睦月の十六 / スイッチインタビュー 「佐々木蔵之介×藤原かんいち」

●1月某日: 朝ラン8kmちょっと。昨日よりもっとあたたかい。9時半でも12度くらいあったんじゃないかな。雲の晴れ間でとても気持ちよかった。川沿いを走っていると、西中島橋の石材を再利用した動物のモニュメントがあった。このあたり、ちょいちょい走ってるのに初めて気づいた。


夫とサクはマリノアシティへ。クレープを食べたいんですと。病み上がりだしもっと近場にしようよ、そのクレープ屋さんななら××とか▽▽にあるやん、と夫婦して説得を試みるも、「ちかくにうみがない。」という理由で却下される。海辺の鳥を観察しながらクレープが食べたいのだそうだ。病み上がりにものすごく悪そうだが、ま、今日はけっこうあったかいしね…。

スマスマの最終回について書いた記事 をスマファンの方がよく読んでくださっているようで、ポツポツと感想やリンクのご挨拶などいただく。ありがとうございます。私も良いニュースを心待ちにしています。

夫が枕を買って帰って来た。帰宅したサクは風船マンになる。風船を自分で膨らませて、結ぶこともできるようになった。次々と6個も7個も膨らませて、そのすべてを何とかして持って(足の間に挟んだり、お腹と背中に入れたり)歩いたり、親を巻き込んで2,3個同時に風船バレーしたり、竹串でツンツンして割ったり、元気になってよかったね・・・。夜ごはんは、さんまの干物、味噌汁、大根おろし、カブの浅漬け。


●1月某日: サク、多少鼻はたらしてるけど大丈夫そう。朝、最後の抗生物質を飲み終わって歓喜していた。サク弁、大根のそぼろ煮、野菜のカレー炒め、卵焼き、きんぴらごぼう、にんじんラペ。

夫が所用で有休をとり、でもちょうど幼稚園の送迎の時間は空いているので担当してくれた。めちゃくちゃありがたい。家でいろいろ片づけたいこともあるけどこういうときこそ外にも出よう~と思ってお昼食べに行く。気になってた小さなカレー屋さん。古いアパートの一室に入っている。お昼はワンプレート1メニューで、3種類のカレー(豆、チキン、サンマ)と小さなお惣菜みたいなのがいくつか乗ってる。美味しかった。そして食後のコーヒーがまたびっくりするほど美味しい! 



隣のテーブルに、カップルではなく職場の同僚か何かっぽい若い男女が座っていて(2人ともカジュアルなおしゃれさんで、洋服屋さんとかかな?て感じ)、女の子が「食べ物の好き嫌い多い人って、なんにでも好き嫌い多いって言いません?」と言ってたのがなんか心に残って、帰って夫に話すと、ほうほう言ってた。サク、元気に帰ってくる。

前職の先輩のお母様が、先週亡くなっていたことを知り、わずかながらお香典を送る。夜ごはんは、ホットプレートで瓦そば。や、ホットプレート蕎麦ですか。麺をパリパリに焼いて、豚肉とか錦糸卵とか刻みのりとか乗せてね。





 

エロ本@コンビニ論争から考えるジェンダーのこと

コンビニにエロ本を置くべきでない理由 | 屋根裏ノート



【以下、facebookに書いたもの】

ちょっと前にtwitterで「コンビニの本棚にエロ本をおくべきか否か論争」みたいなのがあったんですわ。

自分に子どもができるまでは考えたことなかった。
「まあ売ってるよね。自分は買わない(関係ない)けど」て感じ。
今は、「置かないでほしい」と思ってる。

コンビニ(一般書店も含む)に、わずかな仕切りだけで、子どもに見える形でエロ本を売ってるという現実。

それは、
女性が相当際どい水着や下着だったり、扇情的な顔でポーズをとってる表紙が、子どもにも見えるということ。
一方で、男性が相当際どい水着や下着だったり、扇情的な顔でポーズをとってる表紙は、基本的に、置かれてない(相当少ない)ということ。

「これを需要と供給といいます」とは子どもに教えたくない。
「男性のほうが性欲が強いんだよ」
「世の中はこういうものだから免疫つけといたほうがいい」

そういうのって一般論かもしれないけど、そういう一般論を見直したいのですよね。

女の子に自衛を促すのも、現実問題、必要だけどさ、その前にエロ本の売り方考えなおしてもいいんじゃないかな?

性欲は自然なことです。
女性にも性欲はあります。
逆に、男性だって、コンビニのエロ本いらないって人はいるでしょう。
性欲の強さも、性欲の発散の仕方も、本来、性差というより個人差の問題です。

なのに、男性向けのエロ本だけが、コンビニという公共的な空間で(子どもがトイレ借りるためだけに入ることもあるよ!)、一年じゅう日常的にどさどさ売られてるのは、

「世の中では男性の性欲は許容されやすい。でも、女性の性欲はそうではない」
「男性は大人になればそこらのコンビニで気軽にエロ本を買える(恥ずかしくない行為)。でも、女性は違う」

と、子どもに刷り込んでるのと同じじゃないんかね。

私は、男にも女にも性欲はあって個人差もあって、男だろうが女だろうが相手を尊重しないといけないよ、まして妊娠とかにも関係してくる問題だから・・・・って教えたいけどね。

高橋一生やら向井理やらが脱いでる表紙のananは、半年に一度しか出ないんだぞ!
男性向けのエロ本も、それぐらい「お宝」感をただよわせたらどーなんだ!

西欧諸国とかではどーなんでしょうか、コンビニでエロ本、あからさまに売ってるんですかね? 知ってる人いたら教えてほしいな。

●追記。
日本では、昔から「枕絵」「笑い絵」、いわゆる春画文化があって、歌麿やら北斎も描いてたわけですが、これは現代のエロ本とは流通の仕方がまったく違うよね。あとユーザーに男女両方を想定していたものが多い印象。違うかな?

 

睦月の十五 / 歴史勉強会vol.2 / 『精霊の守り人 2ndシーズン』

●1月某日: 1週間前のサクはとても元気だったのだが、時節柄いつダウンしてもおかしくないよなと思い、もしものときにはと母に頼んでおいたのだ。そしたらビンゴ(死語)ですよ。おかーさん、今こそ出動お願いしまーす! いや、時節柄、母のほうも風邪だのインフルだのに襲われていてもおかしくなかったのだ。よかったー。

熱は37度前半で、朝ごはんもよく食べていたし、もう6歳。3時間くらいは問題なかろうと、私はかねて計画していた「歴史勉強会+おしゃべり会」に出席してきた。その模様はこちらにも書いています

mamajanaiwatashi.hatenablog.com


今日は私含めて7人でスタート。バラエティに富んだメンバーで面白かった。お昼の時間には京子ちゃんお手製のグラタンと大根の美味しい炒め物も。うーん、さすが!(もぐもぐ) 皆さんありがとうございます。

帰宅して母によるサクレポート。途中、少し吐き気がくるときもあり食欲は薄め。「でも、ママが帰る時間が近くなると、だいぶ元気になったね」偶然かもしれんけど、かわいいねw 実際、私の帰宅後、おにぎりなどもぐもぐしておった。

夜ごはんは、あらかぶの干物、大根とひき肉の煮物、レタスと鶏ハムサラダ、れんこん梅煮など。年末のMステスペシャルの録画で森山良子&直太朗のパフォーマンス。「聖者の行進」が終わると家族して拍手が自然発生ですよ。夜、サクの熱がまた少し上がって来る。 

 

●1月某日: サクをもういっぺん病院に連れていく。どうも、夏に副鼻腔炎と診断されたときに似た、いやーな感じがするんだよね。ホント大変だったけんさ、あのとき。どういう嫌な感じかというと、匂い。2か月前くらいも鼻風邪が割と長引いたサクだけど、そのときにはにおわなかったのよ。帰り道に少し買い物。一昨日に幼稚園を早退して以来、まる2日ぶりに外に出たサク、気持ちよさそうだった。鳩を追いかけたりしてさ、まだまだかわいいね。

その間、家には業者さんがエアコンのお掃除に来てくれた(夫が立ち合い)。そんなギフトカードを友だちにもらったのです! なのでもちろん、年末の掃除でもスっ飛ばしていたのです。ありがとうー! 

夜ごはんは鍋。豚肉、豆腐、ごぼう、しめじ、えのき、ネギ。締めにチャンポン。夫が朝やったカブの浅漬けも美味しかった。サクもよく食べる。ブラタモリ「目黒」。サクが寝てから「精霊の守り人2ndシーズン」の2話。







東出くんと真木よう子のシーンを「滑舌悪い俳優、両雄の対決」って言ってるツイートを見かけて爆笑。憤怒とかわけのわからない悲しみとか、鈴木梨央の表情がすごい。女優だ。

 

3/12 西日本新聞 哲学者の鷲田清一の特別寄稿 『3・11は記念日ではない 新しい「当事者」に希望探る』

 

2/21 朝日新聞、新国立競技場の整備見直し提言 / スイッチインタビュー 田根剛×杉本博司

 

 

『おんな城主直虎』 第12話 「おんな城主直虎」

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先週あれだけあからさまなフラグを立てまくって、おじじさまたちとも妻子とも次郎とも別れを告げた直親だから、そりゃもう今週は退場するだけなのはわかっているのですよ。しかし、今川館で太守様(あるいは寿桂尼さま)と対峙するでも、戦場で華々しい名乗りをあげるでもなく、あんなふうにひそかに、あっさりと、ドラマの主要人物でもないキャラに暗殺される直親ご一行(泣)。こういう作家だってわかってるけど、本当に容赦ないです(泣)

 直親、死なないでぇぇぇー!!

はっきり言って直親めっちゃ好きでした。世間ではとにかく高橋一生がきてて、そのあおりを食らって直親には必要以上の逆風が吹いてて、サイコパスとか、そういう怖い言葉で分断されたりもしていましたが、彼はこのドラマ世界のほとんどすべての人物と同じく、運命に翻弄される、不器用な凡人の一人だったんじゃないでしょうかね。

検地のときに政次をドン落とした所業で悪名をほしいままにしましたが(笑)、奥山を斬った政次をしっかり庇ったことでその借りはきっちり返したように見えたけれど、結局は政次による「少々脅してやれば」で引導を渡されたことになるのかなあ・・・。

でも直親って結局、政次を心底から疑ったことは一度もなかった気がする。「自分と同じく父親のようになりたくないと思っているはずだ」なんて、ものすごく鋭い洞察ですよね。そして最後も、みなが政次の造反(というか、もともと“クロ”だったのでは?と)を疑う中、直親だけが「政次は井伊を守ったのだと思う」と言っていました。そしてまた、直親は、政次のおとわへの思いも見抜いていましたよね。

三浦春馬の出演作品って実はほとんど見たことがなくて、何年も前の(見た目の)印象で、綺麗な顔立ちで柔和で優しいイメージを持っていたけど、身長が高くて、ことのほか骨太な、迫力のある役者だと思いました。「美丈夫」という言葉がぴったり嵌る役だったなあと。

今回は、直親らの最期に泣き、しのさんに泣き、千賀さんに泣き、おおじじさまに泣き、もうずっとうわああああんという感じで、書いてたらキリがないんだけど、今作、財前直見の女優としてのすばらしさを堪能している・・・・。

感情の表し方が、非常にバリエーションある描かれ方をしてると思うんですね。幼い娘に対して厳しく諭したり、夫や兄の不甲斐なさにピシャリという場面もあったし、柔らかい愛情を示すシーンや、夫の首を見て耐える愛を見せるシーンや、しのの懐妊で不意に堰をきったような涙を見せるシーン・・・。そして今回の「直親、とわをつれてゆくでない!」ですよぉ。賢夫人の千賀さんも、あくまで凡人だというのがきっちり描かれている容赦ない脚本なわけだけど、それがいいのよねえ。

直平・新野・中野の3人衆の、いっしょくたに説明された最期も、門を出てゆく演出と共に、あっけなさゆえに心に残った。氏真に屈辱を受ける新野(その背後にいる政次)。「生き残るのにはコツがあるのでございますよ」なんて笑っていた、最後まで気のいい中野。そしておおじじ・直平の「逆縁にならずにすみそうじゃ」。

彼が言った「もしダメなら天命だ」という言葉が妙に心に残った。天命。これまで既に、井伊に連なる多くの者が非業の死を遂げてしまった。直満、直盛、奥山、佐名、直親(と従者たち)、直平、新野に中野・・・。それは天命だったとすると、今、政次と次郎が生き残り、政次は黒い仮面をまとった井伊の目付として、次郎は辻が花をまとう直虎として井伊にあるのも天命なのだろうか。それとも、異なる方法で生き残っている2人は、天命に抗おうとしているのかな?

悲嘆と悪酔いの中で、次郎は「亀にこの身を捧げる、亀の魂を宿す」と決意する。南渓は「女子にこそあれ次郎」と言う。次郎がこうなることは天命のようで、でも、苛烈な運命に挑戦する凡人の姿そのものでもある。政次も同様。ひとつ、覚えておきたいのは、初回の鶴の姿である。おとわの馬に飼葉をやったのも、さらには、「追いつめられて川に飛び込んだ」おとわを助けたのも、おそらくは鶴だろう。おとわは亀の竜宮小僧になろうとしていた、でもおとわの竜宮小僧は鶴だった。おとわ(と亀)にとってもっとも大事なものは井伊である。ということは、おとわは表の、鶴は裏の、ともに、井伊の竜宮小僧なんだろうなと思う。

「ご初代様」は伝説に彩られているけれど、きっとその人も、天に選ばれた存在ではなく、必死にあがいた凡人だったんじゃないかなーと思いつつ・・・ま、虎松の描かれ方はまだまったく不明だからね。2歳になった虎松くん。茫洋とした大器…かおバカさんかの紙一重、という雰囲気を漂わせていましたね。

 

睦月の十四

●1月某日: 朝起きるとまずベランダを見るサク。昨日の雪だるまズはまだかわいく並んでいる。子どもは喜んでいるが、今なおそれだけ寒いってことですよね・・・ぶるぶる。義父の畑でとれたかつお菜とカブを幼稚園に持っていく。カツオ菜ちょうど生協が欠配だったそうでたいそう喜ばれた。

午後、放送大学の試験。駅で降りた後、あらかじめ家で地図を見て、こっちのほうが近そうだな、って目星をつけてた道を歩いたんだけど、途中、線路をどこで越えたらいいのかわからずだいぶ時間くった…。余裕持って出たのでもちろん試験には間に合いました。

『教育の社会学』10名くらいしかエントリーしてなくて、しかもそのうち3人くらいは試験に出てきてなくて、教室は少人数でした。前期に比べると(って違う科目だけど)試験の難易度も高かった。何問か迷ったけど、まあ、単位はとれるでしょう。帰りはスムースに駅までついて、駅前のカフェでコーヒー飲む。緊張感からの解放感、いいね。夫が半休をとってサクを迎えに行ってくれた。こちらも義父の畑の収穫物、大根を8本くらい乗せて。(←まるまる太ってて超重いので大根だけ車の人に頼みました)。



白ワイン飲んで、サクが寝たあと熱燗を少し飲みながら、福岡の飲食店特番みたいなのを録画で見た。今日のゴールデンタイムぶち抜き2時間やってたやつで、アンジャッシュ渡部とか佐々木蔵之介とかが随時出てきたんだけど、これ全国で放送したのかな?違うよね?

 

●1月某日: サク弁、ごはん、鶏と野菜のトマト煮、スクランブルエッグ、おでんの大根とすり身団子、きんぴらごぼう、ほうれん草おかか和え。ちょうど一週間前に引き続き、「サクちゃんお熱ですー」と幼稚園から電話。あらら・・・。

迎えに行くと、お弁当の時間だった。「もう少しで食べ終わりそうだから」と言われ、お部屋の片隅で待つ。生活グループごとにテーブルに座って、それぞれのお弁当を食べる子どもたち。気ままに喋ったり、テーブルを超えて、誰かの発言に反応したり、楽しそうである。サクも笑ったり喋ったりしているし、弁当は完食。これ、2時(降園時間)までいけたんじゃ・・・?とかうっすら思いながらも連れて帰ると、うん、やっぱり熱ありますね。38度3分。しかし熱が出始めて間もないということもあり、病院で測ったら37度4分しかなかったし本人わりとぴんぴんしているので、インフルの検査は回避された。

しっかりおやつを食べた後、鳥の本を見ながらそのまま寝てしまったサク。昼寝なんて最近ではまずしない。やっぱりきついはきついのね。んで、熱も上がってきた。8時に起きてきて、雑炊を食べさせる。よく食べる。そういえばテレビのリモコンを操作しながら

「8じか・・・えーっと、おかあさんといっしょ・・・あれ?」

とか言ってたんだけど、9時になるまで今は朝だと思っていたらしい。

「え! よる? あー、すごくくらいなーとおもった」 ですと。その驚きを15分くらい引きずって自分で笑っていた。

 

睦月の十三

●1月某日: 起きたらだいぶ良くなってた! やっぱりねー! 午前中、車に荷物とり&近くのスーパーに買い出しに、3人で行く。すっごく寒い。すごい寒さにサクのテンションが上がっている。「ゆき、ふるかなー。とうちゃん、ゆきふったら、ゆきだるまつくろうぜ!!」 

昼ごはんは、一昨日の鶏スープを加工して(夫が)作ったミネストローネと、バケットなど。「おお、きょうはおしゃれだな!」とサク。うまい・・・。ミネストローネうまい・・・。味覚があるって最高・・・。外に出たのはせいぜい30分くらいだったのにすごく疲れて、食後ふとんに入ったら2時間近く寝てしまった。そして起きたら、気分がものすごくスッキリしていた。夫はヒマにあかせて(?)サクを手伝わせてあちこち掃除してた。定規で冷蔵庫の扉のよごれをこそぎとることに励んでいるサクさん。

全豪オープン錦織×フェデラー、序盤は5ゲームくらい連取してたのに、そこから5ゲームくらい連取されちゃって、半年ぶりに実践復帰した35才フェデラーの強いこと! そして会場のフェデラー人気! フィギュアにおける真央ちゃんみたいな人なんでしょうね、世界じゅうどこに行っても彼/彼女が出てきて魂のこもったパフォーマンスすると、応援せずにはいられない、っていう。錦織、フルセットまでいったけど負けちった。

夜ごはんは、刺身の残りと、おでんのスープを加工して野菜をたくさん入れたやつと、かつお菜のおひたし。サクと夫は、昨日もらったらしいお惣菜のコロッケも食べていた。鉄腕DASHスペシャル。

 

●1月某日: サク弁はおでん弁当。牛すじ、こんにゃく、大根。その他、卵焼きとソーセージと小松菜おひたし。雪です! 夜の間にけっこう降ったらしい。往来のある道にはないけれど、屋根や草木や車などは真っ白に冠雪。「ゆきだよー」と言ってサクを起こすと一発。「おおお!」と喜び勇んで登園。スタッドレスタイヤをつけてる友だちが、近隣の子どもたちを集めて乗せて行ってくれた。本当に有難い。

twitterの相互フォロワーさんからアイデアもらって、私のひるごはんは昨日のおでんスープ野菜入りにうどん玉を入れて食べた。あったまる。

迎えに行くと、私を見つけて開口一番「ゆきだるまつくったよ!!!」と。寒さは残っているものの陽がさしていて、子どもたち外に出て遊んでいる。昼間も存分に雪遊びができたらしい。マンションの植栽の上の雪をかき集めて雪だるまを作り、家に持って帰る。ベランダにも雪が残っているのを発見したサク、裸足で(やめてくれ・・・)ベランダに出て先ほどと同じ大きさの雪だるまを作り、2つ並べていた。夜ごはんは、豚汁、アジの干物、小松菜。寒いから、汁物デイズ。

 

睦月の十二 / Mステに菅田将暉!!

●1月某日: 雨がけっこう降っていて、近所のお友だちに一緒に乗せてもらって登園。寒波がきていて、寒い。サクは熱もなく元気な朝だったが、私のほうが喉に違和感。鼻水も少し出始めた。家に常備している風邪薬(改源)が切れていたので、買いに行って飲む。で、まだまだごくごく軽いと思っていたら、急激に進行。来週の試験に備えて今日はみっちり勉強しようと思っていたが、午後からはだいぶ参っていた。断続的な雨と強風で、どうしようかなと思っていたらクラスの友だちが乗せて帰るよと連絡してくれて、ありがたくお願いする。助かった~。

はたして、「おひる、ちょっとゆきがふった! そとにでてあそんだよ!」と元気に帰って来たサクが、上着を着ていないではないですか。「あれ? あー、へやのなかにおいたままだ、たぶん」ですって。気温5度くらいのこの寒さの中、よく、ジャンパー忘れてこれるよね・・・! 本人は全然気にせず、「じゃっじゃーん!」と、「コマ袋」を誇らしげに披露。なみ縫いや玉結び、玉止めを教わり、中表にして縫うところから始まり、袋口を作り、ひもも通して完成した力作だ。「サクちゃんのは全然手伝ってないんですよ~」と先生が言っていたが、かなり上手にできていた。やるな…小学校で要る袋があれば、自分で作ってくれ…(うちにはミシンがない)。

夜ごはんは、鶏と根菜のスープ煮。小さいカレイの干物。小松菜とささ身の和え物。スープ煮が風邪っぴきの身に優しい。夫につきあって(いや、別に付き合う必要はないのだがw)梅酒のお湯割りを少しだけ飲みながら、Mステスペシャルで菅田くん@グリーンボーイズを見た。




出だしのフレーズからサビで、音も高いし、ソロだし、すごく緊張するじゃないですか。そこを立派にやってのけたの。そしてそのあとは、歌をこなすんじゃなくて、ちゃんとパフォーマンスになってる。途中からは彼自身すごく楽しんでるようだった。菅田くんすごい。





あ、今夜はこんなこともありました。

 

●1月某日: 義実家に泊りがけで遊びに行く予定だったが、風邪具合が悪いのでパスしようと夫が言ってくれる。うっうっ、ありがとう、あの地は本当に寒いからね…。でも、サクは楽しみにしてたし、先方でもおでんとか仕込んでくれていたようだしってことで、夫とサクは日帰りで行くことに。うっうっ、ありがとう、いってらっしゃーい、バタンキュー。と寝たいところだが、横になると鼻が詰まったり、鼻が詰まっているのに鼻水がタラーと垂れてきたりして、あまり眠れません。



ええ、休養が何よりの薬ですよ…。サクは楽しんで帰ってきたようでよかった。大きな公園に行ってローラーコースターを滑ったり、鳥の観察もいろいろできたようで。んで、おでんやお刺身などいろいろもらってきてくれてよかった。んでも、嗅覚とともに味覚がダメになってて何を食べても味がしなくて食べる気になんない(泣)。しょんぼりしてたら夫が大いに同情してマッサージなどしてくれたせいか、蒸しタオルで鼻を必死にあっためた成果が出たか、2時間後くらいに回復したのでおでんの大根とか卵とか、カンパチの刺身まで美味しくいただきました。さすがに酒を飲む気にはならず…。

 

『おんな城主直虎』 第11話 「さらば愛しき人よ」

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えーっと、「答えはひとつではない」って言ったよね。言いましたよね? 初回から繰り返していますよね?!

思いきり、ひとつの答え(破局)に向かって突き進んでるやん!!!(泣)

次郎は大丈夫じゃない?って感じだし、おまえが決めろと言われた政次も嫌な顔するどころか「俺だって共倒れはごめんだ(キリッ」なんつって即断だし、それで直親はすっかりその気になっちゃって、おまえら「三人集まれば文殊の知恵」じゃないのかよー! 三人そろった途端にこの始末かよ!!

キム兄のときだってうまくいったから、ほっしゃん程度は余裕かなって思ったらこの展開だよ!!

しかし浅丘ルリ子だからしょうがない・・・寿桂尼だからしょうがない・・・ここは戦国・・・

若く未熟な者たちのひとつの失敗が、命に直結してくる。

自分が行けばそれで済む話(直親)
自分は今川の目付です(直次)

井伊を守るにはそれしかないとわかっている。

もう見送るのはイヤじゃ(直平)
(息子を)ごらんになりたいかと思って(しの)

周囲も全員、直親の死をもう受け止めかかってる。違う道はないのかよー!!

あれだけヒステリックで激情家のしのが、夫との別れに際して、取り乱さない。
また、あれだけプライドが高く夫の尻を叩いていた瀬名が、すっかりしょげていて、「今川をとるため」と口では言ってるけど、自己肯定感ゼロみたいになってる。

傾いてるはずの今川が怖い。松平はもっと怖い。これから信長も出てくる。海老蔵やし! 柳楽くんまで出てくる。戦闘能力高そうでなー!

直親の死を前提とした人々の中で、経を唄うのこそ断ったものの、「一緒になろう」には頷いていしまう次郎が悲しい。抱きしめられると思いが飽和するよな。次郎にとっても、直親はたったひとつの甘美な思い出。

この2人、思い出といえば子ども時代だけだし、逢瀬を重ねるとか苦楽を共にするとか愛憎渦巻くみたいな、男女の生臭さとは無縁だった。恋に恋して、はかない面影を支えにして。直満の死という重さ、禍々しさが横たわっていても、や、だからこそ? 思いは甘美で綺麗なままだったのだなあ。

遠ざかる背中に、「どんなことをしても戻ってこい!」と叫ぶ次郎。こうして為すすべなく直親を失った次郎は、井伊の難局を双肩に背負い、「ひとつとは限らない答え」を必死で探し求めてゆくことになるのかなあ・・・。

井伊谷に帰還した時は「なんか怖い」と思えてならんかった直親のクシャッとした笑顔が、泣き顔のように見える日がくるなんて。脚本演出の確かさよ・・・!

先週の、馬のいななきで終わった「動」の、少年ジャンプ的なラストとは対照的に、一陣のつむじ風のあと敵に囲まれている、という静的な、しんと背筋が冷えるようなラストだった。