はぁ。

や、おもしろかったけどね、もちろん。人気作品も続編になると「アレ?」って思わされちゃう場合もあるけど、世界観の維持具合がすごい。そして、キイチちゃんの涙ながらの長ぜりふを、「1」のときと同じように、やや鼻白みながら聞いてた私なのでした。相変わらずウェットなドラマではある。

でも、「歴史の中を生きる人間」というものを真正面から描こうとする気合みたいなものには痺れがきます。個人の力を超えた大いなるうねりに飲み込まれそうになりながらも、向き合ったり抗ったりしながら必死で生きる人間の姿を描くということ。それって、本来、長い時間をかけられる大河ドラマの専売特許だったような気がしますが、うーむ。

中の人たちも、内野聖陽山本勘助@『風林火山』)、藤本隆宏広瀬武夫@『坂の上の雲』)、市村正親明智光秀@『江』)、それから亀治郎さん=武田信玄@『風林火山』も、これから出るんですって? 龍馬伝の記憶も新しいし、まったく、誰が誰やら、どっちが大河やら、もうわけわかんない状態です。ともかく、TBSは『ROOKIES』以来で総力を挙げてるってことです。あ、そういえば、隆太さんも出てましたね。彼も私にとっては大河俳優(平蔵@『風林火山』)だが、これは、世間のみなさんの記憶にはあまり残ってなさそうですね。

劇中に登場した「安藤名津」だっけ? コンビニで売り出すらしいね。夫が「いつも思うけど、そういうコラボレーションって元をとれてるのだろうか」と言っていた。確かに、この手のプロジェクトのスキームとか、開発費、宣伝費、売上、ロイヤルティーなどの配分、知りたいです。