如月の十二

●2月某日: サク弁。ごはん(のり)、ポークビーンズ、たまごやき、ポテサラ、きんぴらごぼう。インフルBが流行ってて、週明けの今日もクラスの4割近くがお休みだった。また学級閉鎖になるかもしれない・・・というかサク自身が罹患するかもしれない。どきどき。今日は友だちにとっても美味しいチョコレートをもらった。目が覚めるような美味しさ。大事にひとかけらずつ食べよう。普段甘いものを欲することってそんなにないんだけど、このチョコは幸せを届けてくれるわマジで。

夕方、マンションの非常ベルが鳴った。急いでサクに上着を着せて、最低限のものだけ持って階下まで降り、周囲を一周してみる。今、工事が入っているのもあるし、まぁそうじゃなくても年に何度かは誤作動がある。人生で耳にする非常ベルの99%は誤作動や避難訓練だと思う、でもたった1回ほんものの火事に行き合えば大変なことになる。前に読んだんだけど、「どうせまた誤作動さ」みたいに思うのを心理学用語?で「正常性バイアス」っていうらしい。そんな非常事態が起きるはずはない、と思う本能。本当は人生、あらゆる非常事態の可能性があるけど、「明日事故にあうかも」「明日病気になるかも」とすべてを警戒し続けたら生きていけないから、「なんとなくだいじょうぶ」「まずいことは起きない」って思いたがる本能で生きてる、というか。だから本当の非常時でも「まさか」と思って対応が遅れてしまうらしい。それ読んでから、非常ベルが鳴ったら必ず警戒するわたくし。私が動き出すと、サクがすぐに「ひなん?!」と言ってテキパキしだした。園の避難訓練を思い出したらしい。

夜ごはんは、鶏手羽と大根煮、ひき肉・キャベツ・えのきのオイマヨ卵とじ、ポテサラ。今日もUNO。サクがまた、あがれるのにあがらないw

 

●2月某日: 友だちから美味しい卵をもらったので、朝は卵かけごはんに。おっ・・・おいしい! 全然違う! くさみがない! 「くさみがないんよ」と言う友だちに、「卵にくさみなんて感じたことあるか?」て思ったけど、この卵には「くさみがない」に尽きる! もちろん飼料が違うのだそうだ。だからもちろんお高い。日常使いはできまへん。

サク、うっかり昼寝(夕寝)してしまって起きてから号泣。くらくなってるからかなしい、もっとあそびたかったのにー、と号泣しながらもハッキリと言葉にするのが頼もしい。かなり泣き続けた分、気が済んだらご機嫌になる。夜ごはん、豚や豆腐、野菜のすき煮ふう、きびなご揚げ、大根おろし。







●2月某日: 今日、目に見えているものだけが今日の成果ってわけじゃない。と、ふと、思う。インフルBで休んでた仲良しの友だちたち、今日から登園予定だったけど今日もお休みしてた。でも、迎えに行くと、別の友だちと走り回って遊んでる。幼稚園生なので先生の目が行き届く人数であることは大事だけど、転出が続いてかなり人数が減ってるので、もうちょっと…引っ越してきた人とか入ってこないかなあ・・・と思うんだけど、今幼稚園の周辺は絶賛大工事中なので、私が親なら好き好んでは入れないよなあ・・・この辺にはいくらでも選択肢あるし・・・。夜ごはん、かつとじ、味噌汁、さつまいものきんぴら。ポテサラ、トマト。