『西郷どん』 第6話 「謎の漂流者」

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2016『真田丸』第1回以降、次の放送回までに感想を書くというのを106週続けてきましたが、ついにこの回で途切れてしまいました。が、今までがおかしかったんだと思いますw いえ、幸運だったんだと思います。平穏な暮らしの証左です。

といっても、今週(もう先週か)、私に何か事件が起きたわけではなく、単に子どものインフルとかオリンピック視聴とかイベントの打ち合わせ、準備等々で忙しかっただけですのでご安心ください・・・って心配されてないと思いますがw

で、感想が間に合わなくても「西郷どん」を私はけっこう楽しんでます。なんか、ウケるw 


先に牢に放り込まれていた、いかにも怪しげな洋装の男に水を飲ませたり暗殺者からかばったりする吉之助さぁも、いかにも怪しげな洋装の男に大事なご飯を食べさせ親身に接する西郷ファミリーも、「出来すぎ」「ねーわwww」ってよりも、割と「いや、いるよね、こういう人たち」って感じで。そんなふうに思わせる、掛け値のない優しさ、わけもない鷹揚さを、鈴木亮平や松坂慶子が醸し出してると私は感じる。

それにしても、正助がもってきた辞書の使い勝手の良さよ! google(検索だけじゃなくて、googleホーム機能)ついてるんかーい、っていうw 

吉之助さぁが投獄されたと聞くと二才たちも追いつかない勢いで疾走する糸さぁ。「つい、我を忘れて…」って、「つい」っていう距離じゃなかったよw 

でも、前回の「下駄が頭に命中」から今回ラストまでの糸さぁの初恋譚は何だかよかったなあと思うのです。1年間の大河ドラマ、のちに振り返ったとき、「あー、ああいう若い日々もあったなあ」と懐かしく思い出せそうな気がしたのです。たぶん、演出?撮影?の上手さもあったと思います。

正助さぁに言われて思いを伝えに行くも、吉之助に「海老原より正助のほうがよか男と思うぞ」と頓珍漢な提言を受けて、「今、嫁ぐことを決めた」という糸さぁは綺麗だった。そして、「私が好きなのは吉之助さぁだった」と言われて、世にも情けない鳩が豆鉄砲顔になる吉之助もすごくよかった。主人公が惚れた腫れたに鈍感すぎるのは王道で、視聴者をイライラさせるとこでもあるんだけど、鈴木亮平はイケメン度ゼロ、芋侍度100を押し出してきてるので、妙に納得するんだよね。

花嫁行列を見送る複雑な表情もよかった。

さて、ジョン万さぁがやってきても、おっかぁとラブの話しかしない西郷・大久保は、いつ幕末に目覚めるのでしょうかw