ブランニューワールド(大げさ)

仕事。とある件。
せっせと尻ぬぐいに励む。
部外の人間からしてみれば、「よくもまあ、アイモカワラズこんなにも適当な・・・」と驚き(オブラートに包んだ表現)を禁じえないのであるが、まあ、ここまで誰のチェックも入らないという会社の風土こそが一番の問題ってことか。
経理がこんなにも嫌われ役を辞さずに粛々とやっていて成果を上げている部分も確かにあるし、また、法的に内部統制の縛りを受けるサイズの我が社。それでも、なお、これなんだもん。
千里の道も一歩から、あるいは、ローマは1日にして成らず、だな。
と思うしか、この徒労感を慰める方策はない・・・。

20時半前に退社。その前に夫から「今日は飲み会になった」旨、連絡があったので、少し前からの計画を実行。
「ひとりで1杯、飲んで帰る」ってものです。はっはっは、私の計画なんて、どーせアルコール関係だ。

基本的に内勤で、社外の仕事相手というのも限られているし、年齢柄・・・と、年のせいにするのは良くないが、飲み相手も往々にして同僚に偏りがち。もちろん私は清く正しいサラリーマンなので(?)、酒を飲みながら、長年のつきあいで気心の知れた連中と、会社について・仕事について大いに語り、考えるのも好きだ。(これは愛社精神、愛職精神の発露の一種よ!)
しかし、「会社や仕事と関係のない場所に自分を置きたい」という気持ちも自然にあるし、それを、夫を始めとする家族や友だち、ひとりの気ままなランニングや読書のほかの、「新しい別の場所」に求めるところがバイオリズム的に盛り上がってくる時期もある。で、今がちょうどそんな感じだったので、行ってきた。

さんざん内外で飲んでる人生だが、「ひとりで飲んで帰る」のは、実は初めてに近い。
そんなデビューの舞台に選んだのは、5年来おなじみの、近所のブリティッシュパブ。・・・ヘタレだって言わないで。だってとってもいい店だし、店の人も大好きだし、食べ物も美味しいし、飲み物も好みのものがたくさんあるんだもん。ひとりでフラッと入っても、久しぶりでも、いつでも同じテンションで接してくれるのも好きだし。

で、あらー、ここまで書いたとこで、夫がビール(not 発泡酒!)を各種、おみやげに帰宅。こうなるとプシュッとあけつつ、互いに話がひとしきり止まらないのだが、えーと。琥珀エビスとか、アサヒゴールド復刻版とか、垂涎ものなんですよね。

・・・・話は戻って、そんなわけで一人で飲みに行ったのだが、最初はちょうどお客さんの切れ目だったので店主と話し、それから、同じようにひとりで飲みに来たお客さんとも話が弾んで、予想以上に楽しかったのでした。またそのうち行こうっと。