今さらですが、衆議院選挙の個人的総括…からの、特別国会が始まってますね
政治家は政策や能力で選ぶべきで、同属だから・握手して話したからなんて理由で応援したり投票したりするのはおかしい。・・・とは思う。基本的に。
でも、実際、たまたま7月に自分の区の元議員さんと勉強会をしたのは大きかった。
(・・・というわけで、そのときのレポートにまたリンクを貼ります)
mamajanaiwatashi.hatenablog.com
民進党分裂からのモロモロもあったしね、彼を素直に選挙で応援できたわけじゃない。
でも、勉強会に一緒に参加した友人たちはみんな、
これまでより関心をもって選挙を見つめてたと思う。
ここ福岡2区は全国有数の激戦区だったしね。
で、今、国会中継を見たら、彼が国会議員として席に座っている!
これは「おおっ」て感じます。
議員として彼が国政で何を発言しどんな活動をしていくのか、
これからも気になって見ていくだろうなと思います。
やっぱり、政治や政治家を、何らかの形で身近に感じることが、政治参加への第一歩なんだ。
そういう意味では、
候補者たちが辻立ちをしたり、地域の行事にせっせと参加するのもわかるなあと思うようになった。
それから、3月にSEALDsで中心にいた女性とランチする機会があったり、
那珂川町の議員伊藤さんや、市民ネットの方たちと出会ったのも、
私にとって大きなきっかけでした。
◆
逆に言えば、
予想段階で結果がわかりきってる選挙区に住んでいたり、
候補者がどんな人物なのか知る機会がなければ、
そりゃ関心も持てないよねと思う。
選挙やりますってなっても、ふーん、てなもんだよね。
「自分から情報をとりにいって勉強するのが有権者の義務だ。」
というのは簡単だけど、
それが難しい事情もわかる。
選挙がどんなに大事なのか、
政治がどんなに自分たちの生活と未来に影響するのか、
日本では教えられる機会がほとんどないから。
世界を見れば、がっつりと主権者教育・歴史教育する国もあるけど、
日本は全然だもんね。
政治の世界に楽しい話はあんまりない。
難しい話だったり、汚いヤジだったり、スキャンダルだったり…。
政治的なことを声高に主張する人は往々にして攻撃的だったりもする。
そういう雰囲気にうんざりした多くの人が、
政治から距離を置く。
関係ないよ、自分にできることなんてないよと思う。
自分の生活だけで精一杯だからと。
そうやって、良識ある多くの人々が政治から離れれば、
それは、権力側にとっては好都合なんだよね。
投票率が下がれば、選挙は与党に有利。
黙ってても議席はとれる。
議席がとれたら、法案は通る。
だから説明する必要なんかない。
いろいろあっても、しばらくすれば、忘れてくれるし・・・。
って感じ?
で、選挙後、
「特別国会は7日間。所信表明はしない」
「国会での野党の質問時間を減らす」
「加計学園、認可!」
「教育無償化は、認可保育園だけ」
「大学は、実質はローンね。卒業したら返して」
「国の文書は1年で捨てるルール作ろうかな」
などなど、さっそく、いろいろ言い出した。
おいおーい。
謙虚に、丁寧に説明するって話はどこいったー?
ま、驚きはしない。
この政権は今まで5年間、ずーーーっとこういう感じだったのだ。
「選挙で勝ったんだから、これだけ議席を持ってるんだから、我々は国民全体に信任されている」
と言わんばかりのスタンス。
現政権を選挙で勝たせるとは、そういうスタンスを許すこと。
今回また、そのスタンスを許したということだ。結果的に。
だから、選挙後、あんな話やこんな話が出てくるのだ。
◆
ただ、希望はあって(希望の党じゃないよw)、
ひとつは、与党内部に、政権へNOを言う声が出てきたこと。
まったくもう、やっとこさだよ。
当選した翌朝、福岡10区の山本幸三議員(自民・加計問題でアレだった人だけどさ)が、
「9条改正は絶対反対」
と言った。
「自民党内部でも、ぼくら宏池会は基本的にそういう考えですよ」
と。
特別国会は、7日間でなく、39日間開催されることになった。
野党の質問時間を減らす案にも、与党内から苦言が出ているという。
(実際どうなるのかはまだわからない・・・注視)
そして、立憲民主党ができた。
これが一番の収穫。
「私はこの政党を支持します」
と言える政党ができたのが。
個々の政策はまだ見えづらい面もあるけど、
枝野さんたちの言葉には力がある。
言葉に力があるのは、根っこに理念があるからで、
政治家や政党の理念に共感できるってすごくいいなと思った。
昨日の国会での代表質問もとてもよかった。
言ってることがちゃんとわかるし、「それな。」と思えるので、聞いてても短く感じる。
(全文はこちらにあるよ!)
https://www.facebook.com/rikkenminshu/posts/129296784423272
自分たちが政治に対して求めることを
言ってくれる・やってくれる政治家を
議員として国会に送る。
それがまっとうな形なんだよね。
逆に、理念に賛同できない政治家や、
理念が見えない政治家しかいないのはつらいことだよな、と。
政治家が身近に感じられない、支持する政治家や政党がないのは、
当たり前でしょうがないことじゃないんだよね。本当は。
市民として、不幸なことなんだよ。
◆
立憲民主党はSNSでの伝え方が上手くて、いい感じに盛り上がってる。
(街宣やSNSでの戦略には、元SEALDsの人たちの貢献もあるみたい。
こうやって、草の根が積み重なってリンクしていくのも、いい感じ。
やっぱり、無駄なことなんてない。失敗も糧になる。)
【ママじゃな】相方のちひろちゃんとも、こないだ、
「推しを明言していきたいよね」
と話した。
「立憲民主党を支持しています」
「草の根からの民主主義に共感します」
と堂々と言いたい。
なかなか堂々と言えない日本の世の中ですが・・・
言える人から言うことで、変えていくしかない。
私は、twitterもfacebookもやってて、
私のタイムラインには、
大河ドラマや朝ドラとか、
歴史関係、
音楽、映画、テレビ番組、
役者、アイドル、
フィギュアスケート、
子育てあるある、
おいしいごはんやお酒、
友だちの表現活動やイベント、
友だちの近況報告などなど、
いろんなことが雑多に流れてきます。
その中に混じって、
ジェンダーや家族や教育の問題、
そして
政治のことも流れてきます。
そこまで含めて私の日常だと思ってます。
そこまで含めた私の日常を、
私もまた書き散らかして、誰かのタイムラインに流しているわけで・・・。
うんざりしないで、見てくれる人がいたらうれしいのですが。
あまりに多いとうんざりしますよね。ごめんなさいね💦 適当に流してね。
できれば、たくさんの人の日常にも、
自然な形で、政治が含まれていくといいなと思っています。
それは私たち自身のためになるはずだから。